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続きお願いします(*´∀`*)
続き楽しみにしてます!
ドアの空く音が体育館に響いた。
「あ?お前らが *Daphne odora* か?」
「なんだ、随分と数が少ねぇな4人だけか?」
「まあ、いい。」
「お前ら、いけぇぇぇぇ」
「ぶっ殺せぇぇええええ」
「うぉぉおおおおおおおおお」
先頭にいた男の声に続き次々と襲いかかってくる。
蛍と京でみんながいる舞台に奴らを乗せないようにしつつ他のも倒し、
俺とボスで出入口から入ってくるやつと体育館にいるやつを倒す。
倫、賢二、研磨で外にいるヤツらを倒していく。
そうしてどんどん敵を倒して言ったが殺しても殺しても奴らが襲いかかってくる。
どうやら他の所とも組んで来ているらしい、
キリがない。
今の所バレー部に怪我は無く、俺たちの体は少し怪我をしていた程度だったが体力の限界が近かった。
俺は倒れている人につまづいて体制を崩してしまった。
すると次の瞬間何かを刺すような音が聞こえた。
俺は昔から耳がよく、人の悪口やヒソヒソ話が聞こえることがよくあった。
俺は嫌な予感がした。
恐る恐るその音が聞こえた方向に目を向けてみた。
俺の目に映ったのはナイフで刺されたボスの姿だった。
「ボ…ス?」
ボスはふらつきながらも敵を倒していった。
俺はボスのものに駆け寄り援護した。
だが、深く刺されたのだろう。
大きな音を立てボスはその場に倒れ込んでしまった。
俺は急いでインカムで 皆に報告した。
俺たちはボスを刺された怒りで体力の限界なんて嘘だったかのように一瞬で終わらせた。
その時の俺たちはフードは取れていて、よく見れば俺たちが誰なのかがわかる姿になっていただろう。
俺たちはそんなこともお構い無しに
ボスの元へ駆け寄った。
静かになったのが分かり、バレー部は目を開けた。
だけど、誰一人として話しかけては来なかった。
俺たちが誰なのか気づいただろう。
聞きたいことが沢山あるだろう。
それでも誰も話しかけてこないのは、
俺たちの様子を見て気づいてしまったのだ。
彼らが見た光景は
目を瞑っているボス。
そしてボス取り囲んで泣いている俺たち。
ボスに咲いていた花は、
枯れていた。