お久しぶりすぎて顔ない
𓏸 黄水
𓏸 R18
👑「…….こさめちゃん」
🦈「ん〜?」
換気もせず真っ暗な部屋で雑にソファへ腰掛け、韓国ドラマを観るこさめちゃんの隣から立ち上がり、俺は窓を大きく開けた。
俺はこの部屋に密閉された濃度の高いこさめちゃんの吐息に毒されるのも悪くないけどね。
👑「…なんか、ずっと多言語きいてたらちょっと耳疲れちゃった」
👑「気分リセットしようよ」
わざわざ一時停止を押してキョトン顔で俺を見つめるこさめちゃんを横目で確認する。
わざと目線は絡めず、俺は冷蔵庫の元まで足早に歩みを進める。
👑「ちゃんとこさめちゃんのために2本買ってきたんよ、えらいでしょ!」
意図的に歪に凹んだラムネ瓶をひとつは抱え、もうひとつは手で握る。
はいはい、と言わんばかりに適当な笑みを浮かべたこさめちゃんの手がラムネ瓶に付着した俺の指紋と間接的に交わる。
🦈「めっちゃ夏って感じやな」
👑「これが青春ってやつや!」
🦈「それはちょっとちゃうかも」
嘲笑するようにいやらしく微笑んだこさめちゃんは躊躇なくベリベリとラベルを剥がしていき、コルクを抜く。
途端にしゅわしゅわと炭酸が水中で泡立ち、瓶を傾けるとカランと涼し気に音を響かせる。
🦈「っ…..ぷは、うめ〜!」
👑「おじさんみたいな感想やめてやw」
こさめちゃんは手の甲で口元を雑に拭い、控えめにラムネ瓶を揺らつかせる。
少し色気があるな、なんて。
🦈「はぁ?おっさんはみこちゃんやろ!」
👑「俺まだ飲んでへんしっ!」
何度もカランと音を立てるラムネ瓶の中のビー玉とアクアマリン色のこさめちゃんの瞳がそっくりだ。
何を思ったのか、俺は思わず吸い寄せられるように俺はこさめちゃんからラムネ瓶を奪って口をつけた。
🦈「え、ちょっと!?」
🦈「なんで飲むんよ、自分の分あるやろ!」
動揺するこさめちゃんの声には耳を傾けず、俺は瓶を傾ける。
ゴクリと喉を通り過ぎる際に、ツーッとした炭酸飲料特有の刺激を感じる。
👑「…っ、…..ん、」
もう要らないラムネはどんどんと俺の喉仏に流れ、どれだけ傾けても俺の元へとは流されてくれない透明のビー玉。
消費者が飲みやすいようにと造られた設計者の善意が少し憎らしい。
俺はラムネの味よりもこさめちゃんに近しいビー玉を欲しているのに。
👑「…っやばい、キンキンする…」
🦈「一気飲みしたらそりゃそうなるわ」
🦈「…じゃなくて、こさめのなのにみこちゃんほぼ飲んだじゃん!」
悲しげに、それに加えて不満げに揺れるこさめちゃんの綺麗な瞳。
俺に焦点が向けられて、ぱちっと目線が絡んだ。
👑「…..ねぇ、ラムネのビー玉は飲めなくてもこさめちゃんのことは呑めるよ」
🦈「は?ちょ、みこちゃん…?」
こさめちゃんから無理に奪ったラムネ瓶は本人に返さず、今度は少し離れた机にそっと置く。
なににも侵されていない空いた手でこさめちゃんの肩を掴み、ゆっくり後ろに押し倒す。
👑「大丈夫、こさめちゃんが素直になればラムネの炭酸はそんなに抜けないから」
🦈「なにいって、…っ」
よくわかっていないような反応をみせてくれるけれど、顔がほんのり赤くなっていることくらい全てお見通しだよ。
不器用ながらに隠した行き場のない恥じらいを内側にしまっているのだろう。
👑「…わかってるくせに」
少し期待を浮かばせたこさめちゃんの唇を優しく塞いであげた。
物足りないとでも言わんばかりに恥ずかしそうに顔を顰めたこさめちゃんは、この後存分にされることをこさめちゃんは知る由もないのだろう。
🦈「っや、…っう、〜〜〜゙…っ、♡」
🦈「やら、っやぁ…っみこちゃ、…♡」
喉仏で炭酸の泡が弾けるように、こさめちゃんはベッドの上で何度も何度も身体を反らせて欲求のままに白濁液を弾けさせる。
余裕なさげに俺の名前を呼ぶ姿に、何度も無自覚にも煽られる。
👑「いやじゃないでしょ、っ…♡」
👑「ほんとのこと言ってや、…なぁ…♡」
🦈「ぁ、っう、…ゃ、…..♡」
快楽によってか、塞がらないこさめちゃんの口から粘度の高い唾液がとろりと滴る。
銀色に輝くいやらしい唾液だ。
🦈「きもち、ぃ…から、ぁ…っ、♡」
🦈「みこひゃ、…っみこ、…♡」
ごめんなさい。そう言わんばかりに大粒の涙を零して身体をびくりと震わす。
本当はもっと謝罪の意をもって名前を呼んで欲しかったけれど、まぁ駄犬なこさめちゃんだしと妥協。
👑「うん、素直なこさめちゃんがいちばん好きだよ、っ…♡」
🦈「ぅ、いく、…っ…ぃぐ、…/♡」
少し掠れた上擦ったこさめちゃんの声。
もっと聞きたいと思う反面、俺が更に潰してあげたいと矛盾したことを思ってしまう。
👑「…っこさめちゃん、…..♡」
🦈「っあ、゙〜〜〜〜、…っ…♡」
🦈「かは、っ…ひぐ、…♡♡」
成人男性とは思い難いくらいに細々としたこさめちゃんの腰を掴んで、欲求のままに腰を振ってみる。
炭酸が抜けてしまう程のはやさで、こさめちゃんは限界に達したのかなんと言っているか聞き取れない声を出しながら瞼を落とす。
🦈「…..っ、゙…..♡」
👑「うぁ〜、やっちゃった…..」
余韻でびくびくと反応するこさめちゃんの腰を抑えて、ゆっくりと肉棒を引き抜く。
自我のままに暴走してしまったことは後で謝るとして、頭の片隅に放っておいたラムネ瓶がふと脳裏を過る。
👑「…..ぅ、おいしくない…」
机に手を伸ばし、残り僅かのラムネを飲み干しても喉に刺激は来なかった。
気の抜けた炭酸は想像通り美味しくないけど、何故かこれまでに無いくらいに甘く感じた気がした。
コメント
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1000人おめでとーーーー う 祝福 👏🏻✨ 投稿久しぶりでうれぴみ😽 没じゃないよねコレ、うん なんかラムネ飲みたくなった↕🍻 関西 × 関西 良きでした 安定黄水流石でした 美味でした
いやでも私はほしのちゃん投稿してなくても沢山話してたから( ・´ー・`)🩷⬅️ 今回のお洒落すぎる、可愛いー😭 私炭酸とか海とかそういう水系の表現が大好きなんだけどほしのちゃんの表現の仕方が素敵すぎる(ᐢ⸝⸝>̶̥̥̥᷄ ·̫ <̶̥̥̥᷅⸝⸝ᐢ)꜆꜄💛🩵 珍しく黄さんが強引でてぇてぇすぎるおうてん(おい) ちょっとSM感あるの大好きやばい🤦🏻♀️❤︎ ほしのちゃんだいすき!ー!!!!!!!!!!!
何これ浮上を待ったご褒美ですか?????? 暑くなってきた今日この頃にピッタリの作品で最高🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️❤️🔥❤️🔥 あーー黄水って、いいなぁ………(遠い目) ラムネくらい甘い作品で最高の日曜日を迎えております…🫠🫠👍🏻👍🏻 なんかほんとに好きで逆に何書けばいいかわからなくて死ぬ ほん𝒎𝒐𝒏𝒆𝒚(⬅️古い)可愛いです黄水、どうしてくれます?? 最高の作品みて目覚めました夜はこれから👆😄👆✨🥂