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注意
百合
ネット
別れ話
誤字脱字有
フィクション作品
⎯⎯⎯⎯⎯視点入れ替え線
「あのさ、別れよ…。」
そう貴方から告げられた。3月31日ちょうど私達が付き合った1年記念日だね。
「ごめんね。他の人と幸せになってね。」
別れる前提らしい。2件貴方からのL○NEは溜まっている。現在、電話している友達から声震えてるけどどしたんって言われた。今の自分の感情は分からないけどたぶん泣いている⎯。
⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
勇気を振り絞って送信ボタンを押した。5分,10分ましてや3時間経っても彼女からは返事は来ない。私と彼女のL○NEではこれが当たり前。1週間、彼女が未読無視した最高日数。
そういえばこの前Twitt○rを見ている時彼女の垢を見つけた。プロフィールを見ていると💍@____と書かれていた。驚きで浮気を疑ってしまった。多分それが別れ話の最初なんじゃないかな⎯。
「依存しすぎな?」
「ごめんじゃーん!まだ⎯⎯なんだもん。」
私は幼馴染から馬鹿と言われてしまった。彼女の事を話してうちの子?全然そーいうの私探らなかったわと言ったら言われちゃったんだよね。その返しが私を更に暗闇に突き落とした。もう別れたらなんて笑…。
別れたくないけど…という最悪な気持ちで私を殺していた⎯。
電話越しのネッ友の声。○○大丈夫?俺が傍にいるよ?今はもう全て偽りの声に聴こえる。ネット恋愛。私の居場所そして狂わせた場所。現実とは違う偽りの私。現実と同じ彼女が大好きな私。そしてネッ友の返事を言う。
「ん~?大丈夫だよ!××とは別れてきた!!誰にも言わないでね、秘密だよ?」
「で、でも泣きそうな…声」
「この声は前からの鼻声だから気にしないで~笑」
そしてしばらく話して通話を切って彼女の垢をB済みにし、カレンダーの記念日という文字を消した。
さようなら私の1番嫌いだった人。