始まり
wrwr国本部より___
美しいギラギラと輝く太陽
幹部たちの鍛錬の汗とともに輝く
幹部たちは今日も総統を支えるためにこの身のすべてを捧げていた
そんな幹部たちが張り切っている時
総統室では紅茶と甘い茶菓子の匂いが漂っている
そして…
気高く王の風格といってもいいほどの男…
赤いルビー色の目は自由で満ちていた
星屑のように輝くその髪は誰よりも似合うであろう
お察しのとおり彼がwrwr国総統…グルッペン・フューラーだ
楽しそうに窓の外を見つめてニヤついている
なにか悪さでも考えているのだろうか?
gr「~~♪」
だけどそれは総統様だけではなかった
それは総統室の左側の壁に描かれている1つの大きな絵画だった
作者は不明…だけど絵画名にはこう書いてあった…
人の名前だろうか
だがそこには人らしき人物は描かれていない
では一体どこに?
よく見て下さい
総統様の机に誰か少女が座っているようだ
まるで絵の中から飛び出してきたのかと思うほどの美しい少女
クスクスと愛らしく笑っている
まるでヒマワリのように笑う彼女にもう釘付け
絶世の美女とはまさにこのことではないだろうか
戦争好きの総統とは全く無縁にしか見えない
−−−「~~~♪」
gr「またその歌か?フッw」
−−−「歌を歌っているとなんだかと~っても幸せに慣れる気がするのクスッw」
gr「相変わらずお前は”愛”が好きだなw」
リューシル「だって素晴らしいとは思わない?フワ…」
リューシル「愛は年齢制限がないわ!好きな人を愛していいの!」
gr「私はお前と真反対の人間だからな…wあまり分からんw」
リューシル「そうなの?」
リューシル「ん~…どうしてかしら?」
gr「はいはい…午後は雨が降るから外に出るんじゃないぞバサッ!」
リューシル「はーい!」
gr「それと、会議を今から開く」
gr「少しの間絵画に戻っておけ」
リューシル「え!またあの堅苦しいお茶会をするの!」
リューシル「絶対に嫌!フンッ!」
gr「スッ…」
リューシル「何かで釣ろうとしてもダメ!(((なん…だから…」
gr「お前の大好きな狼のぬいぐるみでどうだ?」
リューシル「キャー♡グルちゃん大好き~!ギュッ!」
gr「フッw(相変わらずちょろいな」
リューシル「じゃあ頑張るね~!//フリフリ!」
gr「じっとしとくんだぞ~」
リューシル「分かってるわ!ポヨン…」
gr「全く…w困ったお姫様だw」
絵画はさっきの花畑が広がっているだけはなく
美しい少女が花冠を頭に乗せて笑顔に笑っている
そしてさっき渡されたぬいぐるみと一緒に…
gr「さて…カチッ」
gr「幹部に招集の連絡をかける」
gr「これにより…」
リューシル「もう!絵の中で居るのって大変なのよ?!」
リューシル「じっとしとかないといけないんだから!」
リューシル「そうだ!今度ぜひ参加型?してくれてる人達も来てみたら良いわ!」
リューシル「グルちゃんのお友達の子の茶菓子がいつも美味しいのよ!」
リューシル「あら!もう時間だわ!」
リューシル「じゃあね!」
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