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病院。 加内。
「、、才子ちゃん、、何だか寂しそうでしたね、、」そう物宮君は俺に言った。「、、うん、、何でかな、、」急に両親が恋しくなったのかな、、まだ、、まだ15歳の子供だし、、「、、物宮君、、申し訳ないんだけど、コレで僕の夜ご飯買って来てくれる??」「あ、ハイ、わかりました」「ありがとう」
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次の日。 専務室。 翠。
「失礼します」「お、こんにちは八木専務」そう梵は席を立ち、八木専務と握手を交わした。「あぁ、、礫街専務」「この度はうちの者が申し訳ありませんでした」そう八木専務は梵に頭を下げた。「私に謝られても、、ww私はただ資料が欲しいだけですから、くださります??」「はい、、コレを」「1週間程度で返します」「ハイ」「、、興次主観、、」梵は八木専務の後ろにいた興次主幹に話しかけた。「、、、、」「bloodが絶対悪だと思うならうちのbloodを見て帰ると良い、、」「、、、、」「、、私も少々此処のblood達に興味がある、、拝見してもいいか」そう八木専務は梵に言った。「えぇ、是非、、!!、、しかし覗くだけにしてくださいね、彼らと会話はしないでください、、遊馬主幹、誘導宜しく」「、、あぁ、、」
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養成室。
「そうそう〜!!ちゃんとあってる」「昨日夜まで見直したんだよ!!」「ハハ、偉いな〜」「狂唖ここわかんない」「ん〜??あぁ〜ここは、、」「、、彼は??」そう八木専務は俺に尋ねた。「、、見齧教官です、、」「彼もbloodなのか??」「ハイ」「、、仲睦まじく子供と接しているな、、うちも見習わなくては、、」
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加内団室。
「おい、白子ここ間違ってる」「え??あ本当だ」「英語ぐらい書けろよ、、」「うっせぇ!!」「、、、、」「此処の団の団員は全員blood何です、、」そう俺は2人に言った。「、、ほう、、どの団も仲がいい、、私の浜岡組織の印象はそうだよ、、仲が良い、、その言葉に尽きる、、」「、、そうですか、、bloodは、、普通のように生活してる、、人間と同じようにです、、」「、、、、」「貴方の偏見をもう一度見直すべきです、、興次主幹」「、、、、」「、、興次、、」「、、あぁ、、謝りに行ってくる、、」そう興次主幹は肩を下ろした。「あぁ、、まずは見齧幹部に会っても??」
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養成室。
「怪我したんですよ、、??会わせられません、本人も謝罪は結構だと言っています」「、、君は、、」「班長の月城です」「、、そうか、、」「、、この度はすみませんでした、、」そう頭を下げ、興次はその場をすぐ離れた。「、、あまり反省してないな、、本当に申し訳ない、、」そう八木専務は月城に頭を下げた。「、、いえ、興次主幹の考えが少しは改まると良いんですけど、、」「、、そうですね、、コレ、、見齧君は好きだと聞いてな、、私からお詫びの品だ」そう八木専務が月城に渡したのは丁寧にご包装された苺だった。「、、ありがとうございます、本人にお渡ししときます、、」「あぁ、、宜しく頼む、、」
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加内団室。
「すみませんでした」「、、僕に謝られても困ります、、それに、、できればもう才子ちゃんにも会って欲しくありません」加内はそう興次主幹にはっきり答えた。「、、、、」「、、でも、、僕も大きな声を出してすみませんでした、、」「、、いや、、こちらこそ、、」
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病院。 才子。
ママとパパが自殺した、、bloodとして生きるのに疲れたらしい、、組織から逃げる日々、、かなさんは、、私のママみたいな人だな、、私も、、みんな大好きな人、、「、、ものっち(物宮)、かなさんの事好き??」「うぇ!!僕男だよ!?」ものっちはそう体をビクつかせた。「いや、、恋愛感情とかじゃなくて、、」「え、、あ、、あ〜、、そっか、、うん!!好きだよ、、」「、、そっか、、」優しい人はみんな両親に見える、、「、、ものっち、、あのね、、私、、かなさんに死んで欲しくなかった、、私の両親は、、bloodであることを世の中から批判されて、、差別されて、、」「、、、、」「、、私なママとパパみたいに、、かなさんも酷いこと言われたら、、死んじゃうんじゃないかなって、、」「、、才子ちゃん、、大丈夫だよ、、としか、、言えないな、、少なくとも、かなさんは死にたくなったら僕らの顔を思い浮かべると思うよ、、」「、、??私たちの顔、、??」「うん、、僕も、、僕らも、、同じ、、死にたくなったら大切な人を思い浮かべるでしょ、、??僕が死んだらかなさんはどう思うだろう、、白子君は、、坂沼君も、、僕は、みんな悲しんでくれるって信じてるんだ、、」「、、、、」「かなさんは死なない、あの人が死ぬとしたら、それはきっと、、誰かを守った時だ、、自殺なんてあり得ない、、」「、、ものっち、、」「、、、、」「、、早く組織に帰りたいな〜、、」「、、ハハ、そうだね〜、、!!」「へへ」