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きょ「…わかった。俺は一度ここで、
アンタに信用をおく。その分…
湯の量には応えてくれよ?」
『なるほど。では…』
スクッ、
コッ、コッ、
ぐっ、
ブンッッ!!
ボグウゥゥ!!
きょ「…は?」ボタボタ…
『どうでしょう? 』
きょ「待て待て待て待て。
どうでしょうってなんやねん。え?
なんで殴ったん?鼻血止まらんねんけど?」
『こう言う信用の取り方好きそうだったので』
きょ「だからって幹部にフルスイングはないやろ。おま、、え。?」
『どうぞ、ハンムラビ法典式で…』
きょ「…」ヒュッ、
サクゥ、
『え?普通女性の顔に投げナイフ刺します?
常識を疑いますね』
きょ「いやどの口が言っとんねん。
湯を注いだらクソマジィ茶出された気分やで」
『じゃあ飲んでもらって…』
きょ「お前まだあん時のこと恨みに思っとるやろ。」
『…それは犯人が犯行現場に戻る真理と同じものととって問題ありませんか?』
きょ「なんやそれ…」
『恨み…いや、負い目に感じているのは貴方様ではないんですか?』
きょ「俺はあんま思っとらん。ゆーていい判断やったと思うで?それにあんときはアンタの方も感情的になってたと思うけどなぁ?」
『ッチ、』
きょ「投げキッスあざす」
『感謝されればされたで気色の方がお悪いですね』
きょ「っは、さよか」サクッ、
『あ、』
きょ「ん?」もぐ…
『いえお気になさらず。自分フード理論というものも結構好きでしてね』ズズ…
きょ「はー、アンタと話してるとき、どこまでも気張っとかんと何でもかんでも見透かされてるみたいで怖いわ」
『あら、ありがとうございます』
きょ「褒めとらんわアホ」
『手厳しいですね。』
『というかどうでしょう?これ以上の信用をとるのめんど難しいんですけれども』
きょ「オブラート遅れすぎや」
きょ「せや、一つ。あんた、昔何してたん?」
『む、かし…ですか…?』
ーーーーーーー
ドーンッッ!!!
バンバンバンバン…
ダッダッダッダッダッ
ガキィン、キィン!
わー!わー!
…ぅ、
ブンッ!
っ!
ヒュッ
ザクッ、
っ…?…これ、
ずぽっ、
ーーーーーーー
「『短剣…』」
きょ「んぁ?」
『あぁ、いえ…昔のことを探られるの、得意ではなくて。』
きょ「ほーん、」ゴクッ、
きょ「ま、教えられんかったらまだええ。よっと、 そろそろ自分は行くわ。どりみーの回転率上がってもうたせいで仕事増えとんねん」
『それは嬉しいですね。それでは…』
きょ「言っとくけど、」
『?』
きょ「湯に対してもっと応えてくれよ?
まだまだ無味無臭と変わらんわ。」
『はぁ…色が出るのはもう少し後なんですよ』
『この短剣頂いてしまいますからね』
きょ「そんぐらいやるわ、ほんじゃな」
…
『…この短剣、』
わたしのあいぼうにする
ごめんねおかあさん
つよくなる
ぜったいに
そしたら
そしたら
そしたら
あいにいくんだ
このひとたちに
おれいゆうんだ
『…』スリ、
〝ありがとうございます。会いに来ました〟
って
『…お久しぶりです。』
…あいに、きましたよ
金豚きょーedition 終