『運命の人探してます』
Episode.3 ないこ、公開告白されました
i side
i)なーないこ?
n)おわっ…///
n)なに?
i)昨日はきもちよかったねっ!
i)ありがとうニコッ
n)いやいやいやいやいやっ!!
n)俺の方こそありがとね…///
i)腰、、痛ないか?
n)ちょっと痛いけどだいじょーぶ!
i)ほんま?
i)じゃあ今日も1日頑張ろう!!
午後8時
十数人の社員が残業をしていた
俺は前々から準備していたプレゼンテーションを色んな人に回す
ないこが最後に回るように
社員)あのっ、猫宮さんこれって、、?
i)いいから早よ回して
i)ないこが最後になるように
社員)わっっかりました…
数分後
ないこの眼鏡に反射しているのは「ないこがすきだ」という文字
夕日のように赤らめた頬、びっくりして声が出ないように口元を抑える手。
何もかもが愛おしい君
「ないこがすきだ」というプレゼンテーションを作っていることをないこは知っている
そして、本当に恋をしているなら関係を断ち切りたいという気持ちも知っている
だからせめて最後にこの手紙(プレゼンテーション)を読んで欲しかった
n)ガタッ…(立ち上がる)
i)…
n)…俺は…宣言します!
n)まろと一生の愛を誓い、育み、これ以上ない幸せを築いていきます!
i)えっ…、?
i)ないこっ、///
i)ダダダダダダダ
i)ガバッ(抱きつく)
i)一生幸せにするからな…っ!
n)約束だよ?
i)うんっ!!
俺たちは10/9にオフィスで公開告白をし、付き合った
これがが俺たちの「恋の約束」だ
月日は流れ、俺とないこが付き合って2ヶ月が経った
俺は、誕生日が過ぎて1週間以上も経っているのに、一度もお祝いの言葉を貰っていない
もちろんないこからもだ
i)んねっ…!
i)ないこたん!!
n)んー?
i)おれさ、、誕生日過ぎちゃったよ?
n)ゑ
n)もうーー帰国子女だからってアメリカンジョークはやめてよもうーー
i)ポカン
n)…がちですか、、、????
i)結構ガチです
n)…本っっっっっ当に申し訳ございませんでしたッッッッッッ
n)ロレックスでもDiorでもなんでも奢るので許してくださいお願いします
i)盛大なパーティーでお酒を飲ませてくれるなら許そう
n)なんでも言うこと聞きます盛大なパーティー開きますよろしくお願いします(?)
1000字超えたので‼️
次回『いふまろの盛大なバースデーパーティー』
乞うご期待!