ー『セフレ』ー🦊👓️
⚠注意
nmmn
地雷さん↻
微R18あり
春も終わりを告げ、日差しが強くなってきたとある日。
彼女…セフレと言ったほうが正しいか…に、喫茶店に呼ばれた。
外に出てみれば空は晴れていて、白い雲が少しかかっているような、綺麗な青空だった。
今度こそ、関係が上手く行くんじゃないか…
そんな、根拠のない期待に胸を躍らせていた
なのに
「どぬくとは、もっと付き合いたいとは思うんだ」
「でも、毎回毎回あんなにされると…もう、体は限界なんだよ」
「だから…別れよう」
どぬく「…っ」
どぬく「でも…」
俺は話を続けようとしたが、彼は話を続ける気がないようで、席を立ってしまった
「…じゃあ、さよなら。」
そう言って彼は、こちらを振り返ること無く喫茶店を出ていってしまった。
彼を追って喫茶店の外を見てみれば、空は灰色の雲に覆われていた。
さっきまでの青空は嘘のようだった。彼との関係と一緒。
どぬく「…またかぁ…」
もうこうして別れるのも、最早慣れてしまった。
毎回毎回こんな感じで別れる理由は…、
…行為が激しすぎるから…。
自分は、よく性欲が強すぎると言われる。
まぁそういう自覚は…正直に言って、ある。
でも…言い訳がましいかも知れないけど…理性が飛んでしまうと、自分でも歯止めが効かなくなる。
まぁ…だからこういう事になるんだけど。
自分に合う人を見つけようと、出会い系アプリで探して見たはいいものの…
何回付き合っても、このざまだ
どぬく「…どうにか、出来ないのかな…」
それから…一週間が経った。
朝起きて、眠気に耐えられずもう一度眠ろうとしていた時だった。
ピロリンッ♪
マッチングアプリから通知が来た。
どぬく「…見てみるかぁ…」
…どうやら1人の人からメールが来たようだった。
「はじめまして、もふと言います」
「…いきなりで申し訳ないのですが、」
「会わせていただくことは可能ですか…?」
こんなに急なメールは見たことがなかった。
…少し怪しい…
もふという人のプロフィールを見てみる。
[プロフィール]
紫原もふ 22歳
……
顔写真は載っておらず、自己紹介もそれほど興味を引かれるような内容ではなかった。
でも、とある一文が、俺の心を引いた。
…「彼氏になってほしいです」…
どぬく「一回、会ってみようかな…」
飾らずに、質素なメッセージを送る。
「もちろんです!今日の19時に〇〇駅でどうですか?」
もふさんは、直ぐに返信してくれた。
「ありがとうございます!今日の19時に会いましょう!」
〇〇駅前
少し暗くなる時間が遅くなってきたな、などとぼんやりと考えていると、
「…どぬくさん、で合っていますか…?」
急に話しかけられた。
どぬく「…君がもふ…くん?」
もふ「はい」
もふくんは、俺と同じぐらいの身長で、メガネを掛けていた。
…正直、受けには見えなかった。
どぬく「…どこか行きたいところある?」
もふ「近くにお洒落なカフェがあるんですけど、そこに行きたいです…」
どぬく「じゃあ、そうしよっか。あと、敬語外して?」
もふ「…分かった」
10分ほど歩いて、カフェに着いた。
もふくんのセンスはなかなかのもので、店内にはアンティークが並んでいた。
一通り注文を終えたあと、話を始めた。
どぬく「もふくんはいま大学生なの?」
もふ「うん。理系の大学で、…」
すこし自己紹介を終えて、本題に入ることにした。
どぬく「にしても…なんで俺を選んでくれたの?」
もふ「そっ…それは…//」
何も言わないが、顔は真っ赤だった。
どぬく「(やば…既に理性切れそう…)」
もふ「…どぬくさんの自己紹介に…//」
…なんとなく、何が言いたいのかは分かった。
どぬく「…自分の心を満たしてほしいってこと?w」
もふ「…コク」
どぬく「最初から言ってよ、もふくん。」
もふ「…//」
それ以外特に変わったところもなく…ご飯を食べ終わった
まぁ、次に行く場所はもちろん…
どぬく「…ホテル、行こ?」
もふ「…うん」
たまたまあった、近くのラブホに入る。
どぬく「満たしてほしいとは言われたけど、」
どぬく「どのくらいヤればいいの?」
もふ「…好きなだけ…//」
そう顔を赤らめて、恥ずかしそうに目をそらすもふくん
ぷちっ
切れてはいけないものが、切れてしまったようだった
どぬく「じゃぁ、いっぱい抱いてあげるね…♡」
ベッドに、半ば無理やり押し倒して_
理性が戻ってきた頃には、
もふくんはトんでしまったようで、静かに寝ていたし、白い液体でシーツがびしょびしょに濡れていた。
どぬく「(ヤりすぎたかも…)」
とりあえずもふくんに服を着せて、後片付けを始める
どぬく「(…また、別れることにならないと良いけど)」
朝起きると、もふくんも先に起きていた、けれど
もふ「どぬぐさん…ごほごほ」
案の定、喉と腰を壊していた
どぬく「…ごめん…」
もふ「いや、好ぎなだげ、ヤッていいって、い”ったのは…ごほ…俺だし…ごほ」
どぬく「…嫌だった?」
そう言うと、彼は驚いたように目を見開く
どぬく「(…きっと嫌だったのかな…)」
どぬく「もし、嫌なら…」
もふ「…そんなわけ、ないよ」
もふ「…まぁ今は、正直昨日はヤりすぎたなって思ってるけど」
もふ「でも、」
もふ「…気持ちよかったし…楽しかった…//」
どぬく「…ねぇ」
どぬく「…俺の彼女…セフレに、なってくれない?」
もふ「…いいよ」
綺麗な笑顔で、応えてくれた。
カーテンの隙間から入ってきた朝日が、2人を照らしていた。
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