大森 side
「 んね。 若井 、 」
「 わ、 どしたの 元貴、笑 」
「 ん… 別に、 疲れただけ…… 」
疲れたのなんて嘘だけどね笑 ただ抱きつきたかった。
「 そっか〜… また曲作ってるもんね。 」
「 うん… 休みって言っても 気づけばやってる 」
「 すご〜…笑 出来たら聞かせてね 」
「 うん 。 」
… ちらっと、若井の服をめくると
僕がつけた痣、キスマ、歯型が残ってる。
かわいい 僕のものっていう目印。
「 …? どしたの、 そんなとこ見て 、 」
「 … いーや 、 もう 痛くないかな〜って 思って 」
「 うん、 痛さは全然無いよ。寧ろ 治ってきた 」
「 治ってきたならもっかい付ける。 」
「 え、 いや まだ消えてないから … 」
「 そっか。消えたら教えてね 」
「 う、 うん … 分かった 。 」
少し躊躇って返事をした。 怖いのかな?
愛の印でもあるのに… 酷いなぁ 笑
…… そういえば 好きとか、俺の物とかは言ってるけど
この関係はどうなんだ? セフレ、? 性奴隷…?恋人?
よくわかんない関係だから、若井に聞く事にした
「 あのさ 若井。 」
「 んん どうした〜 ? 」
「 僕らのこの関係ってなんだろうね。
セフレ? 性奴隷? 恋人? 躰関係? 」
「 確かにね、笑 どうなんだろ。 」
若井の表情は少し曇っているように見えた。
少しの沈黙の後、若井が口を開いた
「 俺は… 恋人 とか 思ってたけどねぇ …… 」と、
目を逸らしながら言った。
…… 「 え。 」
可愛い。そう思ってくれてたんだ。 あーー、本当に可愛い。殺したいくらいに好き…可愛い。依存して欲しい。俺の事しか考えないで欲しい…
「 あぁ、御免 忘れて、?笑 元貴は どう思ってたの
俺の事。 」
「 僕の物 。 」
「 あぁ… んーと…… そうじゃなくて 。」
「 関係性的なさ… あれ。 」
あぁ、そーゆー事か… いざ聞かれると やっぱり、パッと出てこないな。
若井の顔を じーーっと見つめて 考えた。
「 … な、なんか そんなに見られると 照れるんだけど 笑 」
「…… ん〜わかんない! じゃあ僕も 恋人で。 」
「 なにそれー、 元貴から聞いたのに…… 」
「 俺がなりたい関係は共依存だよ。 若井は俺の事しか考えれなくなって可笑しくなっちゃえばいい 」
「 え、 ん、 んん、? 共依存… かぁ 」
「 そう。 だから毎日 頑張ってるけどね 」
「 そうなんだ… 難しいな 、 笑 」
難しい…ね。 そりゃそうか、笑
…… あ、そういえば前 こんなことを聞いた
「 押してダメなら引いてみる」… みたいな 。
やってみようかな。 … 急だけどね
「 あのさ若井、ちょっと 距離置いてみる? 」
「 …え? な、 なんで急に 、? 」
「 別に。 1ヶ月とか 、期間は任せるけど 。 」
若井は少し考えた後、頷いた。
「 分かった。 1ヶ月だけ、距離置いてみよ 。 」
「 うん。 じゃあ若井、 一旦 家帰る? 」
「 そーしよーかな…。 」
そう言ってソファーから立ち上がり、荷物を纏める
「 んじゃ、また一ヶ月後ね。 連絡とか するかしないかは任せるけど。 」
「 ん… またね 元貴。 」
「 またね 」 と、 手を振った
これから少し寂しくはなるけど 涼ちゃん居るし大丈夫か。 笑
コメント
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涼 ち ゃ ん が 変 な 事 し な い と い い け ど 、
続きどうしよう…って迷った挙句 なんか色々混ざっちゃいました。すいません…… 次回には上手くまとめます…😇