「アッ?!ぁあッ、あっ!」
まさやは、思わず何度もその場所を刺激する。
下肢に目をやると、ペ●スもしっかり反応していた。
「嘘ぉ⋯」
もうすぐこじまが来てしまうのに。
止められない。思わず脳裏に、こじまの顔が浮かぶ。
それが、余計に興奮を掻き立てた。
「うッ、うん⋯っ、アッ、ひっ」
気付けば一定の速度で、抜き差しを繰り返していた。
にちゅにちゅと、己のそことローションが立てる音が耳につく。
ぱんぱんになった熱を、いつもの様に擦ってみると、いつもとは違う快感があった。
「い``⋯ッ!ぅう⋯ッ」
たまらず、強く力をいれた。
すぐにびくんっ、とその細い身体を揺らすと、熱は放出された。
トントンッ!
軽快なドアノックとは裏腹に、まさやの心はザワついていた。
あれから急いで、もう一度シャワーを浴びて、例の物達は元のダンボールに押し込めベッドの下に隠した。
もう、心も体も忙しい。
「はいはい」
なんでもない風にドアを開け、こじまを迎い入れた。
俳優顔と言われた本領を、こんなところで発揮する羽目になるとは。
まさやは全力で普段を演じる事にした。
「おー、まさやおつー。風呂入ってたん?」
濡れた髪をツンと指で触って、こじまが笑う。
「⋯うん、今から髪の毛乾かすとこ」
そう広くない部屋に入ると、こじまはハイ、とコーヒーの入った紙袋をサイドテーブルに置き、ベッドへ腰掛けた。
「ありがとう、今日はどこでやってたん?」
何気ない会話を心掛ける。
「○○やってんけど、○○さんもおってや~!びっくりした。」
「え?!ほんま!おれも会いたかったな~」
良かった。いつもの会話ができている。
心の中で胸を撫で下ろす。
「⋯⋯まさや、さき髪乾かしてきたら?風邪ひくで」
こじまが、すんっと鼻をすすりながら言った。
「あ、せやな、いってくるわ」
まさやは何も疑わず、洗面台へと向かった。
「⋯う~ん」
一方、こじまは不信感を感じていた。
まさやはいつも通りだが、部屋の様子がなんだか変な感じだ。
なにより、このにおい。
⋯覚えのある男性的なにおい。
それに、独特のゴムくささ。
「⋯どーゆー事やろ⋯」
まさか、さっきまでまさやと誰かが⋯?
そんな事あるか?
洗面台からは、ドライヤーの音がしている。
こじまは、悪いと思いながらもサイドテーブルの引き出しを開けてみた。
特になにも入っていない。
次はごみ箱に目を向ける。
⋯こんな事をするのは自分でもどうかと思う。
「⋯無い、な」
食べ物のパッケージと、髪の毛しか入ってなかった。
「えーー⋯」
ボスっと、背中からベッドに倒れ込む。
ベッドが大きく軋み、ガスッとなにかが潰れたような音がした。
「⋯下か」
こじまは、なるほど、と言いながらベッドの下に手をのばした。
そこにはひしゃげた小さいダンボール箱。
持っただけでわかった。
においは、ここからだ。
「なー、こじまくん明日さー」
ペタペタと足を鳴らして、まさやが顔を出した。
「え?」
「え?」
お互いの時が止まった。
まさやはこじまの手に乗ったダンボールを確認すると、ブワッと変な汗が流れるのがわかった。
「こ、じま、くん。それ」
「⋯これ、なに?」
こじまの声は少し固い。
「中⋯見たん?」
「見てない。見られたらアカンもんなん?」
「⋯⋯⋯⋯めっちゃ、アカン⋯なあ⋯⋯⋯」
「⋯なんで?誰と何してたん?」
こじまは何とも言えない顔をしながら、押し込んだ声をしていた。
「ええ?誰とも、なんもしてへんけど?」
まさやは意味がわからず、ポカンと手を振った。
「⋯⋯⋯コンドームと、精液のにおいするけど」
「⋯?!そんなんわかるん?!」
そのこたえで、正解だと言ってるようなものだが、まさやは気付かない。
ただ、恥ずかしさで顔が見れない。
「なぁ、おれまさやが浮気するやつやって、まさか思わんかった」
「え?!してへんよ!」
「プロの人やったら、カウントされへんとかそーゆー考え?」
あれ?これ、おれがプロの人呼んでセッ●●した事になってへんか?
「なあ、まさや。なんでなん?やっぱり女の人の方が良かったん?なんでおれと恋人になったん?ここで、知らん人抱いたん?」
こじまは動揺しているのだろう。怒涛の質問責めだ。
まさやはまさやで、そんな疑いをかけられて、フツフツと不満が心の中にうまれた。
「だーー!!!うるさいな!浮気なんかしてへんわ!!」
「⋯やって」
大声に驚き、それでも反論しようとするこじまの手からダンボールを奪うと、そのまま中身をベッドにぶちまけた。
コメント
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愛重めすぎるこじけんも頑張ってる佐野ちゃんも可愛すぎます😭😭😭😭続きめちゃくちゃ楽しみです💖💖