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黄青
ドールバース
※ご本人様とは関係ございません
【ドール】
プレイと結ばれると身体が崩れ落ちてしまう
ドールはプレイが小さい時に遊んで、
おもちゃ箱にしまい、プレイが
大人になったときに生まれる元・人形である
プレイによってドールを直すことができるが
元々の人形の姿に戻ってしまう
ドールはプレイの事が大好きで
「あの人なら崩れ落ちても直してくれるはず」
「愛する人に束縛されたい」と思う事が多い
【プレイ】
ドールと結ばれるとドールの身体を
崩れ落ちさせてしまう
昔ドールと遊んだ記憶や自分が付けた
ドールの名前も覚えていなかったりする
そのため、初対面のような態度をすることが
多い。段々と記憶が戻ってくるとドールの身体を
崩れ落ちさせる能力がつよくなる
ドールの崩れ落ちた身体を直すことができるのはプレイだけ
黄 プレイ
青 ドール
(人形の時、ころんくん
人間の時、ころちゃん)
~start~
青side
黄「んッんぅ~…」
隣で気持ち良さそうに寝ている君を見つめ
思わず手を伸ばしそうになり
触れる寸前で力が抜ける
先ほどまでメンバーと僕の家で飲んでいて
お酒の缶やおつまみ、お菓子などが
沢山おいてある
片付けないとななんて思いながら
やっぱ明日で良いかと考える
みんなは明日仕事があるだの
編集がたまってるだのと言って帰った
でもるぅとくんは明日仕事もないみたいだし
酔っちゃったみたいだから
僕の家に泊まるみたい
黄「んぅ~…」
青「んふふッ…」
時々声をあげて
気持ちよさそうに眠る君が愛おしい
君の寝顔を見つめ
聞こえてないであろう君に問いかける
青「ねぇるぅとくん
るぅとくんは覚えてくれてるのかな」
君の手をとり自分の頭に乗せる
青「んッ…ポロポロッ」
大きくて優しい手
細長く綺麗な指
全部が懐かしくて
暖かくて
涙が頬を伝う
君の手に触れる自分の手が、頭があつい
君はよく「んふッころんくんかわいい!」といい
僕の頭を優しく撫でてくれた
僕は君に撫でられてる時が
1番好きで嬉しかった
だけど僕はおもちゃ箱にしまわれ
何時しか君は僕のことなんて
忘れてしまったみたい
君に忘れられてしまったことが悲しくて
辛くて、寂しくて
大人になった君に会いに来たんだ
るぅとくんが僕のことを忘れていたって
思い出してくれなくたって
君に会えたならそれで十分なんだ
でも、やっぱり
青「寂しいよ…るぅとくんポロポロッ」
黄「何が寂しいんですか…?」
いつの間にか起きていたようだ
先ほどまで僕の頭の上に合った君の手は
僕の手を優しく包み込んでくれていた
まるで大丈夫だよと
安心してと言ってくれてるみたいに
青「ん~ん…何でもない…ポロポロッ」
黄「何でもない人が
泣くわけないじゃないですかw」
なんて少し笑いなが
僕の手を優しく包み込んでくれていた
君の手は僕の背中に回り
苦しくなるほど抱き締めてくれた
君の匂いに包まれ
君の温もりを感じ
安心してまた昔を思い出してしまう
青「んッ……ポロポロッ」
背中に回された君の手は
僕の頭の上にのり
優しく撫でられる
あぁまたそうやって僕を好きにさせる
君は何処まで僕のことを好きにさせたら
気が済むんだ
意を決して1度るぅとくんから離れて
向き合う
離れるのちょっと寂しいな…なんて
一度息を大きく吸い
一言に自分の思いをのせる
青「好き」
黄「ッ……?」
青「るぅとくんのことが好き。ずっと前から」
一瞬驚いたような顔をしたが
すぐに何時もの優しい笑顔に戻った
黄「んふふッ…僕もころんくんのこと好きだよ」
青「えッ……」
「両思いだね」なんて言いながら
抱きついてくる
え…今るぅとくんころんくんって言った…?
青「な、何で……?ポロポロッ」
黄「ちゃんと気付いてたよ」
そんなッるぅとくんが僕のこと
気付いてたなんて…
黄「大好きなころんくんのこと
忘れる訳ないじゃん」
青「嬉しい…ポロポロッ」
大好きなんて言って貰えて
顔に熱が集まる
黄「ごめんね、
小さい時おもちゃ箱にしまってそのままで
しかもころんくんのこと忘れるとか
最低だよねごめんね…」
忘れられてたって
今るぅとくんに思い出して貰えただけで
それだけで十分すぎるくらい嬉しい
青「そんなこといいのッ…
思い出して貰えただけで嬉しい…ポロポロッ」
背中に回されていた君の手は
僕の頬に移り
優しく撫でられる
壊れ物を扱うような優しい手つきに
少し照れくさくなってしまう
青「ッ……//」
そしてそのまま君の手は下に降り
僕の顎を持ち上げる
青「んッ……//」
るぅとくんの顔が近づいたかと思えば
突然唇に柔らかい感触が襲う
黄「好きだよころんくん」
愛おしいものを見るような
優しく甘い瞳で僕を見つめる君
綺麗な君の瞳に呑み込まれてしまいそうだ
青「僕も好きだよるぅとくん」
黄「愛してます、これからはずっと一緒です」
君と結ばれた変わりに僕は崩れてしまう
だけど全然悲しくなんかない
君なら、るぅとくんなら絶対僕のことを直して
ずっと一緒にいてくれるから
青「うんッ…ずっと一緒。愛してるよるぅとくん」
チュッ
「君の手」
~end~
最後まで読んでくださり
ありがとうございますm(__)m
今回はドールバースの世界観でした!
私ドールバース大好きなんですよね…
真実の愛こそ悲しみが付き物って感じがして
もっと作品増えてくれたら嬉しいですね!
私の投稿を見てドールバースを知って
書いてくださる人が1人でも多く
増えてくれたら嬉しいなと思います!
誤字脱字があればすみません…
これからもバース系を中心にストーリーを
あげていけたらなと思うので
よろしくお願いいたしますm(__)m