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オギャーオギャー
「元気のいい女の子ですよ」
「よく頑張ったな茉莉」
「うん」
結婚してから1年。私たちは親になった。
生まれた子供には碧生と名付けた。
「碧生ーもう寝る時間だぞー」
「はーい。ママーおやすみー」
「おやすみー」
子供が生まれてはや2年。
碧生はぐんぐん成長していった。
保育園にも通い始め、毎日楽しそうだ。
私は今前と変わらず看護師をしている。
最近は急患が多く常にピリピリしているためそんなに休めてない。
だからこそ彼がいてくれてよかったと思う。
「茉莉。大丈夫か?最近ため息が多いけど」
「海響…」
「うん…病院のことでね」
「いじめか?」
「ちがうわよ!!急患が多いってこと!」
「あぁ。またなんかあったら言えよ?お前まで倒れたら………」
「大丈夫よ。海響がいてくれるから」
チュッ
「っ」
「なんか久しぶりだね。こういうことするの」
そうだ。最近は仕事のこと、家の事に追われて夫婦っぽいことを何もしていない。
「そう…だね」
明日は久しぶりの休み!!
そしてその休みは2日間!!
よしっ!
「ねえ今日久しぶりに…する?」
25歳。2人目の子供ができました。
あれ?大丈夫??
この年で2人目って。はやすぎ?これがふつう?
まあめっちゃはやくから看護師やってたし、私はいろいろと進むのが早いのかな。
「茉莉保育園連れくー」
最近は私の代わりに海響が家のことをやってくれてる。
今までは私が全部やってたから、倒れてしまわないか心配だけど…
「ありがとー」
2人目が産まれてからも私の体調が良くなるまでは海響が家事をやってくれていた。
日に日に海響の顔色が悪くなっていた。
そして…
ドサッ
「海響?───海響!!!!」
私のせいだ…私が海響に全部任せきりだったから。海響のためにも私ががんばらないと…!