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ご本人様に関係ありません
zm → 『』
ci → 「」
『 … ちーの 、 』
「 …… んー?? 」
『 … それ 、 』
『 好きなん 、? 』
「 … え 、あ 、 」
「 これっ ? 」
俺が尋ねた物は 、
すぐに食べ終わってしまった
、
ちーのは空っぽの袋を指差して首を傾げる
「 おん !!! 」
「 好きやで ~~ ?? 」
笑顔でニコニコ袋を見つめるちーの 。
いつもとは見せない笑顔を 、
その目の前の食べ物に向ける
『 … へーー 、 』
『 うまいん 、??( 近 』
俺はちーのの座っているソファーに腰をかけるのではなく 、
ちーのの膝の上に乗った 。
、
「 ちょ 、…… 」
「 重いって 、… 」
ちーのは照れ臭そうな 、
めんどくさそうな 、
そんな顔をしていた 。
素直になればいいのに
『 … 』
それにしても 、ちーのがこんなに熱心に食べ続けてる物って …
『 なんていう食べ物なん ? 』
『 それ 、 』
「 … ああ 、これな 、 」
「 オランジェットって言うんやで !! 」
「 フランスで生まれたんだって ~~ !!! 」
『 … ふーん 、? 』
ちーのが熱心なものにはつい嫉妬をしてしまう 。
… 俺もフランス生まれだったら 、
ちーのに熱心になって貰えるのかな 、…
そういって時々 、俺がなんだったら ~~ 、とか考えてしまう 。
「 … 食べてみる 、? 」
『 … おん 、 』
ちーのは膝の上にいる俺を見上げてそう言った 。
「 … はい 、 」
『 … 』
ちーのは 、俺の手のひらの上に 、
オランジェット 、というものをおいた 。
『 … ちがう 、 』
「 え ? 」
『 … 』
『 … あーん 、して 、… 』
「 … ぇ 、 」
そう親切にしてくれるのは有り難いけど 、
俺には違うみたいだった
俺はちーのを睨んで要求した 。
ちーのは案の定困っているようで 、固まっていた 。
『 … はやく 、 』
「 … あっ 、ハイ 、…… 」
「 …… ぁーん 、…… 」
『 … んっ 、…… 、 』
ちーのは俺に急かされて 、急いで腕を動かした 。
口まで運んでもらって俺は大満足だった 。
「 …… どう 、?? 」
『 … 』
『 … え 、 』
『 … ぅっっっっま 、… !!!? 』
俺はちーのの膝にあった手を 、口を塞ぐために移動した 。
ちーのは俺が美味しいと言っていたからか 、
にっこりと笑顔が溢れ出す 。
「 やろ !!!? 」
「 ぅまいやろ !!!ッ ?? 」
ちーのもそれに喜んでいるのか 、ハイテンションだった。
『 ぉう !!!!!めっちゃうまい!!!! 』
俺とちーのは 、感想は言わなくて 、
とにかくうまいを連発していた 。
机の上に乗っている 、オランジェットが入っていた袋が風で飛ばされる 。
うますぎて 、二人がやったことはすっかり忘れてるらしいです 。
オランジェット好きって言うのは個人の意見です 。
ご本人様に関係ないからね !?!!
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