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やべぇコアフリの説明忘れてた…(´TωT`)コアフリはドリームたちが逃げたと同時に逃げましたd('∀'*)
はーい!皆さんどうもー!ニニイでーす☆
はい気持ち悪いねうん……。
今回は、
『幸せを手に入れるためなら手段を選ばない』
の『前日談』です!
あんま本編に関わりがない気もするけど……まぁ…いいよね☆
『よーし……こんな感じでいいかな〜♪』
私はある『計画』を実行するため、作戦を考えていた。
最近みんなは幸せすぎる。
だから私は不幸だ。
みんなが幸せだと私は幸せにはなれない。
そんな意味不明な考えを持ち、周りを巻き込もうしている私は…幸せになる資格があるのだろうか?
だがもうそんなことに構っている暇はなかった。
私の頭の中には自分のことしか考えていなかった。
『……でもな〜これだと本家のみんなしか不幸になってくれないし……そうだ!ノアたちも不幸になってもらおうかなぁ♪』
楽しそうに笑いながら独り言を言うニニイ。
傍から見れば、ただの異常者だろう。
『あ〜でも、もう桜は『充分不幸』になってるし……ノアを不幸にしてあげようかな〜♪』
ニニイはそう決めると鼻歌を歌いながらゲートを開いた。
『レッツゴー☆』
元気よく腕を上げ、扉をくぐる。
ノ「…これをこうして…ふむ……メモメモ……カキカキ_〆(。。)あとは…これだけか…」
ノアはガスターに頼まれた実験をしていた。
酸液をある溶液に入れようとした時、『おーい!(*^^*)ノア〜?いるー?』と明るく大きな声でノアを探す声が聞こえた。
ノ「ひゃ!」
その声のせいで驚いたノアは誤って酸液をニニイにかけてしまった。
『……』
しかしニニイは避けもせず、驚きもせず…ただただ無表情でそこにたっていた。
どんどん顔が溶けていく。
ノ「え、あ!?ニニイ!?すまん!!!驚いた拍子にかけてしまって…大丈夫か!?」
ノアは大声で駆け寄りニニイについた酸液を拭こうとするがニニイは平気そうに笑い、まるで何事も無かったように話し始めた。
『あ!もしかしてそれガスターの仕事?笑あの人いっつもノアたちに仕事押し付けるよね〜笑笑私からなんか言っておこうか?(*^^*)』
ただ普通に笑っているはずなのにノアにはそれが怖く思えた。
ニニイはノアに歩み寄り、手を伸ばした。
しかし、ガスターに似たのか危機察知能力が高いためすぐにノアは戦闘態勢に入った。
さっきまでの心配は吹き飛び、今目の前にいる****『化け物**』**を警戒していた。
ノ「お前…なにか企んでるだろ!まるで…まるで人殺しのような目をしてる!!」
ノアは震えた声で精一杯声を上げた。
ニニイはその瞬間笑顔を消した。
無表情…。
『チッ…』
それと同時に小さく舌打ちをし、ノアの方を睨む。
『…大人しく絶望しとけばよかったのに……もういいや〜ほかのとこにも用あるから〜』
ノ「は?ほ、他ってどこだ!」
『お前に言っても仕方ないでしょ?どうせ理解できないし……。大人しくこのゲームから抜け出せるすべでも探してたら?』
冷たくノアに言い放ちニニイは実験室を出た。
ノ「ヒッ!ハッハッハッ…!!」
ノアは倒れ込むように座り込んだ。
手をふと見るとありえないほど震えており、まるで死神にでもあったような顔をしていたのを鏡を見なくても感じた。
殺意…。
この実験室には息さえもすることを許されないような殺意が充満していた。
しかし外にはあまり漏れだしていない。
そのせいかニニイがいた時誰も部屋に入っては来なかった。
だがノアにはそれが救いのように思えた。
ニニイが本気でノアたちを殺そうとする時、ノアは周りのモンスターを助けながら戦わなくては行けない。
それは絶対に避けたかったことだった。
しばらくぐったりしていると、扉が大きな音をたてて、開いた。
サ「さっきとんでもない殺意を感じたんだが…どうした!?」
ガ「ノア!?大丈夫か!!」
大声を上げながら入ってくるサンズ達。
ノアは心配かけさせまいと力なく笑い、「大丈夫」といった。
しかし実際全然大丈夫ではなく、ノアの体は未だに震えていた。
ガ(一体誰がノアを…?…微量ではあったが、とんでもない殺意だった…。闇を感じた…冷たく…まるでなんの感情を持っていない…氷のような冷たさ…)
サ「おいガスター!ノアをベットまで運ぶぞ!立てないみたいなんだ!」
ノ「はは…すまんな…」
サ「なんで謝るんだよ!自分の心配をしろよ…な?」
心配そうにノアを見つめノアを抱えるサンズ。
ガスターはひとまずノアを先に安静にさせようと考えるのをやめ、実験室をノアたちと共に出た。
『はぁ〜結局幸せになっちゃった……まぁいいや…どうせBADENDで絶望するし…サンズAUたちのところに…ドリーム…。そうだ!ドリームを殺せば!ナイトメアはネガティブの塊だから大丈夫だけどドリームはポジティブだから殺しとかないと…!』
実験室から出たあとニニイはすぐさまゲートを開き、真っ白な空間に移動していた。
ドリームはニニイにとって邪魔な存在。
だから殺すという意味不明な考え。
しかしそれいち早く気づいた者がいた。
メア「……何か嫌な予感がする…」
ナイトメアは不吉なの感を察知し、ニニイの元に向かった。
その頃、ちょうどコアフリとドリームが白い空間におり、話していた。
ニニイはそれに気づくと『コアフリもついでに殺そう』そう思い歩み寄った。
コアフリはニニイに気づくと笑顔で手を振った。
コ「あ!おーい!奇遇だねー!」
コアフリはニニイに話しかけるがドリームだけ違った。
「近寄ったら死ぬ」
直感的にそう感じた。
ドリームが固まっているとそこにナイトメアも到着した。
ナイトメアはついていなやドリームの傍につき離れなかった。
ド「え、兄弟!?」
メア「今は黙ってろ…。っておい…!あいつの顔を見てみろ…!」
指をニニイの顔目掛けて指し、みんなは顔をよーく見た。
遠くからだったため気づかなかったが、ニニイの顔の左側がただれておりまるでやけどでもしたかのように無惨な姿だった。
ド「え!?何があったの!?」
コ「酷い傷だ…」
メア「そいつから離れろ!!今すぐに!!」
みんなが駆け寄ろうとした時、ナイトメアが大声で止めた。
周りはシーンと静まり返った。
メア「あいつから…とんでもない程のネガティブを感じる…!ドリームは近づいちゃダメだ!!絶対に…!」
深刻な顔をしながらニニイからみんなを遠ざけようとするナイトメア。
ニニイは無表情になりこちらを睨む。
『チッ…上手くいかないなぁ…ナイトメアぁ〜?どうして敵を庇うの?あなたにとってそいつらは敵でしょ?なんでなの?』
静かな圧をかけナイトメアをこちらに引き込もうとするニニイ。
しかしナイトメアは反対した。
メア「俺から見れば今この場で最も危険な存在なのはお前だ、ニニイ。どうして殺そうとした!何か変だぞ…!」
ナイトメアも負けずに睨み返すが、ドリーム達は混乱していた。
ド「え、え?」
コ「何があったの?」
心配そうに2人はニニイを見るがニニイはそれに余計に腹をたてた。
『なんでそんな目で見るの…!その哀れみの目で見ないでよ!!私は…私は不幸じゃない!あれを始めれば……きっと幸せに……!』
メア「何をする気かは知らないがとにかく今ここでお前を殺しておこうか?」
『あぁ…殺す…ははは…殺すね……ふーん……クリエイターに勝てるやつは誰もいないのに?あんたに殺せるの?』
ド「や、やめてよ!何が何だか分からないけどニニイはたしかに変だよ!ものすごく濃い…闇を感じる…!」
メア「チッ…(こいつはマジで俺らを殺す気だな…仕方ない。こっちにはお荷物もいるし分が悪い。逃げるか)」
メアは触手をドリームに巻き付かせ逃げた。
『ネガティブの癖に…ポジティブを助けるなんてねぇ…』
ドリームは最後までニニイを心配そうに見ていたがニニイはそれが気に食わなかった。
『不幸者じゃない人は幸せだねぇ……もう追いかけるのも面倒だし…それにもうそろそろ時間だ…フフッ!!アッハハハハハハハハハ!!待っててね…みんな(*^^*)』
ニニイはゲートをアンダーテールの世界につなぎ、笑いながらくぐり抜けた。