おはようございます。
更新遅れました、風邪気味だけど頑張ります💪🏻
あと厨病激発ボーイ、あれからしっかり小説の方買って1人で楽しんでます。
もちろん語れる相手もなしに1人で。
1人で、かぁ…😞 虚しいもんですね。
⚠
恋愛要素ナッシング。
ヒーローいっぱい出てきます。
口調、解釈違いありましたらすみません
MECHATU-Aとkrisisが初めて出会う世界線。
ご本人様とは一切関係ありません。
🌩🦒side
新春、雲ひとつない快晴の日
俺たち新人ヒーローは忙しいシーズンもなんとか過ぎ、仲良くなった8人のヒーロー達と久しぶりに出かけることにした。
「いやー、くっそ天気いいな今日!!」
「せやね〜、心做しかみんなも生き生きしてる感じするわ!!」
「え”、マナくんそれっていつもは生き生きしてないって言いたいの?」
「テツ確かに生き生きはしてないもんね〜!
あ、勿論ろうきゅんもね?」
「その呼び方やめろ 、後なんで俺もなんだよ!?一緒にすんな…」
なんて平和な他愛もない会話をする。
誰かの発言にみんなで爆笑したり、誰かが馬鹿やって慌てたりと俺たちはThe 男士高校生みたいな休暇を過ごしていた。
いたんだけど、不運にも現実はそんなに甘くないらしい。たまには平和に過ごさせてくれよ、
突然ガヤガヤしている会話に同期の大きな注意信号の声が響き渡った。
「!?気を付けて、みんな避けろ、ッ!!!」
リーダー性のある高いライの一声により、みんなが各自後ろに飛んだり、しゃがんだりと指示通り避ける。
すると、周りにドーンっと大きな物音と、砂埃が舞い上がる。みんなが必死に周りのけむりを払い立ち込めた砂埃の中現れたのは
長身で日本人離れしている堀の深めフェイス、俺たちが明らかに見たこともない、外国人の3人組であった。
特に俺が目につくのは、右側にたっている
体格が他2人より大きめの褐色肌の男性。
キリッとした目付きに、鍛え上げられた筋肉、そして横にはオトモ的な存在のロボット?がいる。
じっと見てると、目が合ってしまった。
やっべ付けられた終わったかも、と内心恐怖で怯えると向こうもしゅっと目を逸らした。
シーンっと静まり返ったこの場。
攻撃もすることなくただ見つめてくるだけで、 向こうは何をしたいのか?と不思議そうにする人や、いつ攻撃が来るだろうと刀やデバイスを握り、いつでも攻撃、変身できる体制になる人等、みんな様子を伺ってるそう。
痺れを切らした隣にいるマナが声をかけようと口を開けた瞬間、向こう側のセンター分けの1人が流暢な英語でタイミング良く声をかけてきた。
「貴方たちが、日本のヒーロー、なんですね…!」
と声高らかに述べた。その瞬間、 みんな一斉に気の抜けたように肩の力を抜いた。
みんながきょとんとした空気が流れる中、綺麗に空気を割ったのはマナだった。
「え…えぇ、そうですよ!ところで皆さんは何者ですか…?日本の方では無いですよねぇ…?」
うーんと、何者かを名乗らせるのにどこか申し訳なさそうに会話をする同期。
きっと彼らは、見るからに外国の方なのだろう。考えてくれてるのかな、と見守るようにみんなで向こうの返答を待っていると
「んー…ユウ、ベンタもういいですよ。」
とだけ、彼は告げた。
その瞬間2人は、「OK」とかっこよく返事を返すと1人の金髪はロウ達のいる側へ、そして告げた本人はマナたちの方へ素早く駆け出す。
そして、もう1人のガタイのいい兄貴さんは…
「っ!?まっ、お、俺!?!?」
ぱちっと軽く瞬きをする間にもう彼は目の前に迫ってきていた。これやばくない?絶対こんな筋肉に殴られたら痛いじゃん。怖!?と
体が全力で危機を感じた為、ぴょんっとなんとか後ろへ退けると彼は迷うことなく着いてくる。
が、俺の方が少し遅かったのか。後ろに下がる時少しよろけてしまい立ち直りが遅くなったのを見逃さなかったのか、 向こうが俺に襲いかかろうと大きく腕を開いてきた。
どうして休日にこんなことにならないと行けないんだ…と思い殴られると本能が感じ目を閉じた直後、 思ってたのと違う感覚が俺の体を感じ取った。
🧻side
「…見えます、?あの人達。」
高いビルの上からユウが望遠鏡を使ってまでして見つめる先は、春にデビューしたという日本の新しいヒーロー達の姿。
どうやら、Dyticaとoriensと言うらしい。
見るからに忍者の様な人や、刀を持ってる人、ベンタのようなマッチョに
…あの人煙草吸ってません…?スモーカーもいる
日本のヒーロー達はすごくクレイジーな集団というのはわかった。
そもそもどうして今日、私たちが日本にいるのか、と思った人はたくさんいると思う。
理由は簡単、本部に日本のヒーローを見てこい
とだけ言われたから。
宿泊費なども本部が出してくれるらしいから大チャンスだと、観光がてら来てみたのだ。
「ザリ、あの人たちにいつ挨拶しに行くの〜?」
「んー…いつでも良いんですけどね、どうせだったらサプライズさせて上げたいです」
「…じゃあ彼らが気を抜いた瞬間、ヴィランみたいにして、会いに行ったらどう?」
望遠鏡を手にしながら話すベンタ。
確かに面白いかもしれない、と褒めてあげると
向こうは満更でもなさそうにした。
「次いでに攻撃するふりでハグもしよう!」とみんなで考えたのでと、
「じゃあ、2人ともいつでも行けるように準備して、彼たちの気が緩んだ瞬間にミッションスタートですよ。」
とだけ伝える。するといいね、と2人ともにやけ、直後にキリっとし始め本気なのがこちらにも伝わってくる。
ベンタは降りる準備を始め、
ユウは向こう側の様子を見ている。
「ユウ、良さそうでしたら報告お願い。」
「OK、任せて」
ふふん、と鼻を鳴らしてまた望遠鏡と睨み合いっこする彼。少しちょっかいを掛けたくなったがこういう時にかけると良くない。と教わったから辞めておく。
「……今だ、」
静かだったユウが呟くと、それを合図に3人一斉にビルから離れ地上にいる彼たちの元へ急速に落下していく。
彼らの姿がより鮮明になった頃、かなり地面から離れているはずなのに、1人の少年が「避けろ!!」と言って、みんながはけてくのが見えた。
そのままドーンっと音を立てて、3人とも上手く着地した。砂埃が薄れてきてそこに見えたのは、刀や機械、それにぬいぐるみ?らしき可愛いものを構え、戦うモードに入った日本のヒーローの皆さん。
なんだか必死に頑張ってて、可愛い人達だなと思ってしまう。
とりあえず声はかけないと、と日本語の話せる私がリードを始めた。
「貴方たちが、日本のヒーロー、なんですね!」
なるべく愛想よく、声をかけると
皆さんは頭にはてなマークを浮かべてこっちを見てくる。中には互いに顔を見合わせる人達もいて反応が面白い。
すると、真ん中にいたスタイルのいい、金髪の人が口を開ける。
「え…えぇ、そうですよ!ところで皆さんは何者ですか…?日本の方では無いですよねぇ…?」
普段滅多に聞かない独特なイントネーションを使ってきた。
関…西弁?でしたっけ?そんなことが聞いたことがあるけど、今はそれどころじゃない。
皆さんいい感じにびっくりしてくれたし、そろそろバラしてもいいかな。という期待を込めて
「んー…ユウ、ベンタもういいですよ。」
と、2人を見合わせGOサインを出した。
すると、どちらも今から敵を狩るのかと言うくらいのスピードでビュンっと彼らに近寄った。
ユウは、ピンク髪や金髪の人達がいる方へ。
ベンタは、少し離れていた1人のマッスルのいる方へ。
そして私は、忍者や剣に手をかけた青髪の青年たちの方へ、
攻撃されると思ったのかバックする人や、避ける人も居たけど、お構い無しに手を引いて4人分精一杯のハグをしてあげる。
皆さん目を大きく見開いて抵抗する余地もなく
突撃するkrisis、3人のハグを受け止めた。
「は、おいちょ、急に兄さん達なんやぁ!?」
「す…ストップ!!!何するんですか!?!?」
「おいおいえ、怖いって俺たちなんかした!?おい、ロウまた変なことしたろ!!!!」
「ちげーよ、ライ!!ガチで知らない知らない…!! あの…ふ、ふぅあーゆー…??」
びっくりしてる4人に思わず笑ってしまった。
突然喧嘩もするし、英語使ってくれるしで面白い人たち。
「ふふ、皆さんヒーローデビュー、おめでとうございます、krisisがお祝いにきましたよ!!」
そう声をかけると、肩を組んでやってきたユウ達と、なにやらお話してるベンタ達もわやわや集まってきた。そのまま私たちはミッションの内容を一生懸命話して、結局平和にお話できた。
「にしてもほんとにびっくりサプライズだよねぇ。速すぎて僕、普通にやられるかと思ったよ」
「いやーー、わかるほんまにビビったわ…
マナくん居なかったら詰んでたね…」
「ぇーっ…そうです、マナ、とっても英語、上手ですよねっ!!」
「え、ほんまに〜!?テツ達ありがとう!
ユウもめちゃくちゃ日本語上手やで〜!!」
「すげー…めちゃくちゃ腹筋割れてますやん…
ベンタくんかっけー…!!!」
「あ、ありがとうございます…!!
リトもムキムキで、カッコイイですよ、!」
「ガチで!?めっちゃ嬉しいっすわ、
あ、せっかくだし今度筋トレ教えてくれない!!俺も参考にしたいわ〜!」
「へぇ〜…、ウルフ…忍者…メカニック、そしてオクトパス…? 面白い人達ですね、」
「変なやつばっかですよね。わかります。
ザリは何やってるんですか〜、?」
「おい、こらタコぉお!!ザリに変なこと教えるなや!!!」
「さっきの言葉、星導許さないからな??」
「1番変なのどう考えてもタコだろ!!!
メカニック普通じゃん!!?」
「やだ、みんな怖いるべち泣いちゃう…。」
💡side
MECHATU-Aのみんなで遊んでたら、突然セカイからのヒーロー達、krisisが来てくれて国際交流を結局一日中みんなでワイワイしながら遊んでた。
めちゃくちゃ楽しかったし、最高の思い出になったんだけどやっぱりお別れというものは必ずしも合って、今はお別れの最中。
「うーん、楽しかったですね、!
皆さん、優しくて嬉しかったです!」
「また、日本語…たくさん、覚えてきます!」
「今度、また、ゲームしようね、!!
マリカ、またやりましょう!」
とみんなにこにこしながら彼らを見送ろうとするんだけどどこか寂しいのか、少しみんな大人しい。
「またなんかあったらいつでも連絡してもええんやで!!どこでも飛んでったるわ〜!!!」
「刀また持たせてやるよ、楽しそうだったし」
と、マナは元気に、ロウも無愛想ながらもちゃんと見送ってくれている。
それじゃあまたね、と8人で飛行機で彼らを見送る時が来た。なんかめちゃくちゃ泣いてるやつもいれば、楽しかったな〜と呟くもいてまさに多種多様。
手が引きちぎれるまで成人男性が手を振っている場面をどこで見るのだろうか。
飛行機が見えなくなっても振り続ける、きっと向こうも振ってくれてるはずだから。
HEROS、またどこかで揃えることを願って。
俺達もゆっくりと思い出に浸りながら帰ることにした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!