狂唖
「、、!?」何が起きてるのか数秒わからなかった。でも数秒後首を噛まれていることを理解した。ガリッ!!!!「、、!?痛っ」「、、っ、、」チョーカーが割れた、、逃げようとすると腕を強く握られ腰に手を回された。「、、っ、、!?」力を入れるがびくともしない。すると再度風磨の力は強くなった。「あっ、、っ、離せ!!離して!!」「、、、、」、、どうする、、俺も風磨の首を噛む??そしたらもっと噛まれるんじゃ、、「、、え、あ、、」、、殺す気で来た。殺される気でも来た。けれど首は噛まないだろうと思った。殺すなら別の方法で殺して欲しい。「、、あ、、」もう抵抗する力も立つ気力もない、、俺は膝を地面に落とした。それでもなお、風磨は俺の首を噛み続けた。「、、ゔっ、オエッ、、」吐き気と頭痛に襲われた。その後は支配感に襲われた。「、、めん、、ごめんなさぃ、、」何でそんな言葉が出たかわからなかった。ただ早く殺して欲しかった。
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風磨
血が、、もっと血が欲しい、、外種の奴でも何でも良い、、血が、、血が、、「、、っ、、ぷっ、、」ギュッッ、、俺は腕の力を強めた。「、、ん、、」カブッ!!、、もっと、、もっと、、「、、っ、、ゴフッ!!ゲホッ!!」「、、、、」もう抵抗してこないな、、それもそうか、、こんな血吸われて、、外種が生きれるわけ、、「ジュル、、」もっと、、ギュッッ「、、、、」、、あれ、、「、、、、」、、コイツってこんな小せぇんだ、、確かに小我太よりか少し高いぐらい、、いや、、身長差なんて対してなかった、、「、、、、」全然気づかなかった、、こんな細いんだ、、こんな、、すると「風磨!!」「、、??」、、小我太の声だ、、。「それ以上首噛むと本当死んじゃうから!!」「、、、、」、、いや、、殺すって言ったじゃん、、小我太はまだコイツに生きていて欲しいんだ、、。『ごめんなさい』「、、??え??」実際に発せられた声なのかそれとも空耳かわからなかった。狂唖が俺に謝っているような気がした。「、、、、」俺相手にコイツ一回も能魔を使ってない、、屍武器もない、、そんな相手を俺はこんなにも一生懸命噛んで、、「、、、、」、、何だこの感情は、、あれほど憎くて、、消したいと思っていた存在が、、「、、あ、、」、、肩が濡れてる、、血が涙かわからなかった。俺は急いで口を首から離した。バタンッ!!すると狂唖は倒れ、意識がなかった。「、、、、」、、あぁ、、コイツまだ、、「、、血が、、」子供なんだ、、。その後は俺は小我太たちの声を後に倒れた。
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cat cafe 数日後。 風磨
「、、!!風磨!!」俺は目を開けると小我太は嬉しそうに俺の顔を覗き込んだ。「、、、、」「良かった〜、元気そうで」「、、可愛い奴なお前」「風磨??」「、、君も無事で良かったよ」「、、??かなさん、、」「、、話は聞いたよ、、気分は晴れたかい??」「、、狂唖は??」「隣の部屋で寝ているよ、、まだ意識は戻ってなくてね、、」「、、そうですか、、」「なぁ、、風磨、、」そう俺の名前を呼んだのは種技だった、、。「、、種技、、今から話すよ、、その前に、、まず、、かなさん、、迷惑かけてすみません、、好橆帰さんの事で、、話が、、」「、、何だい??」「、、好橆帰さんは生きてます、言われたんです、、何があっても生きてるって、、居なくなったら、ちょっと疲れて休んでるだけだって、、」「、、そうか、、そういう事は昔会ったんだ、、ね、小我太」「そうですね、、」「、、??」「、、でもそれが聞けて良かった、、」「、、優は店を守ってくれてありがと、、俺から言うのも何だけど、、」「い、、良いや、、そんな、、」「、、加四六は、、まぁ、、ありがと」「、、え??」「え??」「え、それだけ??」「え、うん」「え、、えぇ、、」「、、種技、、」「、、、、」「今まで黙っててごめん、、ずっと黙ってて、、俺は口裂け族だよ」「、、みんな死んだと思ってた、、」「、、??」「こんな近くに、、一番大切にしなくちゃいけない人がいて、、」「、、ありがと、、」「風磨は俺の何なの??」「、、い、いや、、それが俺も分んねぇんだわ、、」「、、え、、」「いや、、俺は人間でも怪物やbloodでもなくて、、悪魔っていう、、分類の化物で、、」「、、悪魔って、、」「、、なるほど、、それが君がずっと隠していた正体か、、」かなさんはそう言った。「、、ハイ、、」「、、悪魔って何なんですか、、??」「、、小我太のお父さんに従えていた悪魔だよ、、でも、風磨君はあの槍の影響を受けてないみたいだけど??」「大速力に使えていた悪魔で、、悪魔ってのは、、何代にもわたって生まれ変わって、、俺が何で大速力の影響を受けてないかは分かりませんけど、、でも、未だに従えてたら、俺もあの化け物になってたから、、」「、、じゃあ、、風磨は口裂け族で偶々生まれた悪魔って事??」「そうそう」「じゃあ、俺の叔父かもしんねぇし、従兄かもしんねぇし兄かもしれないって事??」「まぁ、そうだな」「、、ゔ、、ゔぅ、、」すると種技は突然泣いた。「え」「あ、風磨泣かせた」「え、、えぇ、、ごめんって、、」「、、まぁ、、いいや、、」「、、??」「、、風磨が縫ってよ、、俺の口」そう種技は笑った。
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