百side
百「何言って、!」
茈「…早く食えよ」
目の前に差し出された、まだ、生きている赫っちゃん。
浅い呼吸の音が静かになったコンクリートの密室に響く。
百「…」
茈「ほら、だんだん抑えられなくなってんじゃん?(笑)」
百「っ、(泣)」
なんで、?
なんで、こんなに赫っちゃんが〝美味しそう〟に見えるの、?
茈「よく今まで気づかなかったよな」
百「何がっ(息荒)」
茈「…さぁ?(笑)」
なんで、?食べたくないのに。
食べちゃ、いけないのに。
百「…ぁっ…(息荒)」
体が勝手に赫っちゃんへと手を伸ばす。
やだ、やめて。お願いだからっ
百「…はっ゙、ぁ…(息荒)」
赫「…ら、ん…、?」
百「…!(泣)」
だめなのに。
だめなのにっ
だめなのにッ!!!
百「…ごめん、赫っちゃんッ(泣)」
赫「…ら」
ばきばきばきっ、と鈍い音が部屋中に響き渡る。
赫「ぁ゙ッッ…(泣)」
苦しそうな赫っちゃんの声。
聞こえているのに。助けてあげられるのに。
俺は赫っちゃんの右腕をあらぬ方向へと曲げ続けた。
赫「ぃや゙ぁ…ゃ…ぁ゙…(泣)」
茈「…」
百「…っ(泣)」
ばきんっ゙っ゙!!!!!
茈side
最初は抵抗があった百だったがだんだんと赫のことを狂ったように食べていった。
茈「…」
百「…(食)」
まるで、それしか見えていないように。
生まれて初めて食べる料理をひとつ残さず食べてやろうと言わんばかりに。
それがメンバー、だなんて忘れてしまったかのように。
茈「…(笑)」
俺にとっちゃ好都合でしかない。
茈「ゆっくり食えよ。…まだたくさんあるんだから。」
百「…えへへ、うんっ!(笑顔)」
…意外と堕ちるの早かったわ(笑)
2体目は瑞。
赫の時とは違って、意識もしっかりある状態で百に渡した。
瑞「…は?何してんの…、?百くん…?(怯)」
百「…瑞、おいで(笑顔)」
あー、足枷くらい付けといてやればよかったな。
まあ狭い部屋だから最悪俺も加わったら抑え込めるだろう。
瑞「…なんか、百くんも茈くんも、変だよ(怯)」
百「そんなことないよ?(笑顔)」
茈「…」
こいつらは赫の家での飲み会の時、酒に睡眠薬を混ぜて眠らせている。
その時赫だけ飲んでいなくて殴って気絶させたわけだけど。
瑞「…なんか言ってよ…!茈にきだって変だって思ってるでしょ、?」
茈「…」
死ぬ直前までこいつは猿みたいにうるさいやつなのか、と頭の中で普段通りにつっこんでみるが当たり前に瑞には聞こえない。
百「…茈」
茈「…なに?」
瑞にはガン無視をかましたくせに百には返事をしたからか、瑞が少し不満そうだ。
まぁ、この状態がおかしいことには気づいてもまさか食われるだなんて思ってもいないのだろう。
…まじで赫の掃除大変だった。もうちょい綺麗に食ってくれ。
百「…瑞、大きいからさ。ナイフとか使っちゃだめ?(上目遣)」
茈「…待ってろ(諦)」
百の上目遣いに弱いのは治さないとな…。
…いや待てよ、
あー…まあいいか。2本あるし。
茈「…これやるよ(床投)」
百「…ありがとう(笑顔)」
俺がナイフを取りに行っている隙に瑞と変なことを企てられちゃ困る。
携帯用のサバイバルナイフ(切れ味が悪い方)を百に渡した。
瑞「…え、?ねぇ、何しようとしてんの?」
百「…おいで、瑞(笑顔)」
瑞「やだ、行かないっ…!(涙目)」
ナイフを持って近づく百に怖がって腰が抜けたのかしゃがみこんでずるずると逃げる瑞。
そっちの方が逃げにくくね?
百「お願いだから、早く…(泣)」
…やっと百も壊れかけてきたな。
瑞「ねぇやだッ なにッ、なんなのッ!?(涙目)」
まだどこか企画だと思っている節があるのか周りをキョロキョロしてカメラらしきものを探す瑞。
残念、そんな生易しいもんじゃねぇんだわ。
百「…ごめんね、瑞ッ(泣)」
瑞「いやッ … っ゙あ゙ぁあ゙ッッ゙!?!?!?」
勢いよく瑞の右太ももにナイフを突き刺す百。
そして勢いよく抜いた。
瑞「ぁ゙っ…はっ゙…、?…ぬ゙ぐっ…(泣 我慢)」
状況の理解ができないのか、だんだんと痛みを感じなくなってきたことに怯えているのか、少し戸惑った表情で俺らを見てくる瑞。
…躾だとしても百の記憶にこいつらが残るの嫌だなー…(笑)
茈「…(笑)」
瑞「っ゙…、!百…くん゙にッ…な゙にを゙っ!!(怒)」
俺がにやにやしてしまっていることに気づいた瑞が声を荒らげて俺に叫ぶ。
茈「別に何も(笑)」
瑞「ふざッ…けん゙な゙ッ…、!(泣)」
どくどくと溢れ出ている血なんて見えていないかのように瑞が俺の方へ来ようとする。
瑞「…他の、メンバー…(泣止)」
その一瞬だけ、痛みも何もかも忘れたかのように瑞が呟いた。
茈「ご名答、瑞と同じ道を辿ったし辿るよ(笑)」
瑞「っ゙ッ、!!お前っ゙っ!!!(泣)」
瑞が立ち上がろうとしたその瞬間、
瑞「ぁあ゙ッ、!?…ぃあ゙ッ…たぃ゙…(泣)」
百が腹部の当たりをさらに深く刺した。
茈「ほーん…(笑)」
意外とやるじゃん、百。
百「…ごめんッ、ごめん瑞っ(泣)」
かわいい顔がぐちゃぐちゃになるほど泣いているのに、刺したナイフを思いっきり抜き取る百。
行動と感情が一致していない。
…〝蜘蛛〟としての本能が抑えきれないんだろう。
瑞「ぁぐッ…ぅい゙ッたぁ゙…(泣)」
自身の腹部に手を回し、血を止めるような仕草をする瑞。
その思いも虚しく、信じがたい量の血が大量に溢れ出てくる。
瑞「ぃやッ…死に゙たくッ…ない゙っ゙…(泣)」
だんだんと目の光がなくなっていく瑞。
赫とは違って最後まで生に執着しているのが分かり、意識が飛んでいてもおかしくない状態でもなんとかふんばっている。
百「…瑞っ、!(泣)」
瑞「らぁッ゙…ん…くん…っ゙(泣)」
百「瑞っ゙!(泣 抱)」
自分で刺したのに、なんてことを俺が言うのは酷いのだろうか。
百は瑞の身体を抱き抱えて泣き喚いている。
百「…瑞っ、瑞…瑞ッ…瑞っ…(泣)」
狂ったように瑞の名前を呼び続ける百。
…そろそろこの茶番も終わってもらわないと困る。
あと2人も残ってるんだから。
茈「百、」
百「…っ、(震)」
茈「…さっさと終わらせろ。」
瑞「…ぃ、るまッ゙…くん゙…?(泣)」
茈「…」
仮にでも長い間一緒に活動してきた仲間。
心が痛まないのか、と問われればもちろん首を縦に振るだろう。
ただ、俺は俺のために生きるし、俺の欲しいものは全て手に入れたい。
目標を達成するのには犠牲は付き物だ。
それが、メンバーだっただけ。
茈「今までありがとう、瑞。」
瑞「…!ぁ…(泣)」
口をパクパク動かしているが、なんと言っているのかは分からない。
それが、瑞の声が出ていないせいなのか、俺が耳に入ることを拒否しているのかは分からない。
瑞「… …(泣 笑顔)」
茈「…っ(目逸)」
瑞の笑顔を俺が認識した瞬間、
瑞「…ッ゙んぐぁ゙っ゙… (血吐)」
百「…(泣)」
百が泣きながら、躊躇無く、ナイフを胸元に突き刺した。
赫瑞編でした~!
こんなに長くなる予定では無かった…((
あと2話ぐらいで完結予定です⸜🙌🏻⸝💕
コメント
9件
反応遅れました🙇 🦈ちゃんが必死に口をぱくぱくさせてるのとかめっちゃ可愛いです‼︎ 🌸ゞの行動と言葉があってない所とか狂ってる(?)感じがしてめっちゃ好きです 次の犠牲者は星人組のどっちやろ… 今回も神作品ありがとうございます‼︎
はぁぁあぁぁ ⤴︎ ⤴︎ す''ッッッッき''ッッッッ 今回も 神作 過ぎて ッッッ いや ぁ 、、 バタフライバース 好きになりそ 、、 どこでそんな バース覚えてくるんですか っ !?!? 愛してる っっっ 💕💕 後友達になりたいで 、、 す ッ (バタッ ((((( ぇ
あはぁぁぉ、( ́ཫ`) 今回も神作ありがとうございますm( _ _)m やばい、最高すぎる… 百くんの気持ちと行動が違うのがもぉーバタフライバースだなって(◜¬◝ ) ほんとに語彙力無くなる作品ありがとうございます((((2回m殴