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こんちゃ!
今回は桃紫です!
長編第二弾にしようと思います
ちゅーい⚠️
桃紫 BL 他メンも出てきます
付き合ってる同棲中
大丈夫な方だけどーぞ!
「はあ、」
今日も一人布団でため息をつく
「もう俺のこと見てないのかな、、、」
俺はメンバーに内緒で桃くんと付き合っている。
そんな桃くんが最近、俺を避けているような気がする。
絶対って訳じゃないけど、休みの日に遊びに誘っても用事があるからと言って出かける。
夜の営みなんてずっとしてない。
休みが取れない俺も悪いけど。
「はあ、」
今日何度目かわからないため息をもらす。
こんなんじゃだめだ。明日の会議のために俺は頭まで布団をかぶって目を瞑った。
彼のパソコンの音を聞きながら。
このまま全て忘れてられればいいのに
「おっはよー!」
元気な声で1番に入ってきたのは赤くん。
「ねえねえ、紫ーくん!俺今日自分で早起きできたよ!」
そう言って犬みたいに擦り寄ってくるから頭をよしよししてあげたら、とても嬉しそうな顔をした。
可愛い。
赤くんをなでなでしていると青ちゃんと黄ちゃん登場。
二人ともなでてって可愛くおねだりしてくるから、俺の母性本能が耐えられず三人をまとめてハグした。
数分して橙くんも来た。俺は仕事をしてたけど、信号機組が俺にべったりくっついてるから何してんのって笑いながらくっついてきた。いや、君はちょっと重いよ?紫ーくん耐えれるかな?
そんなこんなで会議の時間になった。しかし桃くんが一向に来ない。電話も出てくれないし。
まあ、どうせ寝坊だろうと会議を始めた。案の定桃くんがダッシュで入ってきた。
寝坊だって。メンバーに煽られながらも、俺から1番遠い席に座る。
、、、服装がいつもよりおしゃれなのは気にしないでおこう。
「おつかれさま!」
長い長い会議が終わった。
「はぁ〜疲れたな〜そこのオレンジの人、俺にジュース買ってくれないかな〜」
「なんやねん赤、自分で買ってきいや、」
「橙くん、僕のもお願い♡」
「はあ〜?この腹黒が」
そうやっていつも通り会話するメンバーたちを見ながら、仕事のメールを返していると、
突然青ちゃんが、「僕、すっごいのもらっちゃったんだよねー!」
って、高らかにチケット?みたいなものを掲げた。
「なんですか、それ?」
「あ、やっぱり気になっちゃう?」
「なんかうざいから大丈夫です。」
「ちょ、冗談だってば、」
「僕、クイーンズマリンのナイトチケット手に入れちゃったんだよね!」
「ええ〜〜!」
「、、、なんそれ、」
クイーンズマリン?なんか聞いたことあるような、水族館かな?
「赤くんしか知らないの!?
クイーンズマリンは夜のイルミネーションとかがめっちゃ綺麗な、最近できたすっごい水族館なんだよ!!」
「あれでしょ!水族館なのに豪華なレストランとか映えスポットとかあるところでしょ!青ちゃんすっごい!」
「さすが赤くん!僕の凄さをわかってくれたか!」
「、で?それがどうかしたんですか?」
「何がすごいんかあんまわからへんのんやけど、」
「だから!みんなで一緒に行こって言ってんの!」
おお?青ちゃんがそんなこと言うなんて、、、
「、、、紫ーくん?心の声漏れてるよ?」
「え、」
「も〜なんでそんなこと言うの!」
「ふふっ、冗談だよ。今年頑張ったね会として、クリスマスあたりにみんなで行こっか!」
「ほんとですか!」
「やったぁ〜!」
「パンフレットもあるよ!」
そんな会話を聞きながら、ふと桃くんの方を見た。
全く興味がなさそうにスマホを見ていた。
そして急にガタッと立ち上がった。
「桃?どしたん?」
「いやちょっと予定できちゃったから、行くわ」
「そういえば桃くんもクイーンズマリン行くよね?」
「あ〜その日はとある人と行くからいいわ」
そう言って意味ありげに笑った
「じゃ、おつかれさん、」
そして走って行ってしまった。
なんで、と思ったのも束の間
「「はぁ〜〜?」」
橙くんと青ちゃんのでっかい声が聞こえた。
「なんなんあいつ。彼女いたんか!?」
「ある人って誰だよ!!」
そうだよ。ある人って誰?
「まあ、桃くんももうそういう歳ですしね。」
「ここでプロポーズしたら、絶対成功するよ!」
プロポー、ズ?そんな、どういうこと?
「紫ーくん?だいじょーぶ?」
赤くんの声で我に返った。
「ごめん、考え事してて。」
「お仕事あるからもう行くね!」
お仕事してないと変なことばっか考えちゃう。
今日はお仕事をたくさんして乗り過ごそうと思った。
けど無理だった。
見てしまったのだ。
桃くんと女の人が歩いているのを。
すごく衝撃を受けたのは、仕事で疲れていたこともあるかもしれない。
その日桃くんがいつ家に帰ってきたのかは知らない。
ギリギリ前編クリスマスに出せたからセーフ!?
後編もすぐ出すので待っててください!
じゃあばいばーい!