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第三話．第二ラウンド「以心伝心の絆」。
ついに──第二ラウンドが開始される時刻になった。
疲れたような , 緊張しているような…正直複雑な気持ち。
ゲームマスター「それでは , 第二ラウンドを開始いたしましょう。第二ラウンドは──
以心伝心ゲームをしてもらいます。」
gso「以心伝心 , ゲーム…」
lt「一致するまで終われまテン！的なやつでしたよね ? ? 」
ゲームマスター「ええ、そうです。“一般的な以心伝心ゲームでは”1人が出題者となり、
お題を言う回答者は周囲に見えないように、紙に回答を書く(この際、制限時間を設ける)時間になったら、
皆で一斉に回答を見せ合いながら発表する全員の意見が一致したらクリアっていう感じのルールですね。」
ｓrimr「えっ… ? い , 今 , “一般的な以心伝心ゲームでは”って言いましたよね ? 私達がやるのはそうじゃないんですか ? 」
ゲームマスター「そうですよ。ただでさえ安心安全なゲームな訳無いじゃないですか、笑」
「 ｯ … ! ! 」
簡単そうと , 最初は思っていたが , やっぱり第一ラウンドを見てた限り , そんな簡素には終わらせるつもりはないらしい。
kk「改めて , 性格なルールーはどんなものなの ? 」
ひときわ大人しいkkさんが単刀直入に聞いている。
ゲームマスター「あくまで君達にとっては , 超簡単なルールですよ。
決められた , お題に合う回答を考え , 一致しなかった人のみ死。
全員一致の場合 , 全員無事。全員又は , 複数人が不一致の場合は , 各メンバー無いから一人ルーレットで死が選ばれます。」
gnms「そ , それって…… ? 」
hn「一人でも一致しなかったら誰か一人死が待ってるってことだよね ! ? 」
rk「…でも , お題は一体誰が決めるんです ? 」
ゲームマスター「それはもちろん , 僕ですよ。とあるお題はもう考えてきてるのでね。」
mtw「なんか怪しいけど… ? 」
up「本当に大丈夫なのか…ｯ ? 」
rir-「せめて , ししょーが決めるとかなら安心できたんですけど…、汗」
mzr「そうですね…。見るからに怪しい人だと…、汗」
zn「なんか , 引っ掛けとかいたずらとか無いですよね ?? 」
心配そうにしている以下6人がつぶやいている。
ゲームマスター「まぁ , そう心配なさらず、早速開始いたしますよ。」
そう言って , 第二ラウンドが開始された。
［それでは , 開始致します。お題は───『このメンバーの中から猫っぽい人を選べ』です。
一分間の制限時間を与えます。その間に答えを考え , １分後に見せ合いましょう。それでは , タイマースタートします。］
「猫っぽい人ね……。」
これは圧倒的簡単な答えな気がする。
これは , メンバーはともかく , 本人も自覚してるくらいじゃないかな…。
そして , 悩むことなく一分が過ぎた。
見るからに , メンバーも余り悩まなかったような様子だ。
［それでは , 全員の回答をお見せください。］
その合図と同時に , 私達は回答を見せあった。
全員回答は同じ。
kk「やっぱり私ね。」
物凄く満足そうにkkさんがつぶやいた。
chk「見た目自体も猫耳あるしね ! ! 」
chkさんが賛成というか当たり前というように , うんうんと頷いている。
［後数問続きますよ。次のお題は─『最も理系だと思われる人を選べ』です。
次は , 三十秒間の制限時間となります。制限時間内に , 一致するよう考え三十秒後に見せ合います。それではタイマースタート。］
再び開始の合図があり , タイマーがスタートする。
でもこのお題も凄く簡単。本人も自ら理系だと言っていたまである。
これも , 誰も間違うことはなさそう。
30秒が経過し , メンバー全員の回答を見せ合う。
mtw「やっぱりｍtw理系だよ ~ ！皆からの公認理系だね ! 」
そう , やっぱりmtwさん。白衣を着ているし , 本人も圧倒的理系だと言っていたから。
［それでは , このゲームを終了致します。］
そう話している間に , 終了の合図がなった。
ゲームマスター「流石…ですかね、今回も犠牲者０です。」
今の所は安心…。だけどこれから続くラウンドに緊張 , 不安 , 恐怖を抱えている。
正直それは , 私だけじゃなく他のメンバーもそうだろう。
「………。」
そんなとき , 急にうるさい音が鳴り響いた。
メンバー全員の声が重なった。
そうそのやたらとうるさく鳴り響く音の正体は , 火災報知器だった。
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お つ こ は (@^^)/~~~🔆
コメント
15件
え！？急展開だな
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