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めっちゃドキドキした! 残り1分って熱いな!
みぞれもぉぉん…良かったよぉ… ギリギリでドキドキしたぁ
第四話.第三ラウンド「命がけの絆」
メンバーと顔を見合わせたまま , 混乱が続く。
やたらとうるさい火災報知器が鳴り響く。
ゲームマスター『皆さん落ち着いて。それでは , 第三ラウンドを開始致します。』
「ちょッ , ちょっと待って ! ? この火災報知器はどうするんです ! ? 」
私は , 混乱しているのもあり , 自分の思っているよりも落ち着かずには居られなかった。
iemn「mmさん…落ち着いて… ! ! 何かの出演とかかもしれないですよ。」
流石のiemnさん…と言うばかり一番冷静さを保っている。
kk「そうね。今の所は , 本当に火事が起きたのかも分からないもの。」
やっぱりkkさんも冷静。しかも , こんな中でも頭はたえず動いているのが様子を見てわかる。
そんな二人に圧倒され、納得した。
「…そうですね…。とりあえず , 第三ラウンドは何をするんでしょう ? 」
ゲームマスター「皆さん , お気付きになられませんか?」
「え… ? 何がです、?」
意味有りげな雰囲気で言われたため , 再び混乱。
──そんなとき , 焦ったような口調でrir-さんが声を荒げた。
rir-「待って… ! ? m、mzrさんがッッ」
その言葉に気になり , 辺りを見渡す。
私が見た目の前には , たった15人…mzrさんが居ない状態が迫っていた。
gso「えッ ! ? mzrさんは?何処に居るのッ!?」
ゲームマスター「まぁまぁ , そう焦らず。これも一つのゲームですよ。」
up「ふざけんなッッッ ! ! 人の命かけてゲームとかどういう面してんだよッ ! ? 」
相変わらずのようで , upさんが必死に怒りをぶつけた。
ゲームマスター「まぁ , 僕にはとある理由があるんでね…。とにかく , ゲームのルール説明です。
聞いての通り , 現在火災報知器が作動していますよね ? つまり──どういうことか分かりますよね? , 笑」
hn「ほ , ほんとに火事が起きてるのッッ ! ? 」
rk「誤作動とかじゃないんですッッ ? 」
必死にhnrk兄妹が声を上げる。
ゲームマスター「誤作動 ? 誤作動なわけ無いじゃないですか…笑 改めてルールです。
現在ここでは火事が起きていますね。そしてmzrさんが居ない───つまり , 皆さんの安全を確保しながら、
制限時間の30分内に , 皆無事にmzrさんを救出すること───それが今回のゲームの目的です。
*もちろん火事なため , 死人や , 怪我人が出る場合もありますよね。死人に関してはそのまま*死。
*怪我人は , 怪我を治療する。ですが , 怪我の範囲が大きかった場合は*死になる可能性もあります。
そして , mzrさんが無事ではなかった場合、mzrさんと君達の中から一人犠牲者が出ます。」
chk「きゅ , 救出 ! ? わたす達が、?」
mtw「ば、場合によっては2人も犠牲者が出るってこと ! ? 」
gnms「そんなの…聞いてないですよ、、、!」
znkps「ぽれ達をどうするつもり ! ? 」
srimr「それより前に , mzrさんは安全なんですかッッ ! ? 」
ゲームマスター「さぁね。君達の協力 , 絆 , 救出力によって未来は変わるさ。」
その言葉を聞いて私は考えるより先に , 動くことを目にした。
「っ早速…探しに行きましょう─── ! !」
そう言って私達は , 各場所に別れ , mzrさんを探しに向かった。
私はすぐさま部屋を出て、様々な個室のあるところにやってきた。
「mzrさ ~ んッッ ! ! 居たら返事してください…!」
制限時間は三十分程度…。
本当に火事が起きているならば , 早くも20分くらいには見つけなきゃまずいだろう…。
「mzrもーんッッ ! ? ! ? 」
しばらく周辺を探索した。
けど , いくら呼んでも返事は来ない。いくら探しても見つからなかった。
「そろそろ戻らないと…!」
私達は , 出発する前に , 少し話し合いをした。
誰が何処らへんを探すのかと。だから誰とも被らず満遍なく探せると思ったから。
けど , デメリットがある。考えたくはないけど , 一人で探している最中に , “怪我をしたら”あるいは“死に至ってしまったら”と。
それだから , 最初に5分程度決めた場所を探し回り , 一旦最初のところに戻って生存確認。
そのため , さっきの場所に戻らないといけないのだ。
私が行くと既に皆揃っていた。
「皆揃っているね…生存確認OK。ちなみに…mzrさんは ? 」
私が聞くと , 皆は静かに…でも正確に首を左右に動かした。
「やっぱりそうですか…再び , 最初に決めた場所を探しに行きましょう。」
そう言って再び , 解散する。
「ッ──早く探さないと……、汗」
残りの時間は約20分。当たり前のようだが , 段々時間も減っていく─。
「mzrさん ~ ッ ! ? ……って、、えッ ! ? 」
mzrさんを探していたのに…全く持って別のものを見てしまった。
前には , さっきまで薄暗かった廊下とは格段と違い , 燃え上がった火のせいで眩しいくらい。
でも , よく考えた。
「…もしかして , この近くにmzrさんが ! ? 」
ここは明らかに焦げや煙があり , 元々 , 一番初めに燃え上がった火の近くだと考えられる。
「あ、でもその前に…!」
また , 生存確認の時間がもうすぐだ。
こうなったら , 事情を全て説明して , 皆でこの周辺を探すしか無いだろう。
私は , 必死になって元の場所に走り抜けた。
「皆…!火事は本当に起きてるんですッ!………だから , その周辺にmzrさんが居る可能性が高いかと思ったから
みんなで探しましょう。其の方が安全だと思いますし…残り10分も過ぎてるんです…ッ ! ! 」
私は , 必死になって説明した。
iemn「もちろんですよ。時間もないので早く探しに行きましょうッッ…!」
そう優しく冷静にiemnさんが言ってくれた。
もちろん , iemnさんだけでなく , 他のメンバーももちろんというように頷いてくれた。
「ここです…!タイムリミット─約8分…早く探しましょう…、汗」
そう言ってみんなで一斉に探しあった。
一人行けなさそうなところも , 皆で助け合い一生懸命探した。
──それでも , 見つからなかった。
「…後一分です…せめて…諦めないで最後の最後まで探しましょう── ! ! 」
私は気合いを込めて , 言った。
そしてその時だった─。
「っあッ、mzrさん…ッッ ! ? 」
私は思わずそう叫んだ。
そうすると皆が近づいてきてくれた。
「mzrさん…見つかりました…!ようやく…。」
様子から見て , mzrさんは睡眠薬か何かで眠らされてここに連れ去られた的なことだろう。
rir-「やった…!mzrさん…ッッッ ! ! 」
chk「良かったです…。」
kk「そうね…ひとまずは安心できるわ。」
htmngu「 ん ま ッ ~ … ! ! (ひとまず安心 ~ …!)」
iemn「はぁ…本当に良かった…。」
up「もう、、焦らせやがってッ、!」
mtw「はぁ , マジでビビったって ~ …、笑」
lt「まぁ , 見つかったし結果オーライでしょ!」
gso「全員無事でほんとに良かったです…。」
srimr「はぁ…本当に怖かった…。」
gnms「もう … 二度とこんな目は見たくないッッ…。」
zn「なんで , こんな事させるんだよ ~~ッッ ! ! 」
hn「も ~ ほんとに怖かったよ ~ ッッッ ! ! 」
rk「まぁまぁ , もう大丈夫だってッ…!」
mzr「 す ~ す ~ ッ 」
mzrさんは , 小さな寝息をたてながらも , ぐっすり眠りについている。
「ふぅ…とにかく安全で良かったですよ…( に こ ッ 」
そう私達は一息安心した空気に包まれた。
けど─恐怖はまだ続く。
ゲームマスター「皆さん , どうやらご無事で何よりです。それでは , 第四ラウンドを開始いたしますので , 移動をお願いします。」
そう , 恐怖というものはまだまだ続く。私達は , 緊張の面で移動を開始した。
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そ れ で は , !
お つ こ は (@^^)/~~~🔆