🍍side .
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🍍『らんはさ 、』
🍍『夢に何回も同じやつが出てくるって』
🍍『 … どう思う?』
落ち着いた声で 、らんに喋りかける 。
🌸『 … 別に … どうも思わないかな』
🌸『 … なっちゃんはその子に恋してるってこと?』
🍍『 … 分からない』
理解が早いらんは 、話が早そうでよかった 。
🍍『 … 俺 、元々こさめが好きだったんだよ』
🌸『 … うん 、』
🍍『でも 、俺じゃダメなのかなって … ( ポロッ』
少しずつ滲んでいく涙と 、
枯れていく声 。
それでも 、らんは真剣に話を聞いてくれた 。
🌸『それってさ』
🌸『どっちも好き … ってことじゃダメなのかな』
🍍『 … え … ?』
瞳に滲んでいた涙が 、瞬きをすることで
頬を流れる 。
それと同時に 俺は間抜けな声を出す 。
『 どっちも好き 』とは いいんだろうか 。
そもそも 、現実にいる誰か を
好きになるのは良しとして 、
夢の中のあの子に恋をする なんて 、
おかしなことじゃないだろうか 。
☔side .
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☔『んん 、 ~ … 』
もしも 、星に願いなどしたら
あの子に会いたい という
願いも叶うのだろうか 。
☔『 … やってみる … ?』
流れ星ではないけれど 、
ただの お星様に 強く 、強く 願う 。
☔『 … あの子に会えますように ___ 。』
手を合わせ 、3回 唱える 。
意味なんてないようにしか思えない 。
叶わなくてもいい 。
ただ 、叶えばいいな そんな軽い気持ちで
こさめは 星に願いを込めた 。
すると突然 、流れ星のような物が見えた気がして
☔『 … んへへ 、笑』
この願いも叶ってしまうのではないかと
ふと 、笑いが溢れる 。
☔『叶えばいいな … 』
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短くてごめんなさい !!!