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こんにちは!ミセスでキーボードやってます。Fjsw Ryok、通称Ryoちゃんです!
実は僕には視覚過敏っていうのがあって、光が苦手です。普通の人よりも感覚が鋭いらしいです。
1番苦手なのは蛍光灯。白熱電球はまだ平気だけど、LEDは得意じゃないです。ビビットカラーは目がチカチカします。
メンバーたちはこのことを知っていて理解してくれているから、僕は生活できてます!
そんな僕らの日常を、覗いてみてください!(全てRyok sideになってます。)
Ryok「おはよー、っ、。」
Mtk 「あ、ごめん、光強くしちゃってた、、落とすね。」
Hrt 「一応、間接照明だけつけさせて。あ、今日の予定ね。」
僕は普通の人よりも理解が遅くて苦手。多くのタスクを渡されると焦って全部わかんなくなる。
『ASD(自閉スペクトラム症)の特性だ』ってお医者さんには言われた。
だから、情報を可視化してくれるメンバーたちには感謝しかない。
Mtk 「えっと、まず今日は今から会議して、その後CDTVのリハやって本番!今日はクスシキ!」
Ryok「会議って何するの?」
Mtk 「今日はライブのセトリと衣装決め!照明とか音響とかもちょっと決めれればいいなぁって感じ。」
Hrt 「じゃあ、もう始めちゃう?移動しよ。」
Ryok「はーい。」
Ryok「(いじいじ)」
Mtk 「Ryoちゃん、どのくらいの照明だったら耐えられるか教えて欲しいなぁ、、」
Hrt 「俺らRyoちゃんに無理してまでライブしてほしくないからさ!」
Staff「あ、一回休憩入れましょうか。集中力も切れてきた感じなので!10分後に再開しましょう。」
Mtk 「了解です!ありがとうございます。」
しかもそんな長い間集中していられない。
好きなこととか、興味があることとかだったら“過集中”っていう状態に入ってすごい集中できるんだけど、
それ以外の時は結構すぐに動いちゃったりする。これはADHDの症状らしい。
だから結構高頻度で休憩を入れてもらってる。僕にとってはものすんごいありがたい!
Staff「じゃあ、再開しましょう。」
…
Ryok「ありがとうございました〜。」
Mtp 「ありがとうございました!」
Staff「こちらこそありがとうございました!CDTVも頑張ってください!」
Ryok「はい!頑張ってきます!」
Mtk 「涼ちゃん今日いつもより長い間集中できてたじゃん!今日調子良かった?」
Ryok「うん。なんかいつもよりも集中力続いた!前のライブのこととかがあったからかな?」
Hrt 「前回はマジでごめん。照明めっちゃ強くしちゃってそのあとめっちゃしんどそうだったもんね。」
Ryok「“たぶん前のは自分が話聞いてなかったせいだ”って、学習したんだと思う。」
Mtk 「なるほど!じゃあ、CDTVのリハ行きますか!れっつごー!」
Staff「カチッ(光量を最大設定にする。)」
Ryok「やばっ、、」
僕にこの光は無理だった。目を閉じても焼きついてしまっている光。残像が気持ち悪い。
白い光だったらまだ大丈夫だったかもしれないけど、今回の光はカラフル。目がチカチカして、ちょっと頭が痛い。
こんな状態の僕が取れる行動はうずくまることだけ。できる限り自分を情報から守れる体制がそれだった。
Ryok「ぅぁ゛、、(うずくまる)」
Hrt 「Ryoちゃん、!!ごめんなさい!一回止めさせてください!」
Mtk 「光落としてください。Ryoちゃんのパニックの引き金になっちゃうんで。」
Ryok「あ゛ぁ、、(泣)」
Hrt 「Ryoちゃんにこの光はきつかったよね。ごめんね。耳は大丈夫?」
Ryok「た、ぶん(泣)目が、チカチカする、、」
Mtk 「一回楽屋戻ろっか。あとでもう一回打ち合わせしよう。Ryoちゃんがしんどいままリハはしたくない。」
Hrt 「俺も。全員ができるだけいいパフォーマンスができる状態で本番とか、リハをしたい。」
Ryok「ご、ごめん、、(泣)」
Hrt 「なんでRyoちゃんが謝るの、、?Ryoちゃんは何も悪いことしてないよ?」
Ryok「で、でも、、迷惑、かけた、、」
Mtk 「どこが迷惑なのか全くわかんないんだけど。僕と若井はやりたくてやってる訳だし。」
Hrt 「俺は『ごめん』より『ありがとう』がいいなー。」
Ryok「あ、ありがとう、、」
Mtp 「どういたしまして!」
Ryok「ちょっと落ち着いたかも。」
Mtk 「今どんな感じ?症状なんかある?」
Ryok「目チカチカするのは良くなったけど、まだちょっと頭痛い。」
Hrt 「リハできそう?今、俺らの次にやる予定だったアーティストさんがやってるんだけど、見に行ってみる?」
Mtk 「あ、じゃあその前に一回光と音響調節して、そのあと見に行こ!」
Ryok「わかった。」
…
Mtk 「よし、終わり!じゃあ、見にいこっか。一応サングラス持っておいてね。」
Ryok「うん!もう完全復活!」
Hrt 「それは良かった!今誰がやってるんだろ?」
Ryok「僕らの次だから、SnowMan!」
Mtk 「SnowManも結構人気だもんね。…やっぱダンス上手だよね。」
Hrt 「本当にすごい。しかもあれで歌ってるんだよ。肺活量すごすぎ。」
Ryok「でもそれMtkもできるんだよね。なんか、怖い。すごすぎて怖い。」
Mtk 「神だからね。僕は。」
CDTVも無事に終わった!リハの時よりかはだいぶ光量が少なくなってて、めっちゃありがたかった。
いくら僕がパニックを起こしても、メンバーも、スタッフさんも、マネージャーも絶対責めないんだ。
まあ、自分で自分を責めることは日常茶飯事なんだけど笑
やっぱり、理解してくれる仲間って、最強なんだなって気付いた1日でした!
by Ryok