🐺「きっと今日も赤い目の人はやってくるはず」
俺はいつものように花を置いておく。
俺はそれを見守ることしかできない。
🐺「あ、きた。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
📕「今日もきっと、君は木の影に隠れてるんでしょ?」
気づいてるよ。
花を置いてるのが狼さんだってこと。
でも、僕は気づかないふりするんだ。
なんでだと思う?
それが『運命』だからだよっ
出会ったらそこでおしまいなの
終わりにしたくない、、ただそれだけっ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺/僕たちの目が合うことはない。
🐺「会いたい…」
📕「触れたい…」
そう思っても、声は届かないんだ。
🐺・📕「はぁ…」
ため息だけが虚しく重なって、、
🐺「もうっ!会えなくてもいいから!」
📕「触れなくていいから!話せなくたっていいから!」
🐺・📕
「この木の向こうに君がいるだけでいいのにっ」
🐺「これが恋だって、言わないなら、」
📕「言葉なんてなくていい。」
会いたいのに会えない。。
考えたってエンディングは変わらない…
狼と赤ずきんに生まれてしまった僕らの運命
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!