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第2話 .名前を呼んでくれた君
「突然 、すいません」
「お隣なので挨拶くらいはしておきたかったので〜……」
相手の母親も 、とても美しい方だった 。
「ほら 、挨拶して?」と相手の母は言った
「高嶺ゆいです!よろしくお願いします!」
「ゆい」という子が挨拶をした瞬間 、
風が吹き 、散りかけていた桜が一斉に舞った 。
「綺麗……」
つい 、思ったことが漏れてしまった 。
私の母も 、私に挨拶をするように言った 。
久しぶりに挨拶をするので緊張した 。
「赫野……絵紅です…」
私が挨拶をした瞬間 、急にその子は私の手を
握り言った 。
「絵紅ちゃんか…よろしくね!」
「うん…よろしく 。」
急に手を握られ 、びっくりしたが
私の名前を呼んでくれたことが 、少し……
嬉しかった 。