「」セラフ
『』その他
ヴォルタクションの企画後らしい。
僕はセラフくんの付き添いでスタジオに足を運び、セラフくんと待ち合わした。
セラフくんが謝ったりしてるけど、全然だ。逆に嬉しいまでもある。
「み、みんな!」
か弱い声だった。でも声が大きくてみんなには届いたみたい。
「その、俺さ、みんなに、嫌われてる、かもだけど!俺前みたいに仲良くした、い!みんなは、俺のこと、きら、い、、?」
途切れ途切れに放たれた言葉。脆そうだなぁ、、、。
奏斗くんがセラフくんの前にきて、僕にも聞こえる声で言った。
『嫌だよ。僕セラのこと嫌いだもん(kn』
他の二人も続けていった。
『私もです。セラ夫、いい加減嫌われてることに気づいたらどうです?(ng』
『セラおってそう言うところあるよなぁw(hb』
嘲笑ってるみたいだね。
その言葉にセラフくんは相当傷ついたみたい。
涙目になってる。
「え、え、、?」
今にもな泣き叫びそう。
去っていく3人。
はぁぁぁぁ。
かっわいい〜〜〜〜♡♡♡♡♡
興奮しちゃうよね。あんなに可愛い姿見せられたらさぁ♡♡♡
ラインを開く。そしてヴァルツのグルラでメッセージを送る。
『計画通りだよ』
ってね。
なんでなんでなんで?
俺の、こと嫌いに、なった、、?
え、、?
『セラフくん。落ち着いて。大丈夫。あの3人がねセラフくんのこと嫌いでも、僕らはセラフくんのこと大好きだからさ(tj』
優しく落ち着く声で慰めてくれる弦月さん。
優しい優しい。
甘えたい!!
「弦月さぁん!!!」
俺は原付さんの胸に飛び込んだ。
服が汚れてしまうくらいに泣いて、叫んでしまった。
『大丈夫。もうちょっとで、みんなも来るから。僕の家に来る?一人じゃ寂しいでしょ?(tj』
なんて優しい先輩なんだろう。
甘えても、いいの、かな?
甘えたい。甘えたい。
そして愛して?
骨の髄まで愛して愛して愛して愛して!!
ねぇお願い。
先輩。俺に愛を与えてください、、、。