nmmnちゅーーーーーーい
リオスキ!頑張りました
※スキマがもう東京に引っ越してる設定です!
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「じゃあここら辺で。もつ!」
配信を閉じ、溜め息を吐く。いつも配信終わりは寂しくなってしまう。
「リオラさん来ないかな~…。」
ぼーっとそんな事を呟く。
…唐突だが、俺はリオラさんの事が好きだ。でも、片想いだと思う。だって、男が男の事好きとか変だし…。
そんな考え事をしていると。
『ピーンポーン』
突然インターホンが鳴る。
「あれ?誰だろ…宅配便かな?今出まーす」
ガチャ、とドアを開ける。そこには…。
「リオラさん?!」
リオラさんがいた。でも、いつもと様子が違って、顔が赤く少しふらついた様子だった。
「すきま~~~!!ごめんな~~いきなり来ちゃって~、にきくん達と飲んでたら酔ってさ~~」
「は、はぁ…」
「だからすきま泊めて~~~!」
「えぇ…しょうがないなぁ」
この人にねだられると、どうしても受け入れてしまう。俺の悪い所だ。
「まじ!?ありがと~~すきま~~~!!!じゃあお邪魔しま~~す」
「はーい」
いきなり入れたせいで、部屋はぐちゃぐちゃ。だから辛うじてまだ綺麗なリビングに案内する。
「あ、そーそーすきま~!!俺すきまとやりたいゲームあってんな~~」
「お、なんですか?」
どうせやる事もないから、暇を潰せそうなゲーム、という言葉に俺は興味を示した。
「そー!愛してるゲーム!!」
「…はぁ??」
何言ってんだこの人、と理解が追いつかない。リオラさんと愛してるゲームとか普通に即負けするんだが…。
「あれ、ルール知らない?」
「いや知ってますよ、何言ってんすか」
「今日飲み会でやろうと思っとったんやけど、結局出来なかったんよ!あとスキマとやってみたかったから」
「え、えー…」
俺とやってみたい、とはどういう意味なのだろう。
ちょっと妄想したが、ただの好奇心と言う結論に至り1人勝手に少し悲しくなった。
「まぁいいですよ、やりましょ。やるからには勝ちますからね!」
「おー!俺も負ける気はせーへんで~!!じゃ、俺先攻な~?」
一瞬だけ、場が静まる。そして、リオラさんが俺を見つめて。
「…スキマ、愛してるよ」
顔が赤くなるのを必死で堪える。下向きになって、目を合わせれない。
「お、照れた??照れたー???」
煽ってくるリオラさんに少し腹が立ち、意地を張り
「照れてないです!!」
と言い返した。
「ほんまか~??まぁええか、次スキマな!」
んんっと咳払いをして、一言。
「…リオラさん、愛してます」
今すぐのたうち回りたいくらい恥ずかしいけど、そんな思いは我慢した。
「…ほんまに愛してる??」
リオラさんの声を聞いて、リオラさんの方を向いた。リオラさんは、嫌ーな笑みを浮かべていて。
「え、あ…っと、はい、愛して…ます…」
2回言うことで更に恥ずかしさが増す。
「ちゃんと俺の事好き??」
ここで違うって言うのは、なんだか負けた気がして。
「は、はい…好き…で、す」
あれ、と今気付く。これ、ゲームとは言えほぼ告白みたいなもんなのでは。
それに気付いてリオラさんの顔を再び見る。リオラさんはニヤニヤしながら俺を見ていて。俺は顔が熱くなり下を向いた。
「正直、俺と付き合いたいと思ってる?」
リオラさんは、優しい声色で顔を覗き込みそう言った。
「……ちょっと待って!降参!無理!」
耐えきれなくなって俺は降参と叫んだ。
「おいおいおい、今逃げていいのかー??もうこんなチャンスねぇぞ~~??」
「うぐっ…」
確かに、こんな告白チャンス滅多にない…けど。
「じゃあもっかい聞くけど、正直俺と付き合いたいと思ってる?」
覚悟を決めて、息を呑む。
「…は、はい…思ってます……好きです…
つ、付き合ってください…っ」
顔が発火しそうなくらい熱くて、下を向きっぱなしのままそう言った。
リオラさんが、俺の顔を覗き込んで。
「やーっと言ってくれた。いいよ、付き合おか」
そう言ってにっと笑いかけてくれた。
「…!!…って、やっと言ってくれたって…」
「うん。今日の出来事も、全部スキマに告白させたかったから!」
「は、はぁっ!?!酔ったっていうのは!?」
「フェイク~。スキマに照れながら告白させたいなーって思て」
「も~~~…照れ損した」
「別にええやん!じゃ、今日から俺の彼女な~?」
「いや俺女じゃないんすけど…」
「ほぼ女みたいなもんだろ!問題ない問題ない」
そう言って笑うリオラさんを見て、なんだか安心した。
いいねいい感じに多かったら続きやります!
コメント
1件
尊い…結局健全なんが一番いいんよな~