リクエスト作品です👆🏻🌟
他のリクエストも裏でちびちびと書いているので気長に待っててください🙏🏻♡
𓏸 緑黄
𓏸 R18
𓏸 ヴァンパイアパロ
部屋に散らばったトマトの缶詰。
覗いてみると空っぽで、綺麗に食べられていた。
👑「この部屋どうしたん…!?」
🍵「おわ、今日も来てくれたのぉ?」
所々、赤茶色が付着したソファにもたれかかっていたすちくんが俺のところまで小走りで迎えてくれる。
👑「今日の分のノート渡しに…」
好きだから。
そういうのはまだ早い気がして。
🍵「ありがとね」
ルビーの様な深い綺麗な赤色の瞳が俺を離さず見つめてくる。
思わず吸い込まれてしまいそうな程のその赤色は、吸血鬼特有のものだ。
👑「…ってそれよりこの部屋どうしたんよ!」
几帳面なすちくんは基本部屋は整っていて、わかりやすく整理整頓されている筈なのに。
🍵「ちょっと貧血気味で掃除する気力湧かなかったんだよねぇ…」
ぽりぽりと頬を掻いて苦笑いするその表情は、どこか元気がないような気がした。
🍵「やっぱトマトだけじゃダメなのかなぁ…」
👑「………」
すちくんは人の血を吸わない。
吸血鬼なのに吸血したことないんだって。
👑「すちくんは大丈夫なの…?」
🍵「…..そろそろやばいかもねぇ、」
👑「へ?やばいって…?」
向けられていた赤色の瞳は俺から逸れて、床にへと目線が写り変わる。
🍵「…..もう明日からノートとか渡しに来なくて大丈夫だよ」
いつもより少し低い低音で放たれる。
その声も今までは好きだったのに、なんだか急に切なく感じて。
👑「え…?なんで…っ、」
🍵「…みこちゃんのこと襲っちゃいそうになるから。」
ただえさえ学校に来ることが出来ないすちくんと会えるのは、唯一此処だけなのに。
すちくんの家にすらも来れなくなってしまったら。
👑「…っいいよ、」
👑「俺の血、…吸っていいよ」
この際、吸血だけの関係になっても構わない。
大好きなすちくんと会えなくなってしまうという悪夢を見るくらいだったら、身体のひとつなんて安い。
🍵「…..だめだよ」
👑「っなんで、…!」
数歩後退りするすちくんに合わせて、俺もすちくんと同じ道を追いかける。
🍵「…そんな軽率にみこちゃんから血は貰えない」
ふるふると横に動く顔といっしょに、赤色の瞳からは涙が零れそうな表情だった。
👑「…俺はすちくんには俺以外の血を吸って欲しくないの、」
🍵「…..だめだよ、」
また1歩と後退りするすちくん。
🍵「…っ、やば…..」
👑「…っちょ、!?」
そんなすちくんがもう1歩と足を動かした瞬間、ぐらりと膝から崩れ落ちる。
間一髪で支えると、弱々しく胸元に倒れかかってくる。
🍵「…っは、゙…ッは、ぁ…..」
近くで聞くと呼吸はだいぶ不規則で激しくて。
今にも死んじゃいそうなくらいで。
🍵「…..っ、゙…..」
👑「っちょ、…なにして…!」
覚束無い足取りで俺から離れるようにまた歩き出す。
そんなすちくんに小さな怒りを覚えて、優しさを忘れて少し強引気味に引っ張ると胸元へと倒れ込んできた。
🍵「…っ、あ…..゙」
🍵「…もう…っごめ、…..」
👑「すちく、ごめんってなにが──…」
突然放たれた “ ごめん ” に動揺している間もなく、うなじに激しい痛みを感じる。
👑「いっ、…!?//」
びっくりして首を動かすが、却って深くに八重歯が突き刺さる。
👑「っな、にこれ、…/」
🍵「…動かないで。」
痛みの正体はすちくんだ。
ふわりと香るすちくんらしい優しい香水と、少しグロい鉄の香りが教えてくれた。
👑「…ぁ、え…あ、っ…/」
でも…と言いかけたが、たしかに血を吸っていいよと言ったのは俺。
どうしたらいいのかわからず吃っているとすちくんは俺の手首を掴んだ。
🍵「…..大人しくしてて」
👑「あぇっ、…♡//」
するとすちくんは思いっきり口を閉め、歯で俺のうなじに激痛を覚えさせる。
👑「う、ぁ…っ、♡//」
吸血鬼の歯ってこんなに鋭くて痛いんや、なんて呑気に感心している場合じゃない。
👑「…っは、…はー、…゙/」
👑「うぅ…っ、…/(涙目)」
耳の後ろでは不規則に乱れたすちくんの呼吸音が微かに聞こえる。
🍵「…がんあっへ」
👑「や、っ…やぁ、…♡」
頑張ってというならやめてくれてもいいのに、消して歯は抜かないすちくん。
👑「ひぁ、っ…♡//」
👑「…っ、〜〜〜…!//」
ぺろっと優しく舐められると腰が浮く。
何故か急に頭の中が真っ白になって、体の体温が一気に上昇したような気分に陥る。
🍵「…っは、…..♡」
👑「あぇ、っ…/」
ゆっくりとすちくんは離れ、ご馳走様と言わんばかりに弧を描くように舌をぺろりと1周させた。
🍵「…みこちゃんの血おいしい、♡」
👑「そ、…そうなん、や…/」
ご奉仕できたならもういいかと思い一歩後退りすると、すちくんに何故か手首を掴まれる。
🍵「…でも、満足したとは言ってないよ」
👑「い、゙…っ~~~…♡//」
👑「っ、…..♡」
ピンっと伸ばしたつま先をこれでもかと言うくらいにガクガクと震わすみこちゃん。
随分と荒くてテンポの早い呼吸は俺を煽っているようにも聞こえてくる。
🍵「…手繋ぐ?」
👑「っは、…は、っ…/」
👑「ひ、あ…ぅ、…♡」
余韻かなにかで聴覚が麻痺しているのか、投げかけた質問への返答は無い。
死にものぐるいで酸素を得ている。
🍵「…..手、だよ。」
みこちゃんの手をぎゅっと握ると、感覚はあるのか弱々しく握り返してくれる。
👑「ぅ、…あ、…?♡」
俺よりもひとまわり小さい手。
それが今までにないくらい愛おしく感じる。
🍵「…っ、…….」
👑「い、っ…゙!?♡//」
👑「ひぐ、っ…♡」
鈍い肉壁を打つ音と比例して、みこちゃんはその度に身体が上下にゆさゆさ揺れる。
俺に操られるまま、俺の思うがまま。
👑「や、っ…やぁ、…♡」
👑「ぁ、゙あっ…/(涙目)」
こうなったのも全部君が悪いんだよ。
俺はもういいよって、だめだよってちゃんと否定したのになぁ。
🍵「…っだから、…」
🍵「満足するまで付き合って、ね…♡」
コメント
17件
ありがたすぎます😭😭😭 最高に可愛い黄さんと緑さんが拝めてまじで最高です!表現の仕方とか、毎度の事ながらほんとに凄くてまじで尊敬🙄 ありがとうございますー!🥰
ええええ💝💝💝💝やばいいいい💓今日予定あるから昨日遅くまで起きてなかった悔しいいいい👾👾👾👾 日本連続緑黄投稿は流石に需要を分かりすぎでは❓💘 落としにかかってますよね❓❓ もう何から何までが癖だった最高投稿ありがとうございました‼️
え、 ほんとにほしのさん神ですか!? もうほんとに好きすぎる🫶🏻🫶🏻 まじで性癖にぶっ刺さりますぅ、💞