加四六の家。 加四六。
「千秋〜、軽くお前の荷物の収納も終わったわ!!」俺はそう言いながら段ボールを潰した。「あ、ありがとう!!後ハイ〜、どぞ〜」千秋が手を開いた先のテーブルにはカレーやサラダなどが並んでいた。「、、!?マジ!?作ってくれたん!?」「ハハ、、wwこれくらいはしなきゃ、、ww」「えー!!美味そう!!いただき〜」俺は段ボールを置き、床に座った。「頂きます〜」「頂きます〜」千秋にプロポーズしてから1週間、、俺は幸せだった。この1週間、千秋とこれからを話し合って、指輪も買って、、勿論、ああいうことも、、「、、、、」まさかあの千秋がここまで可愛く思える日が来るとは、、元々自覚がなかっただけなんだろうな、、俺はこんなに千秋が好きなんなもんな、、「、、な、何よ、、ニヤニヤして、、」「いいや〜、めちゃくちゃ美味いです」「ハハ、ども〜」千秋は笑った。「、、そういや加四六明日から出勤だっけ??」「ん、お〜、そうそう〜!!久しぶりにみんなに会えるわ〜」「良かったわね」「おう、ヤッキーも退院したみたいだし〜」「、、加四六」「、、??何??」「私は別にアンタが組織で働き続けることについて凄いなと思う、、かっこいいなと思うよ」「、、お、おう、、て、照れるな、、ww」「ハハッwwでも必ず毎日無事で帰ってくることね!!夜ご飯私が全部1人で食べちゃうんだから」「ハハッww了解ww」
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次の日。 組織前。
「え、狂唖が??」「ハイ、まだ能魔による肉体 や精神の心配があるので当分は休職させることにしました」墻音はそう俺に言った。「へぇー、、あ、んじゃ墻音がさらに忙しくなるわけだ、、大丈夫か、、」「別に大丈夫ですよ、狂唖さんの為なんですから、、」「ハハ、、相変わらず狂唖命だな、、今日家出る時狂唖絶対うるさかっただろ!?墻音も一緒に休んでよ〜ってww」「、、いや、、そうでもなかったですけど、、休日の間も引っ付いたりしてきませんでしたよ、、」「え、嘘、でも今頃狂唖寂しくて絶対小我太の所行ってるぜ」「、、俺が居ないだけでそんなになるか、、多分今は、、狂唖さんは他の人に見てもらった方がいい気がする、、気まずそうだったし、、」「、、??どうした??」「、、いや、、本当色々あったんですよ、、思い出すだけで口緩みます、、」「、、??」すると「おはよう、2人とも」「、、あ、おはようございます!!」「おはようございます」俺たちが振り返った先には遊馬さんが居た。
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主幹室。
「まさか本当に組織に残るとはな、、改めて歓迎するよ、橘幹部」遊馬さんはそう俺に手を伸ばした。「、、ウッス!!改めてよろしくお願いしやす!!」俺は遊馬さんの手を握り、握手を交わした。「橘幹部か、、いい響きじゃないか 」そう後ろで鮎民が拍手をした。「ハハ、、まだ慣れないんだよな、、でも橘って呼ばれるたび嬉しくて、、ww」「ハハッww幸せそうで何よりだ」鮎民はそう笑った。「、、遊馬さん、今日の予定なんですけど、、何から片付けます??」そう墻音が持ってきたのは大量の資料だった。「、、、、」「、、帰っていい??」「ダメ」「ダメです」「おぉ、、」俺はがっくしした。「、、よし、、鮎民、お前は今回の事件の建物の損害額、住民に対する給付金の計算を頼む」「了解です!!」「、、墻音、お前は再度住民の生存確認、、それとブラック・ジャック、梵に関するデータを他の組織に渡しに行ってくれ」「ハイ」「橘」「ウッス!!」「お前は俺とあるところに来い」「、、??ある所、、??」「、、組織と仲が悪い、、あの場所にだ、、」
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検察庁。
「おうおう!!組織様がなんかようですかぁ!?」「ふ、、風磨、、」「すまん、風磨の親友さん、風磨三徹っす」俺と遊馬さんの目の前にはクマのひどい検察官達がたくさん居た。「寝ろよ」「誰のせいで徹夜してると思ってんだ!?お前ら組織じゃあ対応し切れない分がこっちに回ってきてんだよ!!死ぬ気で働けや!!」風磨はそう俺に指差した。「ごめんって」「、、すまない、橋邸、、暗い話をすると組織はいま人手不足だ、、この間ので千人近く死んだからな、、」「、、すみませんでした」「いや、そう重くならなくていい、、全部、組織が防げなかったことが原因で今回のことは起きたしな、、」「、、んで、、何しにきたんすか??」「、、橋邸、、お前に聞きたいことがある、、未來永劫について教えてくれ」
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浜岡町。 墻音。
「、、あ!!おうちゃん!!」誰かがそう言うと足に強く突進して来た。「、、!?びっくりした、、こんにちは、元気でしたか」「めっちゃ元気!!」「あ、組織の、、こんにちは」そう言ったのは子供の母親らしき人だった。「こんにちは、実は今住民の再度生存確認をしていて、、みなさん元気そうでよかったです」、、林家の生存確認完了っと、、後は4家族、、。思ったより早く終わりそうだな、、「、、??あれ、、おうちゃん、今日金髪の弟一緒じゃねぇの??」そう子供は俺に聞いた。「、、あの人は今日一緒じゃないんですよ、、それに、あの人は俺より偉い人ですよ、、弟じゃないし」「え、マジ、、今度確認しよ、、」「、、、、」、、弟に見えるんか、、すると。「ギャァァァァァ!!!!」「、、!?」女性に叫び声が聞こえた。「あ、そ、組織の人!!あ、あっちに、、!!」「、、、、」俺は言われた方に走った。すると公園に人混みができていた。「どうしました」「え、あ、あれ、、」「、、??」俺は上を見上げた。そこには「、、墻音じゃないか、、」「、、何してるんですか、、」そこには電柱から宙吊りになっている歌星がいた。
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