この作品はいかがでしたか?
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体調不良/吐いたりリスカしたりする黛、
ーーーーーー嘔吐ーーーーーーーーー
「どーも、にじさんじ所属バーチャルライバー黛灰、どうぞよろしく」
いつもの挨拶をする、頭が痛い吐き気がする目眩もするえペもできない、なんでえペ配信にしようと思っちゃったんだろう、コントローラーを何とか動かすが相変わらずボロくそだ、コメ欄は暖かくて少しだけ嬉しいそうして1時間は耐えただろうか、もうそろ終わってもいい?なんて思い時計を見たら30分しか経っていなかった、今の数分間は俺にとっては数分間に感じる、最近ストレスも酷いのだ、理由は最近新しい子供がクソがk…少しだけアレな子で世話がめんどくさいのだ、施設だから仕方ないけど正直選択は我慢意外には無いのだ、道具やいきなり殴ろうとしてきたりするのだ、極めつけは不破くんや明那やハヤトさんへの迷惑、部屋で話していると勝手に入ってきて話を邪魔する、俺の事を気にってるのか、はたまは不破くん達を気にってるのか、たしかに俺は面白くもないし、だけどそれでわざと俺を省くのは酷くないか、そんなことを思いながら配信を進める、元々沈黙が多かったのか少しだけ沈黙しても違和感はない、だけど正直今すぐにでも配信を終わりたい、吐き気で死にそう、だけどせめて1時間はしないとファンに需要がないのだろう、俺も普通中の下の配信頻度、でもそれなら2時間?1時間半?ぐらいなのだろうか、いやもう素直に言ってしまった方がいいのではないだろうか、そんな思考が俺の中であったのだ、ファンのために身を犠牲にするか、自分を大切にするか、そんなことをぐるぐるさせながらエペをすると思う、沈黙しすぎじゃないかな、?なんて、そろそろ喋ろう 「あ、ごめん考え事してた…」
なんて言うとコメ欄は「大丈夫?終わっていいよ?」「無理しないでね、声息切れしてるけど、」「休んで!!!」なんてコメが見えてしまう、素直に終わってしまう、ここは、そうした方がファンのためでもあり俺のため、そう自分の解釈を心の中で親に言い訳するように言う、
「ごめっ…ん、風邪気味みたいで、もう終わる…ね、お疲れ様、またね、」
配信を忘れて椅子から崩れ落ちる、どたん!と、気づけば俺は床に居たのだ、起き上がれない、「きもちわるいっ…はぁっ─」弱々しい声で本音を吐く、そうすると爆速していくコメ欄、もうストーリーは終わったら“黛灰の物語”は無くなったのだ、じゃあファンも分かるのだろう、これは本物、たすけ、て、残りの意識でそう心の中で泡のように消えていく人魚姫のように願ったのだった、
ーfw視点ー
「あはは、それでさ!!まゆが─」
雑談していくと突然視聴者が爆速に増えてそうしてコメ欄も爆走に流れる、それを確認して言葉を発する、なんだなんだ?まゆという言葉と同時に走ったけど、何があったんだ?もしかしたらまゆの身に何かあったのだろうか、そう不安を抱きながらコメ欄を言葉に発する
「まゆずみ…たおれ…た…?ッは?」
“黛倒れた”そう言葉に発すると思わず頭が真っ白になる、そうして挨拶も言わないでデスクトップを閉じて配信を強制的に終わらせる、マンションの階段を駆け抜けてまゆの施設へ走り出す、成人男性が真夜中に走ってる絵面なんて誰が見てようと今はどうでもよかったのだ、今一番大切な彼のことが心配で心配でたまらなかったのだ、息が忘れるほど、そうして施設に行くといつも遊んでいるというか遊ばれているというかたしかまゆと社長と明那と喋っていると割り込みされたんだっけ、覚えてないけど、だけどクソガキだったのは覚えている、その子供が「湊お兄ちゃん!遊んで!」と腕を引っ張られるが、今はどうでもいいから言い訳をしてしまおう、「ごめん、今まゆの所に行かないとダメなんだ、」と言って腕を払おうとするがその子供は追い打ちをかけるようになんて言ったのだろう、「俺も行く!」とそう言われた、まぁいいだろう、歩いていると俺は早歩きなのか子供が遅かったが子供は「まってよ!」と笑いながらこちらに走ってきたのだ、無理やり手を捕まれ足を遅くさせられるがまゆの部屋にやっと着けばドアを開けて「まゆ!」と叫ぶとその前に子供がまゆに走って「灰お兄ちゃん大丈夫?w」と笑いながらまゆのお腹を蹴る、まゆはこちらでもわかる、朦朧した意識の中口を開いたり閉じたりして言葉を伝えてしようとする、きっと、ふ、わ、く、ん、と言っているのだろう、そんな優しさを踏みにじるように子供は「なんて言ってるか分からないよー?w」と笑い物にする、そんな姿に俺は苛立って思わず「出て行って、?」と子供を抱き抱え部屋の外に追い出して鍵を閉めてその部屋には俺とまゆだけになった、
「まゆ、わかる?」
「う、ぁ……まっ”ッ…吐きそっ…う”…」
喉仏がぴくぴくしている、本当に吐きたいのだろう、なにか袋がないかと探していると口を抑えているまゆが時々目に入る、机の下に乱暴に投げ捨てられていたマックの袋が目に入りそれを差す出すと袋を震える手で受け取り袋を抑えてその中で吐くまゆは何故か少しだけ興奮した
「ぅあ”ッ……ゴホッゴホッ…ごはっ……ぁッう”……ぉ”えっ」
まだ吐き足りないのか無理矢理喉の中に指を突っ込んでいるが相変わらず吐けないようだ、そうして顔を合わせて歪んだ目で、目から水が滴っていた、そうして
「指、入れていい?」
優しい声で問いかけるとすぐに返事が返って来たのだ、
「ん…」
と小さく頷くとまゆが入れた指よりも奥深く喉をいじくる、そうして離して、と言わんばかりに俺の胸を叩いてくる、そうして指を離すと本格的な波が来たように一気に吐く、吐いてやっと終わったと思えば結ぼうしている姿があったので
「結ぶよ、」
「ありがと……う、」
そういえばデスクトップ光って……配信、やってることになってるじゃん、未だに、コメ欄がずっと暴走していて、俺は声をあげる、
「ごめんまゆのファン達、不破湊です、今まゆすこーしだけ体調不良みたいなんだけど、出来れば切り抜きはやめて欲しいな、Twitterに書いたりするのもダメ、この配信はアーカイブも消すから、そこはよろしく」
とだけ言い残して配信終了ボタンを押す、アーカイブにならないようにして、配信を切るとドアのノック音が消えて、聞き馴染みのある声が聞こえてきた、
「あー、三枝明那ですけど……ふわっちとまゆゆ大丈夫?俺お粥作ってきたけど、」
「大丈夫、大丈夫!」
とそれに反応すると鍵を開けてお粥を持っている明那が居たのだ、そうしてまゆをベッドに寝かして、明那が問い掛ける
「まゆゆ、お粥食べれる?」
「……ァ、」
と、食べさせて言わんばかりに明那に口を大きく開ける、と明那は笑いながらまゆに食べさせる、その姿は羨ましかったが、我慢するしか無かったのだった、
時間は実は既に夜の3時だったのだ、吐いてお腹がいっぱいになったのかうとうと眠くなった姿が見えたのだ、それに気づいた明那と俺はまゆがいるベッドに両端に入り込み、まゆを挟んで寝る体制になり、全員眠りについたのだった
コメント
8件
吐いてるまゆゆかわよ… てかクソ○キお"い"!ちょっとツラかせ…鏡見て自分が誰が認識できないくらい顔面土砂崩れにしてやんよ……
ちょ、ガキしばいてきます