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8 - 第8話 おでん暗黒時代

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2025年03月23日

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「……また食べ物の帝国かよ!」


レンたちは、再び未来に飛ばされたが、今回の危機はまったく異次元のものだった。


目の前に広がっていたのは、おでん帝国


おでん王国の支配下に置かれた地球


「大根戦艦」「たまご爆撃機」、「こんにゃくサブマリン」などの最先端おでん兵器が空を飛び交っている


「おいおい、どういうことだよ!?」


その時、レンたちはテレビ画面に映るおでん帝国の王――大根王の姿を見た。


「ワシの天下が来たのじゃ! 全世界をおでんで支配してやる!!!」


「何言ってんだこのおっさん!」

「どうしてこうなる!?」


おでん帝国の台頭を見た、かつてのラーメン帝国は再び立ち上がり、ラーメン将軍が自ら兵を率いて戦争を再開した。


🚀 戦場:東京おでん工場群


「ラーメン将軍、おでんを倒すつもりなのか……?」


「いや、ラーメンのためには絶対におでんを倒さねばならん!!!」


おでん軍の戦力は、確実に強大になっていた。


「大根戦艦」や「たまご爆撃機」を駆使して、次々と都市を侵略している。


その支配が広がる中、レンたちは再び時空の修正を考えなければならなかった。


「これじゃあ、このままおでんの支配が続く……!」


その時、レンたちの前に現れたのは、おでんに対抗する秘密組織「おでん革命軍」


そのリーダーは、おでん革命の父「コンニャク博士」だった。


「ワシはおでんの帝国に反対してきた者じゃ! だが、このままでは世界がもはやおでんに支配されてしまう!」


「じゃあ、どうすんだ?」


「フフフ、我々の反攻が始まる時が来た……!」

「おでん革命軍」からの協力を得たレンたちと、再び立ち上がった「ラーメン軍」、そして新たに戦場に現れたうどん軍


今や世界は、食文化を守るための壮絶な戦争に突入していた。


📍 戦力


おでん軍:大根戦艦、たまご爆撃機、こんにゃくサブマリン


ラーメン軍:ラーメンドレッドノート、出前一丁艦隊


うどん軍:讃岐うどん重騎兵、武蔵野うどん砲台


「これ以上、食べ物で争いたくない!」


「だが、この世界を取り戻すためには、戦うしかない!」


レンは、ついに最後の決断を下さなければならなかった。


彼が起こすべき修正――それは、食文化が異常に進化しすぎないよう、食べ物の戦争が起こらないようにすることだった。


「タイムパトロール隊! 最後の修正を行う!」


レンが時空修正装置「リセット・ドン!」を発動させる。


すべての麺類、スープ、揚げ物がひとつに融合し、地球の食文化はもとの平和を取り戻す。


🚀 世界がリセットされ、食べ物戦争は終息を迎えた 

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