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episode3
如月side
それから、なんかよくわかんないプリントが沢山配られて、その説明をされたり。
The新学期みたいな感じだった。
その間、宮舘…だっけ。
そいつは、私の真後ろにいた。
ずっと視線を感じるから、そっと後ろを見てみた。
宮舘「…?」
すると、そいつは首を傾げて私のことを見てきた。
顔はいい。
それが、宮舘に対する初めての印象だった。
担任「明日の授業の組み合わせはさっき配った時間割に書いてあるから、目通しとかないと知らねぇぞ〜笑!」
担任「じゃあ、今日は各自解散だ!また明日な!」
緩く、軽く終わった。そんな初日だった。
春休みが明け、まためんどくさい学校生活が始まると思うと、気が重くてしょうがない。
勉強も、運動も好きじゃない。
私が夜の街に出歩いて、男とヤってるとか、
老人から金を奪い取ったとか、
そんな噂を流すやつもいるのに。
そんな状況で学校がすきになるやつなんて、この世のどこを探してもいない。
そんな世の中だ。
担任「あぁ、如月。ちょっといいか。」
放課後、担任と副担任の宮舘に呼ばれた。
私以外のクラスメートはもう下校している。
そんな静かな教室で、3人だけで話をする。
私にとっては地獄でしかない空間だ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 .