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続きみたいです✨
どうも
みなさんご無沙汰です
私最近思うことがありまして、カンヒュならカンヒュ、都道府県ヒュなら都道府県ヒュのカプしかみないんですね?!
なので普通に絡みをみたい!
と思って…書きました
ちなみに設定などは私の癖がつめつめなので苦手な人いるかも…ごめんね
今回は都道府県+日本でお送りします(
あ、先言います
日本×東京
です
初期ストーリーで出したんですけどまた書きたいのでね
そんじゃいってらー
“なんでもいいから”
(日本×東京)
※少し暗めです
「すごい!!よくできましたね!
さすがは首都!!」
いつか…褒めてくれた声が聞こえる
ずっと昔過ぎて覚えていないけど
会議室。
東京はパソコンと向き合いながらそんな事を考えていた
朝からの仕事で身体も心も疲れている
思い出なんかに浸るのはきっと疲労からだ
そう思いながら、椅子に座り直す
キーボードを打つ音が1人だけの社内に響く
作業を続けること数時間…
眠気が襲う中、最後の文字を打ち終わった
今日中分の仕事がようやく終わったのだ
はぁ…ダメな都市ですよね…僕って
仕事が終わるとすぐ、いつもの自己嫌悪に陥る
首都はいわば国の都市の中のリーダーである
それプラス最大都市であるということは、他地域をまとめつつ、自分の仕事も完璧にこなすことが理想である
他の国の都市ができている事がなんで自分には…
なんて、
考えるだけ時間の無駄なのはわかっている
生まれ持った能力は全員が一緒では無い。
スマホを確認すると、関東のグループLINEやら、個人LINEから大量のメッセージが届いていた
申し訳ない気持ちになり、すぐ帰ろうと、東京は荷物をカバンに押し込んだ
その時
“ガチャ”
扉の開く音に振り返る
そこには疲れきった顔の祖国…日本が立っていた
日本に
「…お疲れ様です」
そう言われて東京は慌てて頭を下げた
「…あ、お、お疲れ様です…」
「いつもすみません。こんなに遅くまで」
「いえ。国を支えることは都市として当然ですから…」
当然…そう、当然のこと……
日本は少し東京を見つめるとゆっくりと近づいた
「ふふ、頼もしいですね。でもそれでしたらもう少し容量よくしないと…」
「……」
痛いところをついてきた日本に東京は何も言えなかった
「ま、私が言えたことじゃないですけど」
そう日本は自虐する
「ねぇ東京くん」
東京の目の前まできた日本は足を止めた
怒られると思った東京は日本と目を合わせられない
「国を支えるのが当たり前なら、貴方は私の為にどこまでのことが出来ますか?」
「…え」
顔を覗き込まれて東京は思わず視線を逸らした
どういう意図の質問かわからず、答えに迷う
「…そ、れは……無理のない…範囲なら……なんでも……」
言葉が途切れ途切れになりながらも何とかそれらしい返事をすることができた
しかし日本は納得しないという顔でまた質問を重ねる
「…東京くんの言う無理のない範囲ってどのくらいです?」
「……仕事に、支障が出ない範囲…なら」
東京は自然と声が小さくなった
反応を見るのが怖くて、恐る恐る顔をあげると日本は笑顔だった
だけど、どこか不自然な笑顔だ
「私、疲れたんです。こういう時貴方はどうするのが正解ですか?」
ネクタイを指でトンっと押される
疲れているなら休めばいいなんて…日本には言えない
「………健康第一です。明日の仕事は代わります」
「私は今してほしい事を説いているんですけど?」
そんなこと言われても、
疲れてるならすぐに帰って休めばいいのに…
心の中での反抗は表情に出ていたかもしれない
日本は口角をあげるとゆっくりとした手つきで東京の顔に触れる
「癒しがほしいですね」
「……はい、?」
癒し、?
さっきからの質問攻めはそれがほしかったから…?
ならそう言えば……
なんて、………
日本は直接的な言い方をあまりしない
「それなら…最近見つけた動物の動画とか…」
そう言ってスマホを取ろうとすると、その腕を掴まれた
東京は驚いて日本を見ると、日本は静かに口を開く
「今までの質問…理解しました?東京くんならわかってくれると思っていたんですけどねー…」
「…え、…えっと…ごめんなさい、よくわからないです。」
そう言うとぐいっと腕を引っ張られ、抱きしめられる
急な出来事に頭が混乱する
「っ…あ、あの、?」
声をかけても離す気配はない
しかし相手は国。突き放す訳にもいかない
東京はどうしようと固まっていると日本が耳元でゆっくりと囁いた
「手のかかる。癒してくれません?貴方が…体を使って」
「………え」
あの日から数日が経った
今日も東京は1人で残業をしていた
パソコンを閉じると同時にオフィスの扉が開く。
そこにはあの日と同じように日本が立っていた
「…お疲れ様です」
「東京くんもお疲れ様です。」
1歩、1歩と近づいてくる日本を東京は見つめていた
もう目を逸らさなくてもわかるから
「ねぇまた…
“癒しがほしいです”」
そういって手を取られた
なんでもいい…
必要としてくれるなら……
上手く利用されてもいいから…………
「はい。お手伝いします…」
どうか…見捨てないで…
終わりです!
リクエストあれば日本視点とか、行為も書こうと思います
まぁリクエストがあれば…
一応続けようとは思います!
そんじゃまた次回でー
ばいちゃー