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人は誰しもが”目”を持っている。
この村では神への生贄として片目を、それも若い男のものを差し出すらしい。
そして、目を取られた者は、”神の使い”となる。
rbr 「…ut?」
ut 「なんやrbr」
rbr 「俺,前出身地の村の話したやん?」
ut 「あ〜、そういえばしとったな」
rbr 「あの村、神の使いが居らんくなったらその次の日には新しく神の使いを作るんよ、」
ut 「つまり…?」
rbr「もう既に新しい神の使いが生み出されてる可能性がある」
ut 「それはなんや,,,悪い事なんか?」
rbr 「悪いに決まっとるやろ」
「あれ、神の使いという名の唯の実験台やで」
ut 「え、でも前rbrが言っとったんは,,,」
rbr 「あ〜、目を取られるって話やろ?」
「あれは本当。見る?」
ut 「えっ、何を?」
rbr 「俺の目に決まっとるやろ」
「ほれ」
雑面をめくった瞬間、rbrに、
rbrの目には、”神”と書かれた眼球が、
そして、rbr自身には、激痛が。
チャリ〜ン、と、鈴の音が、鳴った気がした
『神の使いよ、目を隠す事なかれ』
rbr 「い゙ッッッッ〜〜〜!?」
ut 「rbr!?大丈夫か?!」
rbr 「イ゙ダッ、い、目ッ、」
ut 「これ,,,emんとこ行くか?」
〈em、今から医務室行くから空けといて〉
em 〈あ、了解です〉
〈ちなみに何でか教えて頂いても?〉
ut 〈rbrが目ぇ抑えて痛いってずっと言っとるんよ〉
em 〈なるほど,,,〉
〈こちらでも原因を調べておきます〉
〈なるべく早めに来てください〉
ut 〈ん、了解〉
「rbr?立てるか?」
rbr 「あ゙う、い゙だッ、」
ut 「立てなそうやな…」
「ちょっと失礼するで」
rbr 「い゙だい゙ぃ,,,,,,」
ut 「姫様抱っこやけど……」
「まぁええやろ」
ガラッ
ut 「em、来たで」
em 「rbrさんはそこのベッドに寝かせておいてください」
「寝ちゃってるみたいですし、」
ut 「あ、ほんまや」
「なんか魘されてるっぽいけどな」
em 「今はまだ様子見ですね」
ut 「そうか、」
em 「ところで,,,rbrさんの出身地について調べてみたんですけど」
「神の使い、って本当らしいです」
ut 「え、?それはどういう,,,」
em 「歴史書的な物に書いてあったんですよ、」
「あの村では目を神に捧げると神の使いとなる。そして、神の使いとなった者は、目を隠してはいけない、と」
ut 「でも,,,rbrはずっと目隠しとったで?」
em 「そこが謎なんですよね,,,―」
『神の使いよ、目を覚ませ。』
『我に、耳を傾けろ。』
rbr 「は,,,い、」
『お主は”決まり”を破った。』
『罰として,,,その雑面を、』
『破れ』
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