「俺、由香が好きなんだだから…ごめん…」
いつからだろうこんなにサバサバになったのは
別になりたくてなった訳じゃない。
由香は私の可愛らしい親友一緒にいるだけで幸せだ。
だけど由香が憎たらしい。
私が中学の頃初恋したのは雄大先輩だった。必死にアピールして服だってオシャレにして苦手なメイクだって練習して、きっとこれ以上人を好きになることは無い。運命だと思うくらい大好きだった。
そして私は決心して先輩を体育館裏に呼び告白をした。
絶対上手くいく そんなことは思ってはいなかった。だけど自分の気持ちに嘘はつきたくなかったし後悔したくなかった。
告白は振られた。私の親友が好きなんだって。ウザイ!!ウザいよ!!私はこんなにアピールしたのに努力に気づかない先輩も!!何もしないでぼーっとしてる由香。きっと先輩の気持ちには気づいてないんだろうね。今までずーっと片思いだったって考えると涙が止まらなくなる。
あぁ…馬鹿馬鹿しい笑、、。
そして私はもうあんなに泣きたくない。あんなに辛い思いなんかしたくない。そう思って恋をしようとはしなかった。男子との交流だって断るし合コンなんて行かない。そのおかげで私は「サバサバ系女子」そんな風に見られていたのだろう。
まぁそっちの方が気楽だ。
だけどその「サバサバ系女子」は明らかに変わってしまった。
「アイツ」のせいで。
最後までご覧ありがとうございます🙇♀️次は2話です!ぜひお読みください👍🏻
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