いつもこんな人生だった。
涼花 『キャハハハハ まじ死ねよw』
躑躅 『バッカみたいw』
『すみません』
誤って
先生 『林野!また床を汚したのか!?毎回毎回懲りないなぁ…何回先生たちを困らせたら済むんだ?』
『すみません』
自分のせいにされて
母 『ゴメンネ…オカアサンモウムリダ』
『いいよ私がやる』
押し付けられて
父 『ジャァナ…クソヤロウドモ』
『…』
すてられて
塾の先生 『本当に覚えが悪いなぁ…w何回教えたらいいんだよ?』
『すみません。。』
けなされて
隣人 『あぁ林野さんごめんなさいね家の子供に近寄らないでくれる?菌が移るから』
はい。。。
思想を押し付けられた。
でも動物は理解してくれた。
猫 ニャァ?
(ポロポロ)『可愛いね猫ちゃん』
猫 ゴロゴロ
嬉しかった。
『家来る?もう誰も居ないから』
猫 ヒョイ(腕に乗る)
ニコッ テクテクテク
ガチャ
『ふぅ…』
そうため息を付く、手にはカッターの跡がカーテンから差し込める月明かりに照らされて光っている
ピンポーン
『誰…?こんな時間に。。。』
私はそう思いドアを開けようとした。
ガタガタガタ
涼花 『出てこいよッ』
!?
鈍く貫く嫌な声。
何ども聞いた声。
躑躅 『中にいるのは解かってんだぞ!』
開けたらどうなるかぐらいわかる。。。だから私はうずくまっていた。
ガタガタガタ
ドンドン
猫 フニャァ… (プルプル)
『猫ちゃん…大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫…』
(飛び起きる) 『ハァ ハァ ハァ …夢』
猫 ミャーオン
『…おはようヨル』
ヨル ニャ
『じゃぁ学校行ってくるから大人しくしといてね』
ヨル (尻尾フリフリ)
『じゃぁね〜』
ガチャ
テクテクテク
いつもと同じ道
いつもと同じ重い足取り
いつもと同じ交差点
いつもと同じ十字に切った怪我
いつもと同じ青い空
いつもと同じ傷
いつもと同じな学校
いつもと同じな画鋲
いつもと同じな教室
いつもと同じな罵声
いつもと同じな机
いつもと同じな鉛筆の跡
いつもと同じ筆跡
いつもと同じ手紙
いつも一緒何もかも態度でさえも、感情でさえも
すべて
何も変わらない
そんな日が変わったのは
ハリビユのおかげ
その日はいつもどうり歩いていた
『今日も変わんないなぁ… ん?』
涼花 キャハハハハ やばいねwこれwおっもろ
『涼花サン… 別ルートから行こ…』
タッタッタッタッタッタ(走る)
グサッ
激痛がはしった。まるでいつもの私のように立つことができなかった。前を向いてはしっていなかったからであろうか。。。?普通の草に見えるがどこか違う花が咲いている。
私はお構いなしに走った。激痛で動けなくなるなんて絶対にダメだ。また同じに乗らないと。崩れてしまう…
ガラガラ いつもどうりに教室に入った。
でも
罵倒はなかった。
それどころかみんな心配して見るような目をしている。
気がつくと私はかなりの血を流していたようで窓から正門を見ると血の跡がくっきりと見えるぐらいだった
夏 あの。。。大丈夫?
いつも私をバカにしてくる男の子。こんな時だけ都合がいい。私は差し伸べてくれた手を遮って立とうとした。
ガタッ
でもやっぱり無理だった。足元から崩れ落ちてしまう。
ガラガラガラ
最悪だ、いつも無視してくるあの先生がやってきた。きっとあの人のことだからまた貶して血を吹いてこいなんて言うだろう。。。
そう思っていた
先生 『林野。。。お前大丈夫か?』
『え…?』
声が出てしまった。
“大丈夫か?”だとふざけるな、、、いつも大丈夫じゃないようにしたのは誰だよ。。
気づいたら泣いている。優しくされたのはいつぶりだろう。
そう思いながら私は意識を失った。
そこから二度と目は開けられなかった。
死因は大量出血らしい。
でも
最後に
偽りでも
笑えてよかった。
ありがとう。
ハリビユ。
さようなら。
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私死んでね、?笑 まいっか()