「どこから通ってるの?」
「寮です」
「あ、じゃあちょうどいいね」
ちょうどいい? どういう意味だろう。混乱したままショウタロウさん、ウンソクさんと歩いていたら。
「終わったよおおおおーーー疲れたああーーー」
と言いながら、ショウタロウさん、ウンソクさんの真ん中にデカい人がドカッと割り込んできた。
は? って感じで顔見たら、あれだ……あのイケメンだ……レッスンしてた人。
「お疲れ、ソンチャン」
ソンチャン、と呼ばれたそのイケメンは、僕に微笑みかけてきた。
「新入部員?」
「あ、はいっ、ウォンビンといいます」
よろしくお願いします、と頭を下げるとソンチャンさんは笑った。
「俺ソンチャン。よろしく」
でさー、とソンチャンさんはショウタロウさんにしなだれかかるようにして何か話している。
状況がよくわからないままついていくことになった僕と、必然的にふたりの後ろを歩くことになったウンソクさんが横並び。
うわあ……緊張する……。
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