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何も無く時間は過ぎ、夕食の時間になった。
最近は本当に忙しかったからな……でも、仕事もひと段落ついての今日の休みだ。
どこかに行くとか、そんなことはしてないけど、元貴といるだけで十分な1日となった。
でも……
朝、元貴から言われた言葉がずっと脳内を駆け巡っていた。
今日も?という疑問とともに鼓動が早くなる要因ともなった。
楽しみ、と言うと違う気がするが、、
自分を求めてくれる人がいるのは悪い気はしない。1人でニヤニヤしていたらお風呂上がりの元貴から肩を叩かれた。
「どうしたの……?涼ちゃん、変だよ……」
「あ、変なのはいつもか」
「いやいやいや!いつも変じゃないですよ」
「それに、なんでもないよー♪」
「僕もシャワー浴びてくるね!」
顔が疑問符のようになっている元貴を横目に、僕は着替えから何からを持ってお風呂場へ向かった。
ちゃんと、解かしたり色々しなきゃね。
side 元貴
朝、涼ちゃんを抱くと言ったけれど……
正直、自分の行動に反省してる。
やっぱり、昨日もしたし、涼ちゃんも腰がすごく痛そうだった。
それになにより、、
「ゴムがない……」
そう、コンドームが無い。昨日でちょうど使い果たしてしまったのだ。
そうだ、これを理由にして何も無かったかのように寝ればいいんだ。そうだ、そうだよ、、
ガチャ
遠くからドアの開く音がした。
そろそろ来るかな?どことなく緊張感を覚えている俺の後ろからドアの音が大きくなって聞こえてきた。
「ただいま、元貴」
おかえり、と言葉にしようとした瞬間、涼ちゃんに口を塞がれた。
「!?」
「んへへ、朝の仕返しだよ」
……
いやいやいや、こっちはシたくても我慢してるんだよ、たまったもんじゃない。いつも涼ちゃんからのキスは少ない訳では無いけど、まだ慣れないのだ。
「っねぇ、涼ちゃん……?」
コテン、と首を横にする。可愛いよ。
「朝、今日もスるみたいに言っちゃったけど……」
「涼ちゃん、腰痛いでしょ、ごめんね、撤回させて」
「それに…スるにしてもゴム切らしちゃったし…」
そう言葉を紡ぎ終えたところで、またキスされた。今度はフレンチキスじゃなく、僕の舌を奪い取るような激しいキス。
「元貴…僕、解かしちゃった。」
衝撃の事実を聞かされたが驚く暇もなくまたキスされた。
「っぱ…」
「涼ちゃん、いいの?ゴムないよ?もちろん、俺がイきそうなときは中から出すけど……中出しはしない、約束する。」
「ねぇ、元貴」
「中、出していいよ」
「え?」
「元貴がそんなに迷うくらいなら、僕もう勝手に始めちゃうからね。」
フリーズした脳には声がやけに響いて聞こえた。
side 涼架
ソファに座っている元貴の股に顔が来るように床に座る。
チャックを下げていき、まだそれほど元気じゃない元貴の元貴をパンツ越しにキスする。
うん、ちょっとだけ固くなったかな。
下着を下ろすと、ボロンと元貴の姿が露わになった。まだ完全には勃ってはいないけど、それでも十分大きいと言えるサイズだ。
自分の長い髪が少し邪魔に思い、耳にかけてから口に含む。最初は先端から、裏筋、そして全部、と行きたいところだがおっきすぎて入らない。
できるだけ奥に、、としたい所だが、吐き気が襲い涙目になるだけだった。
あぁ、他の人たちはもしかしたらもっと奥にフェラして満足させれてるのかな……そう思い劣等感に苛まれる。
しかし、これでもかと主張してる元貴の元貴がいて、ちょっと安心した。
うん、もういいかな。ソレから口を離し、自分の下着を下ろそうとする。しかし、それよりも先に元貴に抱っこされてしまった。
「リビングはダメ。ちゃんとベッドいくよ」
「ふふっ ありがとう」
元貴ってやっぱり、力強くて、カッコイイな、と思ったけど……
元貴勃ってたよね?歩けるの?すごくない?
短編集とは……。「翌朝」は3話構成になりそうです🙇🏻♀️
長くてすみません😭