「んぁッ(起」
あぁ、朝が来てしまった。
母「起きて、今日はどうするの?」
聞き飽きた。
俺が行きたくないのは分かっているはずなのに。
親も多分、疲れているのだろう。
最近は朝、母は不機嫌だ。
決して悪い親では無い。
比較的幸せな家庭だ。
でも、父は俺の気持ちを分かってくれず、「今日も行かなかったのか、早く行けよな。」と、言われてしまってそれから父に言うのは嫌になってしまった。
「俺…行きたくなぃ…」
ボソッと言うことしかできない。
母「なんて?」
「行きたくなぃ…ごめんッ」
いつも謝ることしか出来ない。
昨日は行きたい、行けると思うのに
次の日になると朝がだるくてだるくてしょうがない。
母「あぁ、そう。ちょっとも?」
「…分かんない」
曖昧な答えしか出せなくて、
いつも申し訳ないと思ってる
母「遅刻して行くのは…ダメ?」
俺は押しに弱い。
どっちが欲しいとか言われても、あなたが決めていいよと言ってしまう。
「わかった…」
いやいや返事すると連絡フォームの為に携帯に打ち込む。
学校に行く時間
「お、はようございます…」
ク「おはよ~!!!!!!!!!!!!」(クラスメート
みんなは優しい。
だけど、やっぱり学校は嫌いだ。
ころ「莉犬くんっ!おはよっ!」
この子は仲のいいころん、通称ころちゃん
最近はこの子に会うため
学校へ行くそう思っている
ころ「1時間目ねっあの教頭がブチ切れてて~めちゃくちゃ怖かったっ!」
人懐っこくて可愛い。
他にも仲の良い人はいるけど、この子が1番信用出来る。
「そうなの笑?あの人怖いもんねっ笑 」
例の教頭は国語を教えてくれている先生だ。
女の生徒には優しい理不尽な先生。
だけど、怒り方が机をバンッと叩いたりして凄く怖がられている。
授業中
「はぁ…」
しばらく休んでいたから授業についていけない。
こんなことしょっちゅうある。
先「ここはこうだぞ、莉犬。」
「はい…。」
先「お前は元々”遅れてる”んだからな。」
「す い ま せ ん ッ」
先生に言われる 遅れてる。
そんなこと、自分でも分かってるよ。
頭が悪いのに、休んでまた追いつけない。
それでも行きたくなくなる
早いけど学校終わり
「帰ろ…。」
一人でとぼとぼ帰る。
学校で変に気を使われるのが辛い。
自分がいなかった時の話をされるのが辛い
自分勝手だってことをわかってるけど、
分かっているけどやっぱり辛いんだよ。
で、いつの間にか学校では俺はズル休み扱いされていたらしい。
宿泊学習の時も、ころちゃん以外誰も話しかけてなんてくれなかった。
そんな気づかい、嫌いだったけどころちゃんは違かったんだ。
ころちゃんは何でも話せて、素で笑えて、苦じゃなくて。
帰り際にはいつもありがとう、と
日々感謝の言葉を。
俺の人生を救ってくれたような存在だ。
なのに、俺は違うクラスメートから聞いてしまった。
ころちゃんが俺をズル休みだと、ぶりっ子だと、ウザいと言ってたって伝えられた。
俺は1番信用していた友達に言われたのは辛いことだった。
あんなに仲良かったのに、ジェンガのように一瞬で友情と言うものは崩れていってしまうのか。
そう考えると怖くなりまた学校へ行かなくなり、どんなに親に言われたって断固拒否だった。
しばらくして学校に行ったら
ころちゃんは他に好きな友達ができたらしく
俺にはもう興味がなさそうだ。
そこで席替えの時期になり席替えをした。
隣はそこまで喋ったことのない、るぅと、という人が隣になった。
「よ、よろしくお願いします…ッ」
俺はころちゃんと仲良くなくなってから
人間不信になっていた。
また、また仲良くなっても裏切られる。
絶対そんなことないって言っても、いつかはなるんだ。
るぅ「よろしくっ!仲良くしよ!」
と言ったら小指を突き出してきた。
そして俺も小指をだし指切りげんまんをした。
るぅと「指切りげんまんです!約束ですよっ!」
誰かに、誰かに言われたことある。
はい、変なところできって申し訳ないっ☆
これは自分にガチで似せたんよっ!
まぢで似せたっ!
頑張ったべ。
気分で投稿するからぁ…
わんちゃん1ヶ月投稿しないとかあるかもだけど…(ノ≧ڡ≦)☆
ま、そこは気にせんといてッ✨
じゃ、またねぇぇぇぇえッッッ!!!
コメント
1件
めちゃめちゃ、最高だったよ! 莉犬くん、辛そう るぅとくんとこれから仲良くできるのかめっちゃ、楽しみ!