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『三章 絶望ラビリンス』
そこには磔にされた蛇足がいた。
舞「…え」
星「う、うそでしょ…」
剣「…」
飯「なんで…なんで、こんなことに」
モノクマ「えー、劇が始まったばかりですが死体が発見されました!一定の捜査後学級裁判を行います!」
荒「死んでる…」
柳「…」
剣「…とりあいず、捜査を始めよう」
星「む、むりだよ…こんなの、もう耐えきれない」
荒「…そんなこと言ったって、俺たちは生きてくしかないんだ。」
荒「裁判で生き抜いて、今まで死んでいった皆の分まで生きる。それが今できることじゃないのか?」
孤「…ムカつくけどその通りだよ。今は捜査して学級裁判を勝ち抜く、それが1番いいことだ」
そうだ、瑞稀と伊月の言う通りだ。
蛇足のためにも、俺は犯人を絶対見つけなきゃいけない。
【捜査開始】
剣「柳沢、モノパッドもらってきたよ」
柳「え…あぁ、ありがとう」
剣「…覚悟して」
柳「…?」
被害者は超高校級の小説家・蛇足吾郎と、超高校級のAI・チハヤ
死亡時刻は不明、蛇足吾郎の体には複数の傷跡がある
柳「チハ、ヤ?」
舞台上を見上げる。もしかして…
剣「…舞台上にある、あの鉄屑。あれはきっと、チハヤだよ」
荒「それって…まじかよ」
柳「瑞稀…」
荒「じゃあ2人も、殺されたのか?」
柳「…そうなるな」
なんでクロは2人も殺した?
それに死亡時刻不明?
…まだまだわからないことばかりだ
コトダマ→モノパッド3
剣「柳沢、蛇足の体から調べよう」
柳「…いいけど、瑞稀も」
荒「…」
瑞稀は呆然としていた。捜査なんてできる状態じゃないか…
剣「まず蛇足をおろしてあげよう。磔のまんまじゃ見にくいし」
荒「だな…」
磔にされた蛇足はぐったりとしていて、手首からは血が流れていた。
剣「これ、有刺鉄線じゃん」
柳「なんでわざわざ…」
剣「…おろしたよ」
剣地は手早く有刺鉄線を除き、蛇足をおろした。
俺はそっと蛇足の着物を捲った
柳「…これは!」
剣「…蕁麻疹」
星空や由鶴の腕に出ていた蕁麻疹が蛇足の腕にも出ていた
もしかして蛇足はウイルスに感染してた…?
コトダマ→腕の蕁麻疹、有刺鉄線
剣「次はチハヤを調べよう」
その時だった。
星「ちょ、ちょっと大丈夫!?」
孤「あーあ、やっちゃったね…」
天「だ、だいじょうぶか…?一旦包帯かなんか巻いた方が」
飯「…」
柳「どうしたんだ?」
飯「あ…ちょっと、火傷しちゃって」
孤「照明のボタンがちょっと爆発したみたいでね」
飯田橋の腕には大きな火傷跡があり、赤黒くなっていた
柳「ちょっとじゃないだろ、今すぐ消毒したりしないと…」
星「そーだよ、誰かに着いてってもらって行ってきな!」
孤「じゃあ俺が連れてくね。天谷も」
天「なんで俺も…」
孤「体調悪そうじゃん。じゃあ、ついてきて」
そういい、飯田橋と伊月と由鶴は劇場を出て行った。