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コメント
2件
コメント1つ消してしまいまして、申し訳ありません💦🙇♀️ネタがとても好きなので是非漫画で描かせていただきたいです✨🙇♀️許可お待ちしております🥺👊🏻時差コメ失礼します、😭😭😭
フラアサ書きますー！ずっと日本さんをフラアサに巻き込ませたかったんです(ﾟ∀ﾟ)
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「なんだとこのバカ！」
いつも口から出るのは可愛げの欠けらも無いそんな言葉ばかり。アイツとは付き合ってるはずなのに、前とは変わらず喧嘩している日々だ。今回もアイツが折れてまぁ、仲直りになるのかと思っていた。
「はぁ〜、もうさすがのお兄さんでも怒ったわ〜。もうお前なんて知らね！」
会議の後、アイツと飲みに行く予定だったけど、スペインとプロイセンを誘ってどこかに行ってしまった。
ぽつん、と取り残されてしまった。これからどうしようか。まぁ飲みに行くのは変わらないけれど、誰かと一緒に行くか？いやでも俺が誘って来るようなやついるか…？
たまには一人でいいか、といつものパブでその日は酔いつぶれた。
──────────────────
あれから五日、一向にフランスから連絡が来ない。俺から会って話がしたい、と我慢できずに送っても、返事は待てども帰ってこなかった。
「クソっ、何だよアイツ！」
今は用事で日本に来ている。日本とは会う予定ではないけれど、まぁちょっと取引で。はぁ、とため息をつくと誰かが聞いたことがある声で
「イギリスさん」
と声をかけた。バッ、と後ろを振り返るとやはり、
「日本！」
「こちらに来ていらっしゃると聞き、会えないかな、と思っていたところだったんです。」
さっきの、聞かれてしまっていただろうか。何となく、日本の前では紳士的でいたいんだが、いや、いつも紳士だけど！
「そういえば、フランスさんの件どうなりました？ため息つかれてらっしゃいましたけど、」
やはり聞かれていたらしい。というか、喧嘩した時は少人数の会議で日本はいなかったのに、話が広がっている。きっとフランスだろう。
「あー、まぁまだ続いてて、恥ずかしいことに。」
「私で良かったら話聞きましょうか？」
相談出来るやつがいて良かった！と嬉しく思い、さっそく日本の家に向かうことになった。
──────────────────
「まぁまぁ、お茶でも。いろいろ聞かせてください。」
日本に出されたお茶をすすりながら、アイツとのことについて話した。
そういえば、なんのことで喧嘩したんだっけ…フランスとは大体は、どうでもいいことで喧嘩する。いつもはただの喧嘩じゃ長引くことなんてないし、あやふやになって、謝りもせず終わるから。
こんなことになるなんて思ってなかった。だからどうしたらいいのか分からない。
「…早く、アイツと会って話がしたいんだけどな」
なんだよ、意地張って、こんなつまんない喧嘩長引かせやがって。自分の方がいつも意地張って、子供みたいなのはわかってる。アイツ、こんな俺の何がいいんだよ、趣味悪…
自分でこんなことを勝手に思って、落ち着こうと思ってお茶を飲んだ。でも余計泣きそうになってしまって、目が熱くて鼻先がツンとする。
「…会いたい」
日本の前なのに、こんなことを口走ってしまう。
俯いていた顔を日本の方に向けると、なんだか笑顔でこちらを見ている。いつもの笑顔じゃない、どこかイタズラっぽい笑みが含んでいる。
「だそうですよ、フランスさん？」
襖の向こうで動揺したようなガタッという物音が聞こえる。まさか、と思った。
「…なんでイギリスが日本のとこに来るんだよ…」
フランスは襖を開けてこっちの部屋に入ってくる。
「それはこっちのセリフだろ！？」
「えー？いや、お兄さんも日本に相談してただけよ…？」
フランスが気まづそうに言う。日本の方を見ると、クスクス面白がっているのか手を口に当てて、笑いを抑えている。
フランスは俺の肩を組み、ニヤニヤした笑みを浮かべて俺の方を見てくる。
「で、イギリスくんはお兄さんに会いたかったんでしょ！どう？会いたがってたお兄さんだよ〜」
完全にこちらを舐め腐っている。会いたかったのは、まぁ否定できないけど、この野郎、態度がクソ気に食わない。きっと俺がポカスカ怒るのを期待して、面白がりたいんだろう。お前のことなんてお見通しだからな！裏をかいてやる。
「…会いたかったんだよ、ばぁか…」
フランスの胸に手を当ててハグされる状態になった。どうだ、想像通りじゃなくて残念だったな、でもこの体制だとフランスの情けない表情が見れなくて残念。
なんか、謎に涙と鼻水が垂れてきた。これは安心したとかじゃなくて、やっと会えて嬉しいとかじゃない、断じて！
「…っ、はぁ？え、泣いてんの、なんなのこの子…ちょっとイギリス？」
よし。思惑通りに混乱してるみたいだ。と、油断してたらバッ、と肩を捕まれ引き剥がされて、俺の情けない顔を見られてしまった。
「え〜、ちょっと泣かないでよイギリスのくせに…ごめんって」
フランスが優しく俺の涙を指で拭う。
「もうまったく、俺も会いたかったよ、イギリス」
そう言って、まださっきの体勢に戻って、俺たちはしばらくそのままハグをした。
（供給、ありがとうございます…このネタでイベント行きます…）
と、心の中で思っていた日本のことを差し置いて、完全に二人の世界に浸っていた。
──────────────────
本当は1000文字ぐらいに収める予定だったんですよ？いつの間にか長くなっちゃいました。
私は喧嘩ばっかりなのがフラアサだと思ってます。ケンカップル美味しい(*´꒳`*)
