実技後
凛)あっづぅ”い……
今現在、教室で私は溶けております
凛)う”〜…あつぅい…
峰田)マジで溶けてんぞあれ…
凛)ばぁななぁー!!!
尾白)脳が溶けてる……
出久)先生って普段も馬鹿ですけどこうなるともっと馬鹿ですよね
飯田)緑谷くんが直球な悪口を…
出久)仕方ないじゃん!
凛)う”ぅ〜…
上鳴)こりゃダメだな、轟〜悪いが氷出してやってくれ
轟)!!分かった
教卓で液体になっている私の隣に轟くんが現れ左頬に冷たいのを感じた
凛)つめたぁい…んぅ”〜…
轟)どうだ?
凛)さいこぉ〜…寝ていい?
轟)寝たら燃やす
凛)う”〜…せんせーの扱いひっど
右手にスリスリと擦り寄っていると耳元で突然「彼女じゃないんすか?」と囁かれ左側を見ると図に乗っている轟くんの顔があった
凛)さ、さいってぇ…///(クッソイケメンめ…)
轟)男は皆そんなもんだ
凛)お前は一段とサイテーだわ!まだ尾白君とかのほうが可愛げあるわ!
尾白)俺!?ちょ、巻き込まないで…
凛)うるさいうるさい!先生をからかったらこうなるってよーく学べよ!(くっそ…ココ最近よく調子が来るな…ストレス溜まってんのかな……酒呑むか)
席から立ち上がり帽子を深く被り響香ちゃんにお礼を言ってから私は足早に教室から出ていつもの部屋に向かった
NOside
響香)……なんか先生反応可愛くなかった?
峰田)それ思った〜!
尾白)(じゅ、純粋を犯してるかと思った…///)
上鳴)なぁなぁ!これって真面目に惚れ始めたとか有り得るくね?
轟)あの人が?ただ単に驚いてただけだろ
上鳴)いやいや!ねぇって!驚いただけで顔赤くしねぇだろ!驚いただけなら恒例のうびゃあが聞こえるだろ!
轟)それもそうか…
尾白)う、自惚れていいやつ…?
上鳴)聞きに行こうぜ〜!
出久)ちょ、今から授業始まるから!どうせあの人放課後まで寝てると思うし!
上鳴)たぁしかに!
出久)ほらほら!座ろ!
上鳴)おっしゃ座るぞ〜!
凛サイド)
図書室
凛)……
私は今ココ最近の自分がおかしくなっているかもしれないと真剣に悩んでおります
何故あの時(囁かれた時)無意識にキュンとしてしまったのかがわからん
顔もすっごい暑くなったしなんというか…この顔だけは絶対に見せたくないという気持ちだけでいっぱいだったから帽子を深く被ってここまで来たけど……
凛)……惚れた…とかじゃ、無いよな……
いや!ない!絶対ない!私があんな赤ん坊同然のヤツらに惚れる訳あるか!
……いやいや!思い出そうとするな!寝るぞ寝るぞ!ったく…将来の自分が心配だよ
凛)……寝よう
寝させて頂きましたよ……朝からお昼まで動いて…お昼ご飯抜いて寝たから…まぁ、だいたい4時間ぐらいかな
4時間後
凛)ん”…o。.( ´O`)〜〜
起きてすぐはお腹がものすごい空いてた…まぁ、そりゃそうだろうなと思いつつもスマホを取りだし少しいじいじ
スマホを触っている途中で寝る前のことを思い出し少し調べて見ると……まぁ、ご想像通りの方もいるでしょう、結論は恋かも知れませんと
正直に言おう……現実から目を背けていいですか?
だってそりゃそうだろ!この方凛ちゃんずっと恋なんてしてこなかった人ですよ?いきなり恋ですね〜なんて言われたら困るじゃないですか!え?何……私がおかしいの?
凛)う”〜……
なんて…頭を抱えて唸っていると図書室の扉が開けられ目の前を見ると轟くんが居た
凛)ど、どうした?
少し戸惑い近くにあった帽子を深く被り目を合わせないようにしたら近くに近づいてきて私が被っていた帽子を取られ両手を片手で抑え込まれた
凛)な、何何!?
轟)先生、俺の目を見ろ
凛)な、なんでよ…別に良いでしょ
目を逸らし手を振り払おうとしたら振り払えず個性を使おうとしたら轟くんに根強く見つめられているせいか個性を上手く扱えず戸惑っていると轟くんにもう一度「目を見ろ」と言われ渋々目を見ると行成頬にキスをされた
凛)な、なに…?
眉間に皺を寄せ戸惑っていると今度は唇にキスをされた
凛)えっと…り、凛ちゃんにチューしたって……その、な、何にもないよ…?
轟)反応が面白くてな笑
凛)は、反応…?
轟)顔真っ赤だぞ笑いきなりの事で情報が処理しきれないか?
凛)んなっ///(た、確かに…すごい顔が暑い……へ、平静を装わなきゃ)き、気のせいじゃ…
轟)気の所為の割には風邪でも引いたかと聞きたくなるぐらい赤いが?
凛)ウグッ…
恥ずかしくて帽子を取ろうとしたが抑えられ「手…は、なしてくれるかな…」と言うといたずらっ子みたいな笑みを浮かべながら「ムリだな」と言われた
凛)わ、私にちょっかい掛けたって何にもない……でしょ…///
轟)……先生って嘘つく時って必ずと言っていいほどにしっぽを丸めるよな
凛)ふぇ!?
轟)気付いてなかったのか?
凛)う、うぅ…き、気づいてるに決まってるでしょ!
轟)嘘ついたの認めたな
凛)(*°ㅁ°)ハッ‼
轟)何にどう嘘ついてるのかすげぇ気になるな〜…教えてくれるよな?
凛)わ、わかんないものを教えるって…難しいに決まって……
言い訳をしようとしたら手を離され行成唇にキスをしてきた
凛)へ、ぁ…///
轟)嫌なら止めると思うが?
凛)あ、ちが……び、びっくりして…
轟)そんなにも早くしたつもりは無いし終わらせたつもりも無いが?
凛)う、うぅ〜…///
轟)教えてくれるな?
凛)す、好きに……その、な、なって…いたのを……その、い、偽って…いま……した……
顔を隠しながらモゴモゴというと轟くんにまた手を抑えられ逃がさんと言わんばかりのキスをして来た
初めはバードキスだったのに段々と舌を絡めてくるディープキスに変わり気付けば私から轟くんを求めてしまっていた
凛)んはぁ…♥とどろきく…///
轟)今だけは焦凍にしとけ、先生
凛)んぅ”…しょーとエヘヘ
轟)そうだチュッ
凛)ん”ッ…チュックチュッん、ふぅ…///♥チュルッグチュッチュゥッ
この時の気持ちは「轟くんが欲しい」でいっぱいだった
自分のしっぽを轟くんに離れないでと言うみたいに巻き付け強く自分の方に寄せただ欲望に従う様にキスを続けた
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