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私は書きたいときに書きたいものを書くので作品がどんどん増えちゃいますね。これが三日坊主っていう。まあそんなことは置いておいて、いきましょう!
⚠️時間軸バラバラ
黒太「はぁ…。」
僕は最近悩みを抱えている。いや、最近ではない。幹部になった頃からかな。それは仕事量。普通に書類整理してても残業は週6くらいの確率であるし、それに加えて時々肉体労働もある。基本的には戦略を考えて的確に伝えるだけだけど、たまに任務の場所にも行く。そんなことしてたら書類整理が終わる訳がないんだよね。
現在 23:50
定時なら19:00には帰れるはず。休みをくれ休みを。はーあ、未来でもこうなのだろうか。いや無理だ。これが続くなら僕は倒れる。
黒太「…よし、倒れる前に入水しに行こう。」
太黒「うーん、どこの川にしようか。」
僕はその辺をブラブラしながら考えていた。
黒太「あ、あの川流れも速めだしもしかしたら死ねるかも。」
なんて考えながら、僕は川の近くに近づき、少しづつ水に浸かっていった。
顔が出なくなる前に足を離し、流れに任せて流れる。いつも通りその辺にたどり着くと思ったのに、今日は運が悪かった。
大きな岩?に背中を強く打ってしまい、僕は気を失った。
敦「はぁ、太宰さんどこ行ったんだ?」
太宰さんが書類整理から逃げ出し、「どうせ入水だろう」と国木田さんに言われた為、よく流れている川に来てみた。予想は的中し、川を流れている人を見つけた。
敦「はぁ、行くか!えぇぇい!!」
ドボンッ
敦「ハァハァハァハァ…?」
僕は川から引っ張り出した人を見て思った。この子は誰…?
黒いスーツにボサボサの蓬髪、顔や体に包帯、極め付けには川に流れている。明らかに太宰さんだ。けど、身長が少し小さい。ポートマフィアの頃の太宰さん?
僕は混乱しつつ、太宰さん?を見る。
太「スー…スー…。」
すごい寝てる。川に流れてこんなに気持ちよさそうに眠れるものなのだろうか。
敦「ハックションッ」
今は冬だ。流石に濡れたままここにいたら確実に熱を出す。とりあえず連れて帰ろう。
太宰さん?をおんぶして行こうと思ったが、横たわってる人をどうおんぶすればいいのかわからず、申し訳ないけど抱っこの形になってしまった。
…なんだか少し揺れている。まだ目は開けられない。感覚的に川ではない。誰かに拾われた?少しづつ、視界が明るくなってきた。そろそろ開けられそうだ。
ぱちっ
黒太「…。」
???
状況が理解出来ない。いや、出来なくはない。理解したくないだけだ。僕は今誰かわからない人に抱っこされている。何故抱っこなのかはちょっと考えればわかった。おそらくこの人が僕を拾って横たわった僕を、どうやっておんぶすればいいのか分からなかったのだろう。
とりあえず声出すか…。
黒太「…ねぇ。」
敦「うわあぁぁぁ!!!」びくっ
うるさ…。(呆れ)
黒太「君が僕を川から出したの?なんで入水を邪魔したの?僕をどこに連れて行くの?」
敦「…ねえ、君って、やっぱり太宰さんなの?」
黒太「!? なんで…。」
敦「あ、ごめん違った?💦今向かってるのは探偵社だよ。わかる?」
どんっ
敦「うわっ(驚き)ど、どうしたの?💦」
僕は反射的にこの人を突き飛ばしていた。
黒太「僕は太宰治。なんで僕の名前知ってるの?」
敦「!? 本当に太宰さんなの…?」
チャキッ
僕はこの人に銃を構える。けどこの人の驚きようは、とても演技とは思えない。
太「敦くーん!何してんの?」
!?
敦「太宰さん…。」
太「どうしたの?それより君誰ー?」
太宰と呼ばれた人は僕の肩を掴み強引に振り向かせた。嫌な予感がする。
太「は…!?」
黒太「…。」
やっぱりね。
敦「太宰さん…。この子ってやっぱり…。」
太「…そうだね。敦くんの想像通りだ。この子は昔の私だ。」
終わり。オチを考える才能は持ち合わせていないので、想像にお任せします。
誤字脱字あったらすみません。
読んでくださりありがとうございました。
いいね、コメントよろしくお願いします🙇
それでは。