二口くん×喧嘩?(二口side)
「ブスw」
本当はこんな事思ってないのに言ってしまう
こんなんじゃ彼女に嫌われる。そう思ってた矢先
𓏸𓏸「なんでそんな事言うの!私彼女でしょ!!もういい!堅治なんて知らない!!」
遂に言われてしまった。自分が完全に悪いし、想像は出来ていたことなのに、ショックがでかい
彼女に謝れないまま部活の時間になってしまった。どうしようとため息をついてしまう
「はぁぁ〜、、、どうしよ、」
人に謝るということをあまりしてこなかったためどう謝れば良いのか分からない
黄金川「先輩どうしました?」
このまま悩んでいても仕方ない。ここは相談するべきか
「いや、さっき彼女と喧嘩してさ」
経緯を黄金川に話す
黄金川「流石にそれは先輩が悪いっすよ!!」
「それは分かってんだよ、、だけどどうこれから話せば良いかが分かんねぇんだよ」
黄金川「先輩が思ってること素直に彼女さんに話せば良いんじゃないんすか?」
、、難しいがやってみるしかない
「、、分かった」
黄金川「頑張って下さい!!」
「、、𓏸𓏸」
𓏸𓏸「、、、何」
あぁ、やっぱりまだ怒っている。まぁそりゃそうか
「さっきはごめ」
𓏸𓏸「私はブスなんでしょ?もう話しかけて来なければ良いじゃん」
その場を離れようとする彼女。
「ま、待て!」
𓏸𓏸「、何?」
「ッ!思ってねぇよ!」
𓏸𓏸「、、え?」
「ブスだなんて思ってねぇ!いっつも笑ってる所とか、朝会ったらおはようって元気に話しかけてくれるとことか、全部可愛いって思ってる!」
ポカンとする彼女をそばに、普段の本音を話す俺。
「だから!だから嫌いにならないでくれ!!」
彼はあんぐりと開けていた口を閉じ、にっこりと俺に笑いかける
𓏸𓏸「良かった!」
少し涙目にして安心している彼女を見て思わず抱きしめる。
「、ごめん。俺が悪かった、絶対これからはあんなこと言わねぇ」
𓏸𓏸「絶対だよ?私も堅治のこと大好き!!」
あぁ、良かった。心の底から安心する俺、改めて自分は彼女が好きなんだなと感じる。
これからというもの、以前のように悪口を言うことは無くなり、彼女に甘くなった二口である