フランス視点ーーーーーーーー
朝日が僕の体を照らす。
そうだ。
昨日はあんまり夜更かししてないのか。
だからこんな早くに、、
朝起きて、すぐ隣にはイギリスがいた。
んー、、頭痛い。
なんかガンガンするというか、、
なんというか、、、
そしてベットの上であたふたしていると、イギリスが起きてしまった。
🇬🇧「んぅ、、あれ?起きていたのですね」
そう言ってjeの姿を見る。
🇬🇧「赤いですね」
そう言われた。
ん、、?
🇫🇷「どういうこと?顔のこっち側ー」
🇬🇧「そういうことじゃないです」
そう言われてjeの言葉は遮られた。
🇫🇷「じゃあどういうことなの?それ以外思いつかないんだけど?」
🇬🇧「じゃあちゃんと教えるので触らせてください」
、、、は?
🇫🇷「え?!は?!ちょっと!そういうのは、、」
🇬🇧「いいってことでいいですよね?」
そう言ってイギリスが近づいてくる。
、、、死んだ⭐︎
そう思っていたら頭を優しく撫でられた。
、、は?
🇬🇧「、、やはり貴方。熱ありますよね?」
、、、
🇫🇷「え?そんなわけないじゃない、、いつも通りよ。強いて言えば、頭と体がフラフラするぐらい?」
🇬🇧「それはほとんど熱の症状なんですよ、、」
イギリスが呆れたように言う。
🇬🇧「まぁ、無理せず休みましょう」
そう言ってスマホを触り始める。
多分、誰かに連絡をとっているのだろう。
彼はとてもポーカーフェイスだ。
そして凛々しい表情をしている。
それで、最近jeが思うことは一つ。
噛みつきたい。
そして彼の血を飲み干したい。
そんなわがままな欲望は今果たされる。
がぶっ
そうしたら彼は少しびっくりしたような表情をした。
それでも無言で、しばらくこうするのを許してくれた。
そうして数秒血を飲む。
いつものjeならおかしいことに気づいたかもしれない。
だけど今は熱がある。
そして血を飲み終え満足して離れる。
そうするとイギリスは普段の表情を少し崩してとろんとしている。
🇫🇷「どうしたの、、?イギリス」
🇬🇧「いえ、気にしないでください。ただ、、、びっくりしただけです」
彼は悩みながら答えた。
彼が悩むことはかなり珍しい。
それは、彼がとてつもないほどの天才だからだ。
その裏に、どんな努力が隠されていようが天才なのは変わらない。
だからこそ悩んだ理由を知りたかった。
🇫🇷「どうして何かをなやんでたの? 」
彼の心を刺激しないように優しく質問する。
そうすると、「なんでもないです。ただ、、」と話してくれた。
🇬🇧「その、、噛まれたのがすごく、、、気持ちよかったです、、ボソッ」
そういう彼はほとんど見たことがない。
それほどだったのだろう。
それが嬉しくて嬉しくてつい抱きしめてしまった。
その仕草をかれは少し呆れたように見て。
🇬🇧「一緒に寝ますか?」
と言ってくれた。
こうして長いようで短いjeの辛い休日が終わった。
ドイツ視点ーーーーーーーーーー
朝日はいつも通りにイッヒを起こした。
夜が好きだが、朝もそれなりの良さがある。
例えば、好きな人に会えたり。
そう。
好きな人に。
今隣に眠っているのが好きな人である。
名前はイタリア。
大体の人が知っている事実だろう。
そして、彼は今多分熱を出している。
隣を見たら顔を赤くしている彼がいたし、心なしか布団がいつもより暑い。
そう考えていると、”彼ら”から連絡があった。
話によると、他のところでもそういうことがあったらしい。
つまり、今イッヒがやることはー。
そう思い立ちあがろうとしたら。
ぎゅっ
急に後ろから抱きつかれた。
普段の彼でもやる可能性はあるが、すごく珍しいことには変わりない。
そんなことを考えていると。
がぶりっ
と首元を噛まれた。
そのあと、体から血が吸い上げられている感覚になる。
🇩🇪「ん、、どうし、、」
急に力が入らなくなり倒れ込む。
なぜか、首元に不思議な感覚がある。
前に言ったことに加え、不思議なふわふわとした感覚もある。
そのせいで力が入らない。
助けを求めようとした瞬間。
急に拘束がとかれ、噛むのもやめられていた。
🇮🇹「ん、、おはようなん、、ね?」
きっと彼もびっくりしたことだろう。
なぜなら彼の下にイッヒがいて、その上に乗っかるように彼がいる。
そして布団は少し血で濡れている。
🇩🇪「、、とりあえず降りてくれ 」
そういうと、この状況を理解していなさそうな顔で返事をされた。
🇮🇹「それで、これってどういう状況なんね、、?」
彼がイッヒに聞く。
🇩🇪「あぁ、説明する」
そしてイッヒは、彼が熱を出していること、吸血行動を起こしたこと、全てアメリカなさいということを教えた。
🇮🇹「つまり、、アメリカが酷いことをしたんね、?」
🇩🇪「そういうことだ」
イタリアは少し悩んだようなそぶりを見せ、そしてこう話した。
🇮🇹「それより頭が痛いからねたいんね、、、」
確かに彼は病人である。
🇩🇪「あぁ、あとで薬も持ってくるな」
そういうと、彼は嫌そうな顔をしていた。
数日後。
カナダと韓国からもらった薬が効いたのか、彼の体調はすぐよくなった。
もうこりごりだ。
ネクスト 暇なとき
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