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「」空
『』キィニチ
よく考えてみよう。
昨日は何をしたんだ?
何で俺は、キィニチの宿に泊まって居るんだ?
キィニチの言った、“覚えてない”ってどういう事だ?
窓から照らされる太陽を見ながら考えた。
ふと思い出した。
昨日、依頼を受けて、報酬を貰った。
そこから記憶がない。
少し、太陽の光が暖かくて、眠気を誘う。
いつの間にか眠ってしまっていた。
瞼をゆっくり開けて見ると、キィニチが座っていた。
「もう帰ってきたの?」
『あぁ、意外と早く依頼が終わってな。』
しばらく沈黙が続く。
『昨日の事は、もう思い出したのか…?』
キィニチは少し顔を赤らめながら言う。
「いや、まだ全然…」
キィニチだけが知っている。
あの日の事を。
まじで微妙