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僕は羅衣と約束を交わし、眠りについた。
次の朝
おい、起きろ。僕は羅衣に肩を揺さぶられ、目を覚ました。
んん…もう朝なの…?
お前寝起き悪いな。飯食ったらすぐに、訓練所に行くぞ。
僕は眠い目を擦り、朝食に手をつけた。
朝食は、昨日の夜と同じ、硬いパンだった。
この施設、ご飯はパンだけなのかな。
いや、米とか魚とかも出る時あるぞ。
たまにしか出ないけど。てか早く食え、俺は早く訓練所に行きたいんだよ。
羅衣は僕の口の中に、パンを詰めこもうとしてきた。
分かった!!早く食べるから詰め込もうとしないで!!
早くしろ、遅れたら連帯責任で殴られるからな。ほら外を見てみろ、他の奴らも訓練所に向かい始めてる。
僕はそれを見て急いでパンを口に入れた。
食べ終わったか?よし行くぞ。
ここが訓練所?すごく広いし、マネキンも沢山。
ああそうだ。ここは、2人でペアになって訓練するんだ。そこで、作戦に協力してくれそうな仲間を作ってくれ。
でも、ここには200人くらいいるけどそんなに簡単に、味方になってくれる人は見つかるかな?
まあそこは見極めてくれ。
そろそろ訓練が始まる。頑張れよ
羅衣は、そう言い残し僕から離れていった。
訓練所にいたみんなは、チームを作り始めていた。僕も作らないと。
あの…僕とチームを組みませんか?
僕は、金髪の少年に話しかけた。
ああ?見てわかんねぇのかよ?もうとっくに決まってるんだようせろ。
僕は少年に突き飛ばされた。
うう…痛い…
君大丈夫?
声のした方を振り返ると、ポニーテールをした黒髪の少女が立っていた。
えっと…大丈夫です。
それなら良かった。ねぇ私もまだチーム決まってないんだけど、よかったら私と組まない?
え?いいんですか?
うんいいよ。私は凛よろしくね。
僕は優斗ですよろしくお願いします。
えっと…あのっ凛さん?
あはは〜タメ口でいいよ。礼儀正しいんだね。
それでどうしたの?
えっと僕ここに来たばかりで、どんな訓練をするのか分からなくて。
なるほどね。ここではマネキンに、自分自身の能力を使って攻撃をするの。防御系の能力の人は、マネキンの攻撃を防ぐ訓練をするの。マネキンにはメーターがあって、能力の強さが数値化されるからそれで競い合うって言う訓練。
君は、防御系の能力?
いや僕は戦闘向きの能力だよ。
そっかじゃあ私と一緒。じゃあマネキンのところまで移動しようか。
うんそうだね。
僕は凛と一緒にマネキンがあるところへ向かった。