⚠流血
キチガイっぽいぱらおくんがいます
ぱらおくん視点で進みます
文の解離が酷いです
あとは想像下さい。
「パラオは悪い子にならないよね。」
意識の遠い位置にいるみたいに、譫言を呟き続ける日本はおかしかった。僕の知っている日本さんを返してって言っても返してくれなくて、ぬるま湯みたいな身体でぎゅって抱きしめられた。日本さんはどこに消えたのかなんてわからなくてただ震えてるからだを落ち着かせる位しかできなかった。お空も太陽もみんなみんな黙って消えていくから嫌になっちゃう。ヒーローだと名乗るアイツも蔑んだ目で見てくるヨーロッパの奴らもいなくて世界で存在しているのが僕と日本さんだけみたいな感覚だった。
「ふふふ」
ずっと抱きしめていたらピントの合わないキラキラした目が細められた。ぐるぐるしたあの感覚が心地いい。日本さんの笑った顔はすごくきれいだった。ぐちゃぐちゃになった手で僕の頭を撫でてくれて真っ赤に染っていく洋服が重たく湿っていく。
何分たったかなんて知らないけれど、邪魔なヒーローが来て冷たくなり始めたにほんさんをうばっていった。きれいなめがどんどん崩れていくのを僕は見ているだけだったけど。反抗するにほんさんを邪魔者扱いして。さむいって言ってるの放置してる。だめだって言ってるのに。
嫌いな奴らが集まって僕は嫌だって言ってるのに洋服を着替えさせる。
日本さんの赤いのがついてるのに。
なんでそんな憐れんだ目で見るの、なんて聞いたら眉をひそめていやな顔をするの。僕を拘束しては、よくわかんないものを食べさせてくるんだ。最初にあかいろみたいなおちゃを飲ませた。あまいにおいのするもの。たべるわけないのに。
ヨーロッパのやつらはにほんさんのことをきいてはこたえるたびに顔を伏せる。少し悲しそうな顔をする。意味がわかんなくて聞いてもなんにもこたえてくれない。
「、…あなたから見た日本という国はどんな国にみえますか?」
疑問にもならないな。そんなの幸せに溢れてるに決まっている。なんでそんなに悲しげな顔をするのかなんて知らないけど。泣くならなきなよ。へんなの。
みんなはどう思うのかな。オセアニアのみんなの顔が思い浮かぶ。きっと肯定してくれる気がしてくれるよね。そんな幻想にすがる自分すら分からないまま熱くなる手足をだらりと力が入らなくなった。
あとがき
うつ病と診断させてから1年が経過しました。最近は体の調子がおかしいです。みなさんも気をつけてお過ごしください。
コメント
3件
パラオが1番狂っていたのか?、、、でも見えてた部分によって印象は全然変わるもんね!
コメントお待ちしております