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注意&説明
・初心者、ド下手くそ
・誤字、誤変換、キャラ崩壊、口調間違いあるかも
・100%捏造、ご本人様は関係なし
・地雷だったらすみません
・曲パロ「イビツナコトバ」
・VTA要素あり
小柳👻🔪「」
星導🐙🌟『』
【👻🔪視点】
前から薄々気づいていた、……星導に対する自分の気持ちを
叶わなかった晶に対する想いも、ショウに対する叶わない恋も
でも、……いつか…この気持ちを星導に伝えたい
今日たまたま合同拠点で星導に会った。
『あ、小柳君じゃないですか~!
今日は小柳君も任務があったんですね
俺丁度帰るところで~!』
「ん、そうだな..//俺も丁度帰るとこ…..」
星導に話し掛けられたのが嬉しく、体が火照っていく。
どうしよう?!顔赤くなってないよな?!
とりあえず顔を見られないように少し俯いた。
『….そういえば!小柳に話したい事があったんだった!
昨日、鑑定したお客さんに良いところのホールケーキを貰ったんですよ~!それで、一人じゃ食べれないから….今日の夜に俺の家で一緒に食べませんか?……..って小柳君?….聞いてますか?』
「ぁえ?聞いてるよ…..?///」
へ?夜に二人きり?!てか、めちゃつえーの中から俺を選んだの?!なにそれ、嬉し……////
と心の中で叫んでいると突然顔を覗かれた。
ドクドクと脈打っている音が早くなるのが分かる。
ドキドキしてるのバレてないよな?!
『え~?さっきの話、絶対聞いてなかったでしょ?!
…..なんか今日、ぼーっとしてるし….もしかして熱出てる?』
一層、星導は顔を近づけた。
柔軟剤のいい匂いがふんわりと漂ってきた。
「へっ?そんなことねぇよ!///」
『そんなことありますよ、顔が真っ赤だもん
…..少しおでこ借りますね』
と言いながら星導は俺の前髪を掬い上げ、おでこ同士をくっつけた。
『やっぱり、熱があるじゃないですか。家まで送ってあげますから…..ほら、帰る準備してください』
と俺の腕を引っ張り、帰る準備を促した。
「俺は大丈夫だって」
『そう言って、い~っも拗らせて暫く休むじゃないですか!
お見舞い行くの誰だと思ってるんですか?!
…..一緒にケーキ食べる約束も….今日はやめときましょうか』
星導は、少し悲しそうなしょんぼりとした顔をした。
「うっ…….、今回は….」
『はいはい、帰りましょうねー』
帰るのを嫌がる俺を逃がさないように星導は俺の手強く握った。
だが本当に熱ではないので星導の手を払い、逃げるように帰っていった。
『あッ!小柳くんッ!』
帰っているとき不意に涙が零れた。
たったの2文字、「好き」と言うだけなのにこんなに苦労するなんて。
素直になんてなれないや、だって….似合わないだろ?
星導の透き通っている空の様な目も
まっすぐ見つめられなくて。
家に着き、スマホを取り出すと一件の連絡が届いていた。
🐙🌟〈本当に大丈夫ですか?
薬とか簡単に作れる物買って行きましょうか?〉
👻🔪〈大丈夫だから〉
返信をするとすぐに既読が着き、メッセージが届いた。
🐙🌟〈辛かったら言ってくださいね〉
👻🔪〈わかった〉
あんな態度を取ったのにまだ俺に優しくしてくれるんだ、と思い心が温かくなると同時に星導に照れただけなのに心配をかけてしまい、嘘をついているようで胸にナイフでグサグサと刺されている様な悲しい感覚に襲われた。
このままじゃ何も変えられない
そんなの……嫌だ
数日後、合同拠点で星導にあった。
『あ、小柳くん!あれから体調はどうですか?』
「え、あ、…..大丈夫」
『え~?本当ですか?強がってたりしてるんじゃないですか?…..また、おでこ借りますね?』
と、前髪を掬い上げおでこ同士をくっつけた。2回目だが顔の近さには慣れない。
『うん、大丈夫そうですね。でも病み上がりなんだから、今日も早く寝て下さいね?』
最初から熱なんてないのに心配かけて、また心にグサリとナイフで刺された感じがした。
🤝〈やっほ~!るべくんにロウくんじゃん!〉
咄嗟に近かった顔を離し、少し距離を取った。
だが星導は何事も無かったかのように会話を始めた。
『あ、イッテツ。久しぶりですね~!』
「久しぶり、」
🤝〈久しぶり~!
…..顔が近かったから、一瞬キスしてるのかと思ったよ~!ま、そんなわけないよな~w〉
「……….へ?////……キス?/////」
🤝〈わ、ロウくん。顔が真っ赤!〉
『あははっ、ホントだ。茹でだこみたい
もしかして、俺とキスしたかった?」
素直になれる、好きって伝えるチャンスなのに弱虫になる。
「違ぇよ!!誰がお前とキスしたいか!!」
その後の会話はテンパりすぎてあまり覚えていない。
あ~あ、ほらまた冷たい態度取っちゃった。
素直になりたいのに…..
自分の気持ちを伝えて、嫌われるのがこわいから。
嫌われるぐらいだったら一生胸の中で押し留めていた方がいい。
俺、呆れるほど弱虫だよな…..
このままじゃ伝えないまま、また恋が終わってしまう。
そんなの嫌…..嫌だよ!!
絶対勇気出すから
もしも神様が俺の気持ちを代わりに星導に告げてくれたとしても
いつか自分の声で星導のことが「好き」だと伝えたい
言葉足らずな拙い言葉でも、
あの晶の時のように伝えるまでにどこか消えてしまう前に….
コンビニに出掛けていた帰り道、新しく出来たケーキ屋さんを見かけた。
窓際に飾られているいちごタルトが宝石のようにキラキラと輝いていてこのお店は美味しいケーキ屋さんなんだと直感した。
オトモがこのお店に入れと言わんばかりに服の裾を必死に引っ張っていた。
「おわっ!おいっ、引っ張んな」
いつもこんな感じでいつかは諦めてくれるのに今日は諦めそうにない。
「はぁ゙~。はいはい、入ればいいんだろ?」
お店の前に立ち、今は営業しているか確認する。
扉は木で作られていて、花の柄のような装飾を施されていた。
扉を押すとカランカランと高すぎず低すぎず心地のよい鈴の音が店内に響き渡り、甘ったるい匂いが俺を包み込んだ。
店員〈いらっしゃいませ~〉
ぺこっとお辞儀をし、ショーケースに飾られているケーキを見渡す。
どれもお手頃な値段なのに全部美味しそうだった。だが甘い物は苦手なので買うかどうか暫く迷った。
店員〈……もしかして甘い物、苦手ですか?〉
「あ、えっ、….何で分かった….んですか?」
店員〈え~、何となく?長年の勘…..ですかね?
それで、甘い物が苦手な人でも食べれる甘さが控えめなケーキやタルトがありまして~。……此方とかどうでしょう?〉
オススメされたのは葡萄や桃、マンゴーやパイナップルといった果物で飾られてるフルーツタルトだった。
「…..美味しそ」
しかも星導の好きな果物が多いな、星導だったら凄い喜んで食べるだろうなと想像をしてしまった。
星導にあげたら…..って、いやいや!なんで、…….いや、あげるか?
チャンスなんじゃないか?…..でも、どうやって誘う?
店員〈サイズがホールより小さめなので二人で分けやすく、結構記念日などのカップルが買っていかれますよ〉
「………ゔ~ん、コレ一つください」
店員〈有難うございます。お値段は~~円となります。〉
お金を払った後、タルトを受け取りお店を出ようと扉に向かった。
店員〈…..頑張って下さいね〉
「へ?」
心を見透かされているのかと思うほど驚ろき、素っ頓狂な声が出た。
「…….もしかして心が….読めるんですか?」
と恐る恐る尋ねると、店員さんは少し笑い
店員〈長年の勘です〉
家に帰り、スマホを起動させ、星導を誘うメッセージを何度も推敲する。
無難に「ケーキ、一緒に食べない?」とか?サプライズとして「俺ん家来て」とかか?いやなんか「俺ん家来て」は怖いな。
好きな人をどのように誘えばいいか、検索しても「やっぱり、前の方がいいな」とか「いや、コレはダメじゃない?////」とかずっと考えてしまう。
よし!これにしよう!!
👻🔪〈ケーキ、一緒に食べない?〉
既読が着くまで何回、送信を取り消ししようとしたことか。
🐙🌟〈いいですよ😆〉
いつかちゃんと向き合うようまく言えなくても
星導の空のような綺麗な目を見て、ずっと前から好きでしたと伝えたい
すこしイビツでも、大切な想いどこか消えてしまう前に
勇気出すから
終わり
少しオタク語りさせて下さい。
今回、書かせていただいたイビツナコトバは【ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん】というアニメの主題歌です。
ネタバレとなるので詳しくは言えないのですが、ある高校の放送部の部員である遠藤は、ひょんなことから、放送部の仲間である小林に誘われ、いわゆる乙女ゲームである『マジカルに恋して』(通称「まじこい」)をプレイすることになる。
ところがプレイを進めていると、なぜかゲーム中のキャラクターの一部が遠藤・小林の発言に反応する素振りを見せるようになる。
ゲーム中の悪役令嬢・リーゼロッテのファンである小林は、本来のゲームシナリオではどのルートでもことごとく破滅を迎えてしまうリーゼロッテを救おうと、声の届くキャラに「神の声」として指示を出し始めるようになる。そして、遠藤もそれに引きずられる形でゲームに嵌っていく。
2人が起動させた「まじこい」は2人同時でないとプレイできなくて、ゲームデータのコピーも新規保存も出来ない状態になっている。一度のミスも許されない中で誰も死なせたくないという思いを胸に、2人は奇妙なゲームを続ける。
というストーリーになっております。
そしてですね?!リーゼロッテがツンデレで好きな人にデレデレに甘えたいのに!恥ずかしくて甘えられない。逆に恥ずかしくてツンツン冷たく当たってしまう。
というツンデレ好き!集えッ!という感じの作品となっております。
此方の作品!アニメでも漫画でも小説でも見れますので見てね!!
以上ミルクセーキでした
長くなってごめんなさい。