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《 新しい1年 》
我々学校吹奏楽部は銅賞常連の学校だったが、ある年をきっかけに大きく変化した 。
とある先生が顧問となり、金賞まで上り詰めたんだとか
けれど、その時はダメ金という形になってしまった 。
ショッピ )ここに入部させてください
1人の1年生は堂々と部室に入り、部長にそう伝えた 。
部長はそれに快くOKを出す 。
その後、あと2人も入ることを決めた 。
チーノ )クラリネット、かっこえぇ … !
初めて楽器を触る1年、チーノはそのかっこよさに見とれていた 。
たまたま音が出たらしくこれに決まった 。
レパロウ )チーノさん!どうですか?
チーノと同じく1年で楽器の経験がないレパロウも楽しそうだった 。
フルートを構えては どう? と
2人は楽しそうに練習を始めた 。
最初のうちは2人とも慣れるのに必死だった 。
その近くにいた ショッピ 。
ショッピは元々中学でフルートをやっていたらしく 。とても上手かった 。
レパロウをその音色を聞くなり目を輝かせる 。
レパロウ )上手いですね!
そう声をかけてしまった 。
ショッピ )あざす
ショッピは冷たく返した 。
レパロウはその反応に困った様子 。
レパロウ )僕、できるのかな …
そんなことを零す
鬱先生 )大丈夫大丈夫 出来るよ
サックスパート ( テナー )の2年
大先生はレパロウを慰めた 。
レパロウ )あ、はい!頑張ります!
少ししか経っていなかったが、レパロウとチーノはずっと練習をし、だいぶ上達していた 。
先輩たちもそれには感心して
そんな中、吹奏楽部に迫っていたのは
夏のコンクール である 。
去年からこの学校はオーディションを行っていた 。
そのせいで結構色々あったらしいが