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2010年4月4日(火曜日)
ある女性が失踪した。自宅のカレンダーから旅行中に事件に巻き込まれたのではないかという推測が上がった。不可解な点として女性は旅行するとき必ず誰かに伝えるのであった。家族や友人に話を聞くと、そんなことは聞いていなかった。そして、カレンダーの字も彼女のではないと証言が上がった。誰にも知られたくない隠し事があったのか、それとも事故なのか。本郷寺の修行僧が、「自分はその女性と話したことがある。彼女は闇を抱えている。」そう答えた。
ある番組で、失踪した人を探そうという企画があった。今回の女性のとき、弟に話を聞いた。弟は「明るくて、優しい姉さんがなくなってしまうのは悲しい」とか答えた。放送後、すぐにおかしな点に気付いた視聴者が番組に伝えた。弟さんと話しているシーンで窓ガラスから誰かの手が見えている、その後に女性の顔のようなものがこっちを睨んでいる。プロデューサーは、弟を撮影したスタッフにおかしなことはないかと聞いた。スタッフは映像ではカットされてるが、家族写真が急に倒れたり、女性とのツーショット写真が倒れたことがあった。プロデューサーはあることに気がついた。これは、弟が怪しいのではないかということに。プロデューサーが、弟に連絡すると、あのあとこわくなったんで霊媒師をよんだんです。そしたら、ここには女性の呪いのようなものが何重にもなっていると。そこまでで、連絡は途絶えた。怖くなったプロデューサーとスタッフは、弟の部屋に行った。部屋の中で弟はしんでしまっていた。
2015年9月5日(月)
この事件は未解決事件として、闇に葬るられたのであった。